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9.24 まだまだ収穫できる白ナス [グルメ]

 ナスの品種は様々あるものの、紫ナスが大半である。ところが、うちでは白ナス(おふくろの従姉妹がそう呼ぶ)という珍しいナスを栽培している。色は薄緑色で、千切らずに放置しておくと白くなるが、そうなると種が成長してうまくない。大きさは、普通のナスの2倍(重量比)程度になる。もっとも、9月中旬からは普通のナス程度の大きさにしかならないが。
 このナス、鹿児島の一地方では、これが普通のナスであって、テレビでも放映されたことがあるし、うちのお客様で“なつかしいわ”と鹿児島出身の方がおっしゃる。
 さて、この白ナス。焼きナスにすると、滅法うまい。絶品!
 加えて、梅雨の後半から収穫が始まり、うまく行くと10月いっぱい採れる。紫ナスのように中休みすることなく、秋ナスの収穫のための枝切り再生も不要である。収穫量も紫ナスより多い。

 いいことずくめであるが、野菜というものは、スーパーは当然のこと、直売場でもセルフ販売だから、店頭に並べても“へんなナスだわ”となって買う人がいないから、市場性は全然ない。まことに残念である。
 よって、農家の方も自家用にしか作っていない。そして、種取りは面倒だし、紫ナスと一緒に栽培すると交配してしまうから、種取りする方はおらず、おふくろが毎年少なくとも200株は苗を作り、近所の方や当店のお客様に苗を差し上げることにしている。

 季節はお彼岸となり、朝は随分と涼しくなった。よって、白ナスの生りが悪くなり、3日に1回の収穫で、大きさも普通の紫ナス程度になってしまったが、今朝、十数個ほど収穫できた。小さな実もたくさん付いており、まだまだ収穫できる白ナスである。今日も、お客様に差し上げることができ、皆さんに喜んでいただける。
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