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11.24 おだてりゃ豚も木に登る [学び]

 齋藤茂太さんの著“「あなたと会うと元気になる」といわれる人の共通点”の1節に次のものがあります。

 欠点をあげつらえば、長所を見失う
 人の欠点をあげつらうのは簡単である。しかし、長所をきちんとほめるのは、意外にむずかしいものだ。このむずかしいことが、人を元気にさせるのである。
 七十代のある婦人は今でも料理、裁縫をし、短歌に精進している。
「娘におだてられ、豚も木に登っているんですよ」と楽しそうだ。
 彼女は娘さん家族と暮らしているが、みんなほめ上手なのだそうだ。
「おばあちゃんの料理がおいしい」「あばあちゃんの歌が載っていたんだよ」「これおばあちゃんが縫ってくれたの」と、娘や孫が世間の人に自慢するので、張り切らざるをえない。
「仕事を続けたい娘に、いいように使われているんですよ」という口ぶりはグチではなく、「まだまだ私がいなくてはダメね」という気概にあふれている。
 こういう人を見ると、「年寄りはほめて育てよう」といいたくなる。
 …欠点があるのは、あなたも私も同じ。しかし、自分には甘く、人には厳しい」という人は多いのではないだろうか。
 他人の欠点ばかり見ていると、「あの人はずるい人」とか「だらしなくて」と嫌うことになるのだから、もう無理矢理にでも視点をずらして長所を見つけてみよう。
 何かある。なければ、それは、あなたの「目のつけどころ」が間違っている。
「ずるいところもあるけど、それは、気の弱さからきているんだな。小心な人なんだな。はにかんだ笑顔はかわいいじゃないか」
 そう思い始めると、その人との関係もかわってくるものだ。

(小生)人に褒められれば、とっても嬉しくなるのが人間でしょう。
 特に男にその傾向が強いようです。
 ですから、亭主や爺さんがやることを褒めてやれば、まさしく「豚も木に登る」のでして、女性の男性に対する操縦術は極めて簡単なものです。
 世の女性諸君、男のゼンマイを上手に巻いてやってください。
 そうすれば、放っておいても当分の間は男どもが有頂天になって勝手に動き回りますよ。
 男である小生には、それが重々分かっているのですが、今日もまた女房にゼンマイを巻かれてしまい、知らず知らず動き回っています。

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