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1.22 最近、赤身の牛肉にはまってしまった我が味覚 [グルメ]

 牛肉が霜降り肉になって以来、どうも好きになれず、しばらく牛肉から足が遠のいていた。
 でも、あまり霜降り度が高くない牛肉は我が舌によく合うのを最近になって発見し、ちょくちょく食べるようになってしまった。
 思い起こしてみるに、今から3、40年に松坂牛の美味しい料亭が岐阜にもあった。超高級店につき、滅多に行くことができなかったが、赤身の肉で、その味のほどは言うと、とびきり良かった。しかし、10年ほど前に行ってみると、霜降り肉に変わっており、小生の舌には大いに不満であった。

 女房がときどき料理に使うのが細切れの牛肉で、肉じゃがにする。霜降りか否かに関わらず、小生は、これがどうも好きになれない。じゃがいもは、昆布としか相性が良くないと感ずる小生である。
 すき焼きも好みでないが、すき焼きに入った糸こんにゃくとネギはうまいと感ずる。そんな話を女房にしていたら、女房が、“私はすき焼きが好きだから、久し振りに(10年振りか?)すき焼きにするわ”と、先日すき焼きを食べることになった。
 もっとも、小生は、“霜降りはだめだぞ”と注文を付け、まずまずの赤肉でのすき焼きとなった。
 “こうした赤身の肉なら、たまにはすき焼きもいいもんだ”と感じ、今冬、もう1回ぐらいはすき焼きを食すことになろう。

 さて、昨日、奥飛騨温泉湯治旅の帰りに、高山の肉店で赤身の牛肉を買い求めた。ばら肉カルビである。見た目で、これならうまそうだという霜降り度が低い状態であった。当然のことだろう。カルビは肋骨の周りの肉で霜降り度が低い部分だから。
 今晩、これを焼肉として食すことになる。今から楽しみだ。

 ところで、牛肉は万人が好み、小生も赤身であったら病み付きになりそうである。と言うことは、牛肉は“麻薬”と言えよう。たびたび牛肉を食していて、何日も牛肉に在り付けないとなると、“食いてぇー”となってしまい、“はよ、食わせよ!”といきまくことになるのであるから、“習慣性があり、禁断症状が出る”という点において、“麻薬”と何ら変わるものではない。
 アルコールやたばこと同じ性質のものである。
 
 “麻薬”とは、法律でだめとか良いとかに区分されるものではなく、“習慣性があり、禁断症状が出る”か否かで判別されるものであるからして、牛肉はれっきとした“麻薬”と考えねばなるまい。
 よって、牛肉は、アルコールやたばこと同様に、“嗜む程度に食す”に止め、決してはまってしまってはならぬものと心得ねばならぬのであるが、はたしてそのように事がうまく進むかどうか、疑問になってきた最近の小生の味覚である。
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