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10.31 サヨリの刺身を楽しむ [グルメ]

<一日一楽日記>
 2日前に釣ってきたサヨリ18匹を昨日さばいて刺身にした。太さは鉛筆からサインペンクラスのものが大半で、あまり大きくなく、女房と2人で食べるにはちょっと量が少なすぎる。でも、小生はサヨリの刺身はあまり好きではないから、過半を女房が食べればよく、ほどほどの量とも言えよう。
 さて、さばき方。これは手馴れたもので、まず、包丁で頭と尻尾を切り取り、安全カミソリで腹ビレを削ぎとり、腹を開く。水道水で内蔵を洗い流すと同時に滑りを取る。今度は歯ブラシでもって血糊(黒っぽいもの)をこすり落とす。
 この処理が終わったら、ふきんで水気を取って、背骨を指でぐっと押さえて骨と肉を概ね分離させる。骨を頭側から剥がし取り、くるくるっとまるけて皿に盛る。
 皮が実に綺麗で、見た目に非常にいい。小さなサヨリであるから皮も柔らかく、皮ごと食べられるから、皮むきはせずに済む。
 女房に、好きなだけ食べろよ、と告げ、他のおかずで晩酌を楽しみ、それが終わったところで、ご飯をよそってもらい、熱々の新米で女房が食べ残したサヨリの刺身をいただくことにした。
 新米の旨みは、水を控えめにして炊くのは当然だが、熱いほどよく感ずる。これはうまい新米だ、とその旨みを堪能しながら、サヨリの刺身を口に放り込む。
 すると、サヨリの微妙な香りと旨みが口の中に広がる。サヨリってこんなにうまかったのか!驚きの発見である。いつもは、酒の肴としてチルドケースで冷やしたサヨリの刺身を食べていたから、どれほどの香りも旨味も感じなかったが、口の中でうんと温めてやれば香りも味もうんと高まるのである。
 新発見!かと思ったが、子供の頃は魚の刺身は熱々のご飯と一緒に食べており、それが非常においしかったとの記憶がある。
 大人になってからは、酒の肴として刺身を食べるようになり、皆がこれはおいしいと言っても、小生は、いつも、刺身って大して旨くねえや、と感じていた。
 これから刺身を食べるときは、熱々のご飯でもっていただくこととしよう!
 今度、といっても1年先になるが、サヨリを釣ってきたら、半分は俺に残しておいてくれ、と女房に告げねばならぬ。こんな旨いものを女房ばかりに食べさせるのは実にもったいない。 

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング)
外食につき鮮明に記憶。
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