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8.21 女房と2人で奥飛騨温泉郷へ1泊2日の湯治旅(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 一度どうしても行きたかった新平湯温泉「山ぼうし」。たった10室しかない小ぢんまりした宿で落ち着きがあり、評判が高いと聞いていた。その宿について温泉以外は昨日感想を述べたが、今日は温泉について記す。
 泉質は単純泉と書いてあり、どってことないが、かすかに硫黄らしき臭いがする。これは奥飛騨温泉どこも似たようなものだ。少々物足りないが、去年行ってきた群馬県の万座温泉のようには、どこもかもまいらないから止むを得ない。掛け流しということだけで満足するしかない。
 一般に湯温は高めであったが、これも止むを得ない。熱くなったら風呂場の淵なり岩に腰掛けて体を冷ませばいいし、冷水シャワーを浴びればいい。小生は冬でも体が熱くなったら冷水シャワーを浴び、体の熱が取れてからまた湯船に浸かる、これを繰り返し、長時間、温泉を楽しんでいる。
 さて、宿に着いてしばし休憩してから、女房と浴場に向かう。男女別の露天風呂付き大浴場の他に貸切浴場が2か所ある。貸切であるが面倒なことはない。「予約不要、時間制限なし」で「空いていたら、どうぞ」である。 
 貸切風呂がどんな大きさか、空いていたので一方を覗いてみたら、予想以上に大きい。よって、先ずはここに入ることに。洗い場は1箇所で、露天風呂は数人がゆったり入れる大きさで屋根付き。五右衛門風呂風の1人しか入れない浴槽もある。どちらも湯温は少々高め。
 小生は出たり入ったり、冷水シャワーをバンバン浴びたり、風呂の淵の岩に腰掛けたりして、ゆだらないようにする。時折涼しい風が吹き、爽やかさを感ずる。やはり標高だけのことはある。
 こうして、夕食前に1時間半は湯治を楽しんだところである。
 夕食後は一眠りして午後10時半に2回目の湯治をする。この時間であるから、貸切風呂は2つとも空いていた。1回目の隣を覗いてみたら、2人入れる内風呂と数人がゆったり入れる露天風呂があり、屋根なしである。こちらのほうが若干広めで屋根もないからより露天風呂らしく感じる。女房と2人でここに入ることにした。
 1回目と同様にして1時間半入り、上がったのは午前0時過ぎ。
 翌朝、6時に起床し、大浴場へ行く。大浴場とはいえ、露天風呂はどれだけも大きくない。内風呂は数人は入れる大きさだ。露天風呂はちょうどいい温度だったが、内風呂は貸切浴場と同程度の湯温。
 良かったのは内風呂の出窓が開けてあり、浴槽の淵に腰掛けていると、外の空気が入ってきて、露天風呂と同様の状態となる。よって、湯船に浸かったり、淵に腰掛けたりを繰り返し、冷水シャワーはあまり使わなかった。朝の爽やかな空気で十分に体が冷やされるからだ。
 こうして1時間強、3回目の湯治を行う。その間、他の入浴者はというと、ほぼ皆無。小生が入るときに、ちょうど上がった人が1人いて、上がろうと思った少し前に1人入ってきたが、カラスの行水で5分もすると出て行かれた。
 温泉に来たら、いつもこうして3回も長時間温泉に浸かるのだが、一般客は3回も入ることは少ないようだし、皆が5分とは言わないがカラスの行水に近い方がけっこう多い。こうして、たいがい大浴場も貸切状態になることが多い。温泉旅行は湯治を主目的とする小生や女房にとって、こうした一般客の存在は実に有り難いことである。
 小さな宿となると、露天風呂付き大浴場が1箇所しかなく、せいぜい男女時間交替で違う風呂に入れる程度だが、ここ「山ぼうし」は十分な大きさの露天風呂3箇所に入れるのだから、実に贅沢にできている。
 そんなことから、ここを定宿にしたいと思ったところです。食事は個室で料理もうまいし、喫煙室となる囲炉裏部屋もあるし、古民家風で落ちつきもある。言うことなし!

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿で食事。脳トレ休み。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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