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10.27 韓流100話(プロローグ) [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 “一日一楽日記”もマンネリ化してきた。記事にするまでもないことが多くなった気がする。そこで、そうした日には、「韓流100話」の中から、これは面白いと感じた話を紹介することにする。
 その「韓流100話」とは、ブログ友だちである木口政樹さんが出版された「おしょうしな韓国」という本の副題が「ほのぼの韓流100話」となっているから、それをこのブログの表題とした次第。
 この本を買って、もう1年にはなろうが、読後感想を別立てブログで書こう、書こうと思うも、ずるずると時が過ぎ、このぶんでは書かずじまいに終わりそうだから、このブログで気が向いたときに、ちょい出しするのが良かろうと、ふっと思った。よし、そうしよう、そうしよう、である。
 まず、著者の紹介。木口政樹さんであるが、何歳? 50歳過ぎなのは確か。本が出版された頃には既に韓国暮らし25年。渡韓してしばらくして語学学校の先生となり、今は大学教授で日本語を教えておられる。若くして韓国女性と結婚。生まれは山形県“米沢藩”。上杉鷹山で有名な地。「おしょうしな韓国」の「おしょうしな」とは米沢の方言で「ありがとうございます」であり、木口政樹さんは韓国を日本同様に愛しておられる。

 さて、最近の日韓関係はまことによろしくない。韓国は、反日のプロパガンダ、特に慰安婦問題で猛攻撃してくる、といったところだ。小生も、これには辟易している。しかしながら、小生は韓国(というより朝鮮という名称が好きだ)を尊敬しているし、戦前の朝鮮支配で(ただしこれは正しかった。そうせねばロシアが朝鮮を支配していた)、日本が韓国文化(言語、宗教などなど)を蹂躙(じゅうりん)したことについては、あまりにも悪乗りしすぎであり、しっかり謝罪せねばならないと思っている。韓国で戦後に漢字を廃し、ハングルだけにしてしまって、文章が随分と読解しにくくなったと言われるが、これは日本が朝鮮人に日本語を押し付けた、その反動と思えてしかたない。せっかくの良き漢字文化を失わせてしまったのであるから、その罪は深い。小生はそのように感じている。
 小生が、なぜに朝鮮を尊敬するかといえば、日本が大発展する礎となった古代の文明開化、それは4~7世紀に主として朝鮮からの渡来人によって世界最先端の様々な科学技術が日本の隅々まで伝えられたことにあるが、これによって、それまで後進国であった日本がまたたくまに大陸と同等の先進国になれ、以降、日本は実に優秀な科学技術が育まれ続けてきたからである。幕末の開国以降、日本が欧米列強の植民地にされることなく、それどころかすぐに彼らと肩を並べる域に達することができたのは、こうした歴史背景があったからと小生は捉えている。誰もこんなことを言わないが、朝鮮から渡来人が全く来なかったら、日本はいつまでたっても太平洋の孤島として文明から完全に取り残されていたのではなかろうか。

 それはそれとして、木口政樹さんは、次のように韓国を捉えておられる。以下、抜粋して引用します。
 5 おやじ
 親父はもういない。…わたしが中学だったか高校だったか忘れたが、なんかで韓国の話しになったとき、日本があれだけ責めた(いじめた)んだから、日本に対する恨みはそう簡単には解けないはずだ。こんなことを<親父が>言ったのをわたしははっきり記憶している。…あまたいる大人たちのなかで、韓国に対する日本の非を唱えた人はわたしのまわりではおやじだけだった。…韓国に対して日本が何をやったかを知る人は多い。しかしそのことによって韓国民がどれほど苦しい思いをしたかと考える日本人はあまりいない。…
 …漢字もお経も全部韓国を通して、つまり「からくに」を通してやってきたという事実を、村の寺の住職をしていた菊池和尚という人からおやじが子供のころ聞いていたようだ。菊池和尚は、韓国をとても尊敬し、おやじは菊池和尚をこのうえなく尊敬していた。学びというのは、こういうことなんだろうと思う。(引用ここまで)

 木口さんは倫理と文化から、小生は科学技術と、異なる面からのアプローチだが、国(国家)同士の接触の仕方と人同士の接触の仕方は、その立ち位置が間逆のことが多く、為政者が発する言動に惑わされてはならないのであり、同じ人として「自分たちが持ち備えていないものでいいものは学ばせてもらおう、手助けできることには惜しみなく手を差し伸べよう」などなど、互いに得るものが多いのであり、相手を尊敬し、親しく付き合っていけるものである。それによって、人生も楽しくなるのである。
 この2、3年、小生はバングラデッシュ人と付き合っている。うちのアパートの店子としてカレー屋さんが入り、その経営者がバングラデッシュ人であり、その友だちが居室へも何人か入居した。最初は、顔があまりに色黒だからビックリもし、また、あまりの文化の違いで戸惑うこともあったが、色の黒さにはすぐに慣れ、学ぶことも多く、楽しくお付き合いさせていただいている。
 その点、人種もほとんど違わず、文化も似ている(というより日本人は教えられて取り入れた)朝鮮人となると、最初から和気藹々(あいあい)とお付き合いできるのではなかろうか。隣人でもある朝鮮人であり、仲良くやっていきたいものである。
 しかし、互いに似ているからこそ、ええっ!とビックリさせられることも多い。そうした事例・事件を木口政樹さんの著書「おしょうしな韓国」から、逐次紹介しようと思っています。

 というようなことで、天安さん、ご期待ください。
 天安さんって誰?と思われましょう。これは木口政樹さんのブログ・ニックネームです。「天安からアンニョン」のブログを発信されていて、韓国文化を垣間見ることができます。 

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3日前を思い出す。0点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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天安

永築當果様

久しぶりに入ってみたら、拙著のことが出てまして
ちょっとびっくりです。(感謝)
筆者に気兼ねすることなく、ご自由にご意見を披歴していただければ、
筆者としても幸いです。
ときには歯に衣着せぬ厳しい文章も大歓迎です。

こういう関係ができるとは想像もしてませんでした。
こういう友達のことをブロ友なんていうんでしょうね。

薬屋のおやじさんのブログの中では、わたくしはこの
「一日一楽」がいちばん好きですね。
タイトルがまずはすごい。すばらしいコピーです。
肩のこらないさりげない文章がいいです。
何気ない情景を水彩画タッチでさっとことばにしてしまうような
そういう気張らないところがグッドですよね。

これからも、普段着姿の一日一楽、味わっていきます。
(温泉バージョンが特にあたくしの好み^^)

by 天安 (2017-11-01 15:47) 

どろんこ

天安さん、コメント有り難うございます。
「気兼ねすることなく、ご自由にご意見を…。ときには歯に衣着せぬ厳しい文章も大歓迎です。」とのお言葉をいただき、気楽に記事が書けそうです。
勝手させていただきます。

by どろんこ (2017-11-01 16:35) 

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