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2.27 韓流100話(その23)「お年寄り」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第23回です。
73 お年寄り
 韓国はお年寄りを敬うお国柄だ。それはいたるところで見られる。バスや地下鉄のなかでは、シルバーシート(敬老席)でなくても、お年寄りが目の前に来ると、無言でサッと席を立ち、お年寄りに席を譲る人が今でも多く見られる。譲られたお年寄りは「コマウォラ」(ありがとう)ということもあるし、なんにも言わずただ座ることもある。なにも言わないほうが多いが、それが当然だからという了解がある。また、地下鉄のなかで高校生とおぼしき学生集団が、わいわいとしゃべりまくっている。こんなとき、お年寄りがひとこと、うるさいよと静かに言うだけでざわめきがピタッとおさまる。老人に対して敬意を表するからこそのわざであろう。見ている人たちは、老人にも、また聞き分けのよい学生らに対しても心のなかで賛辞を送っていることだろう。家族で食事をするときでも、おじいさんが手をつけるまで他の人は箸を運ぶことはない。村の集まりとか、いろいろの集まりの場でも同じだ。いちばん年長の人が「さあ食べましょう」といって箸なりスプーンなりで食事に手をつけてから全員が食事をはじめる。もちろん法で決まっていることではないが、この不文律は自然に守られている。…
(脚注)
※韓国がお年寄りを敬うお国柄であることはつとに有名かもしれない。儒教の教えが色濃く残っているのである。本家本元の中国よりも儒教の教えが息づいているといっても間違いではないだろうと思う。
(引用ここまで)

 ここまで儒教色が強いと、韓国のお年寄りは日常生活において絶えず姿勢を正しておかねばならんでしょうね。そうでないと「敬意を表する」対象になりませんから。どこかの国のように、電車の中で他人の迷惑顧みず、大声で好き勝手にわいわいしゃべりまくっている年寄り、というわけにはいかんでしょうね。
 日本の戦前は、お年寄りは長老として「敬意を表する」対象になっていたと思われるのですが、戦後社会はアメリカナイズされて儒教思想が隅に押しやられたことと、「自由」「権利」といった基本的人権の概念のはき違えによって、今時のお年寄りは横着三昧で目を背けたくなるような輩が目立つようになり、とてもじゃないが「敬意を表する」対象足りえなくなってしまった感がします。
 日本の年寄りは、韓国のお年寄りの爪の垢でも飲んで、多少は襟を正さねばならんでしょう。そのうち「敬老の日」が廃止されるかも。いや、もうそうすべきと小生は思うのですが。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3日前を思い出す。0点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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