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3.27 韓流100話(その29)「横を向いて」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第29回です。
81 横を向いて
…酒を飲むならお互いおいしく飲むに越したことはない。所変われば品変わるで、文化ごとにいろいろな違いがあるわけだから、基本的で重要なルールや礼儀はやはり知っておくべきだ…
 …年下の者が年上の人間の前で酒を飲むとき、こちら韓国では面と向かって杯をあおるのは失礼とされ、すこし横を向いて杯をあげるのが礼儀なのだ。サムソンに就職する前のころだったと思うが、若者たちに日本語を教え、みんなで食事をしての二次会の飲み会で、学生たちが酒をあおるとき、わたしからの視線に対して90度ぐらい横を向いて杯をあおるので、なんとなくおかしくて、わたしは「あれあれ」という感じでプッとわらってしまった。日本だったら、親の前だろうと先生の前だろうと、「いただきます」といってそのまま杯をあおることになるはずだ。それに慣れているものだから、こちらでのふっとあらぬ方向を向いて飲み干す姿に面食らったわけである。酒に限らずたばこを吸う場合も、年上の人、たとえば親や先生の前では、面と向かってたばこの煙を吐き出すのは失礼とされ、90度横を向いて煙を吐き出すようにするのがこちらの慣わしだ。先達を敬うという儒教精神がこういったところにも息づいているわけである。韓国の美しい風習の一つとして大切にしてゆきたいものだとわたしは考えている。
(引用ここまで)

 いつのことだったか、同業者の集まりの懇親会で、息子ぐらいの若い衆が小生の前にやってきたから、空きコップを持たせてビールを注いでやったら、横向きになってグイーッと飲み干したことがありました。その姿がさりげなく、スマート(今風の言葉ではクール)に見えたものですから、“いやーあ、この青年は先達を敬っているなあ。なかなか礼儀をわきまえた輩だわい。”と感心させられたことがありました。韓国のこのことについては、まだ知らなかったときのことですが、韓流スタイルはやっぱりいいもんですね。
 さて、たばこの煙の場合、今の日本では横向きで煙を吐かないと、“てめえは俺を肺ガンにする気か!”と叱られましょうね。もっとも、宴席でもたばこが吸えない所が増えちゃって、箸休めのときに喫煙所へ行って吸うしかなくなりつつありますがね。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。他に1品。5/6で80点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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