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11.28 やっと解決したアパートの防火設備 [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 築45年の我がアパート。建築時には間もなく自動火災報知設備を設置しなければならなくなると見込まれ、配線だけはなされていた。
 その後、何年か経ち、新築物件には自動火災報知設備の設置が義務付けられ、そして、随分前に既存の集合住宅にも設置が義務づけられた。今では既存の戸建て住宅にも火災報知器は義務付けされ、設置された住宅も多い。
 我がアパートは設置をずっとせず、毎年の消防署の査察で指摘され、そのうち設置勧告を受けるようになり、改善計画の提出を求められた。
 こうした行政指導は県職員を21年間勤めた小生であるがゆえに自分でも経験があり、「早急に設置を検討します」と回答しておけば、それで済む。毎年、その繰り返し。
 ところが、そうはまいらなくなった昨今である。日本のどこかで集合住宅に自動火災報知設備がなかったがために火災で死者が出たりすると、国から地方公共団体にお達しが来る。そして、行政指導が強化される。
 3、4年前には、自動火災報知設備が未設置の集合住宅は消防本部のホームページに不適格建物として掲載されるようになり、岐阜市では既にそれを行い、我がアパートを管轄する羽島郡消防でも1年後にはそのようにすると、昨年の夏に通告された。
 こうなると、いかにもみっともない。そこで、自動火災報知設備を設置することとしたが、建築時の配線は現在の規格に合わず使用不能で、配線し直しとなり、数百万円を要した。これが完成したのはほぼ1年前。
 これで終わったかと思いきや、1階の5店舗に誘導灯を付けよ、ときた。これは、ほぼ密閉空間であるスナックについて、20年も前から消防署に指摘されていた事項だが、無視し続けてきた。それが他の飲食店やうちの薬屋までも付ける義務があるという。
 “なんで?”であるが、この際、しゃあない、仰せのとおり付けることにしよう。これに数十万円を追加投資した。
 これで、さっぱりした、と思いきや、またまた消防署から指摘がきた。今度は、避難バシゴを付けよ、というものである。建物の構造上、4階からは無理だが、3階から2階の出っ張りへは降りられ、2階から地上へ降りられるので、3階と2階に避難バシゴを設置せよというのである。
 これまた、しゃあない、仰せのとおり付けることにしよう、と覚悟した矢先、避難するとき2階の出っ張りから地上へ転落する恐れがあるから、その出っ張りに手すりを設置する必要がある、ときた。
 こうなると、“いいかげんにせよ”である。かような行政のマスターベーションに付き合っておられるか、である。そして、“誘導灯といい、避難バシゴといい、手すりといい、次から次へと小出しするとは何事ぞ”である。消防署と直接対応していたら、“避難バシゴも手すりも意味をなさないから、うちは設置せん”と言い放っていたであろう。
 ここのところは間に設置業者が入るから、小生の気持ちが消防署に伝わって、あちらで再検討される。
 再検討の結果が業者から今日伝わった。
 3階の入居者総数が10人以下であり、避難時に雑踏する恐れはないと考えられ、現状では手すりは不要。ただし、避難通路に下水配管があり、つまづいて転倒する恐れがあるので、鉄板でコの字型に囲むこと。という行政指導である。
 “しゃあないから、そうするか。年内には完全決着するよう、消防署に言ってといてくれ。”と、業者に話し、その経費が30万円ほど。
 なんだかんだで、総額6百万円ほどで決着を見たところである。
 なんともうっとしい消防署とのやり取りであったが、これでさっぱりしたといったところ。間もなく師走、すっきりした気分で正月が迎えられます。
 ”一楽日記”ではなく“腹たち日記”で書くような内容となってしまいましたが、“さっぱり、すっきりした気分”を味わえたゆえ、今日の一楽としました。お粗末。
  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち1品はなし。5/6で80点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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