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7.12 百倍にも膨らむ胃袋 [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 「からだの雑学事典」(佐伯誠一)からの引用記事をここのところ書いているのだが、読み終わってみて、けっこう面白い記事が何本かあった。今日も、その一つを紹介。
(以下、全文または部分的に引用)

 食べ過ぎると胃拡張になるか
 …胃は実によく伸縮する。からっぽのときの体積は15立方センチぐらいしかないが、満腹のときは1500センチと100倍にも膨らむ。そして3~4時間後には食物を消化してからっぽになり、また縮む。
 ところが、いつも休みなしにムチャ食いしていると、胃は縮むひまがない。常に膨れっぱなしになって消化も悪い。水を飲んだ後、おなかがチャポンチャポンと音をたてるなどというのは、胃が膨れっぱなしの証拠。これが胃アトニー症の胃拡張だ。
 胃拡張は大食が原因ではなく、消化不良からなるのだから、食欲があるときは、安心して腹いっぱい食べてかまわない。…
 いちばんいけないのは、絶えず何かを食べ続け、胃を休ませないことだ。

 大酒飲みの胃袋
 ビールなら一度に5本ぐらい飲めるのに、水はそんなに飲めない。そのわけは?
 ふつう食物は、胃で吸収されずに、腸に送られてはじめて吸収されるのだが、アルコールは胃に入ったとたん、その一部がどしどし吸収されていく。その分だけ多く飲める。
 しかし、水は吸収されないから、先に入った水が腸へ送られる前に次々飲むと、胃袋が満たされて、もう飲めなくなる。
 だから、一度に水を1升も飲むのは無理でも、酒なら平気。その何倍も飲むことができる。大鵬親方が現役時代に6升飲んだという話は有名だ。

 腹の虫の正体
 ご馳走を目の前にすると、上品にすましていても、おなかがグーグー鳴って恥をかくことがある。
 こんなとき「腹の虫が鳴く」というが、もちろん、腹にそんな虫がいるわけではない。胃は筋肉でできた大きな袋だ。ここに食物が入ると、胃袋は波のように伸び縮みして、中の食物を動かし、消化液をよく混ぜてから次の腸へ送る。
 ところが、おなかが空いたとき、おいしいものを見たりにおいを嗅ぐと、食物が入ってこなくても、胃が勝手に動き出す。これは条件反射だ。
 このとき胃の中には、前に、食物や唾液と一緒に入った空気が多少残っている。この空気が狭い胃の出口(幽門)を通って、腸へ送り出される。このとき、グーグーと音がするのである。
 腹の虫が鳴き出すのは、健康な証拠。予防法としては、とくによい手はない。
(引用ここまで)

 胃袋はけっこう働き者ですね。からだは休息したり睡眠をとったり、相当な時間ゆっくり休みます。胃袋君にもたっぷり休み時間を与えてあげたいものです。
 彼は、からだが眠りについてから、一日の最後の大仕事をします。空っぽの胃袋を盛んに動かし、胃壁の大掃除をします。その後、翌日の食物消化に備えて、動きを止めて胃壁を養生するのです。それが終わるのが早朝。夜勤明けから彼の休み時間が始まるのです。お昼までは休ませてあげたいです。つまり朝食抜き。これが胃の健康法の第一。
  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
早とちりして昨日の夕食を思い出す。0点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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