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8.25 今年が最後となりそうな濁河温泉1泊2日の湯治旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今日明日の1泊2日で出かけた海抜1800m、御嶽山七合目(六合目ともいう)にある濁河温泉での夏の湯治。
 濁河(にごりご)の名前の由来は、「草木谷と湯ノ谷が合流した地点で、互いの水が混ざり合って白くなることから来ている。もともと、それぞれは透明の水であるが、含有成分が違っていて、合わさったことで化学反応を起こして白濁する」とのことである。泉質も濁っており、これは鉄分による。温泉街を流れる濁河川には湯煙が上がっている個所もあり、湯量は豊富なようだ。
 昨年と同様に湯元館を利用した。宿の風呂は内風呂、露天風呂とも小さいので、到着して小休止の後、昨年と同様に下呂市営(以前は小坂町営)の露天風呂へいってきた。
 昨年同様にかなり熱い温泉であったから、水シャワー(非常に冷たい)との交替浴をたっぷり楽しんだ。いくら標高が高いといっても夏であり、温泉に首まで浸かると直ぐに熱くなるから、水深5cmほどのわりと平たい場所での寝湯を中心に楽しみ、1時間半ほどゆったりと湯治。
 夕食後、一休みして午後10時頃から宿の温泉につかる。内湯、露天風呂とも男女同じ形のもので小振りだが、内湯は少々熱め、露天風呂はぬるめに設定されており、これが一番利用しやすい。
 空いていて、完全な貸し切り状態。1時間しっかり楽しんだ。外気がかなり涼しいから、露天風呂中心にして、冷・温交替浴はせず、水シャワー代わりに冷気に体を当てる。空気がひんやりしており、心地いい、というか寒いくらい。
 朝も1時間しっかり楽しんだ。またまた完全な貸し切り状態。朝の露天風呂は寒い! 温泉に入る前に玄関の寒暖計を見たら、6℃。吐く息が白い。驚きの寒さだ。しかし、残暑の頃にあって、これが一番の御馳走。
 こうして、今回も1泊2日の旅で3回にわたりたっぷり湯治。
 食事はおいしいし、とってもくつろげる宿だ。来年もぜひ訪れたい濁河温泉「湯元館」であるが、残念なことに今秋で閉館されるかもしれない。
 何年も前に閉館した旅館があり、今年は当地最大の「旅館御岳」が閉館した。濁河温泉は、下呂市の旧小坂町や高山市の市街地から大きく離れており、従業員は通いが不可能で住み込みとなり、採用難であること、冬季は道路積雪・凍結で利用者が入りにくく宿泊客が非常に少ないが従業員を抱えておかねばならず、採算が取りにくいこと、温泉以外に何もないこと、といった悪条件が重なり、閉館に追い込まれるのである。
 「湯元館」は今、冬季は閉鎖して老夫婦2人で営業しておられ、よって宿泊は4組まで。今回は4組いっぱいいっぱいの受け入れで、てんてこまいしておられた。体力的に限界となっており、住み込みの従業員が来季確保できなければ、閉館するしかないと、こぼしておられた。
 そうしたことから、長年通った最高の避暑地である濁河温泉(以前は「旅館御岳」、去年からは「湯元館」、当地には他に有名な宿があるが温泉は皆個室風呂だから小さくてイヤだ。)は、今年で終わりになるかもしれない。残念ではあるが。
  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
8品思い出す。うち2品は別のもの。6/10で60点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(2) 
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コメント 2

天安

この時期、6℃というのはまさに驚きですね。こんないいところなのに今年が最後になるかもしれないと知り、韓国の地からですが非常に残念に思っております。採算が合わなければいくら人がよくても継続することは難しいですよね。でも、なんらかの吉報がはいり閉館じゃなく継続開館となるかもしれませんよ。^^
by 天安 (2019-08-28 09:25) 

どろんこ

天安さん、コメント有り難うござます。
濁河(にごりご)温泉の夏の避暑には過去数回訪れているのですが、いずれも残暑厳しい時でした。
今回は、下界もわりと涼しく気温は32℃台でしたし、夜は快晴で放射冷却もあり、とんでもない低い気温になったのではないかと思われます。
当地最大の旅館御岳の閉館により、湯元館に客が流れてきているとご主人が言っておられ、採算は取れそうな感がするのですが、なんせ人手不足。優良な従業員が確保できれば来季の営業をなさるとのことで、それを期待しているところです。
by どろんこ (2019-08-28 14:18) 

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