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4.20 河口湖産丸芋の栽培に再度挑戦 [百姓]

 一昨年10月に1泊2日の家族旅行で富士山を周遊してきた。そのとき、忍野八海に立ち寄ったら、河口湖産の丸芋(山芋)が売っていた。後日、それをトロロにしたら、天然の山芋とそんなに違わず、こってりしていて味も良かった。これより上を行く栽培ものの丸芋で、味は天然の山芋と変わらないのが山梨県鳴沢村の強力芋(ごうりきいも)だが、これはゴツゴツして調理しにくい欠点があり、また、10年以上前のことだが、親父が試しに自宅の畑に埋めてみたものの、気候が合わず育たなかった。
 さて、強力芋はだめだったが、河口湖産の丸芋(イチョウ芋?)は自宅の畑で育たないだろうか。女房が挑戦してみたらと言うので、1個丸ごとと1個の上部を残しておいた。
 栽培法が分からないので、物の本を見て、イチョウ芋の例を参考に50~70gに切り分けて8個にし、切り口に灰を付け、2週間乾かし、植え時は4月20日頃とあったから、そのとおり植付けをしたところである。
 ところが、日当たり具合が異なる3箇所で試験栽培するも、2箇所から1株ずつが発芽しただけで、他の6個は腐ってしまった。植えるときに、どうやら水が多すぎ、その直ぐ後に大雨があったから、水に漬かった状態になってしまったからと思われる。別の畑で平地用の丸芋も同様にして埋めたのだが、全滅したから、原因は、きっとそれだろう。
 発芽した2株は、葉っぱをかなり虫に食われ、弱々しく生長しただけであったが、思ったより大きな芋が取れた。ただし、形は、前の物と違い、からり長いものになっていた。多少こってり感が弱くなったような気もしたが、味は上等だった。
 切り落とした芋の上部を翌年の栽培用に残すことにしたが、これだけでは何ともならず、枝からこぼれ落ちた自然薯をかき集め、これを保管しておいた。
 自然薯なら、発芽しやすい。こぼれ落ちたものの中には、既に根が出ているものもあったくらいだ。ただし、今年は芋がまだ大きくならず、もう1年後にしか収穫できないとのことであるから、しばし待つことにしよう。
 その自然薯、20個ほどを、今日、水を入れずに畑に埋め込んだ。カラカラに乾いているが、明日、明後日が雨模様だからちょうど良かろう。
 平地用の丸芋も10日ほど前に切り分けておき、今日、同様に畑に埋め込んだ。こちらは今年の晩秋に収穫できる。去年のように全滅することはなかろう。
 晩秋には、そして、来年の晩秋には、美味しい山芋が食べられないかと、取らぬ狸の皮算用。

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4.19 エンドウを初収穫。今年もたんまり食べられる。 [百姓]

 4日前に記事にしたが、ここのところの気温は少々低めの予報であるから、絹サヤエンドウの初収穫は4月20日過ぎになろうと思われた。
 ところが、明日20日は親戚の法事で夕方の会席があり、また、翌21、22日は雨模様の天気であるから、収穫したくない。
 よって、今日19日に収穫することにした。
 多少早いかな、と思ったが、実が十分に入っていなくてもサヤがうまいのだから、サヤが大きくなっていれば収穫していい。
 お昼前に畑に行ってみたら、十分に実が入ったものがけっこう生っている。まず、それを収穫。一回りしたところ、これでは少々少ない感がした。そこで、もう一度見て回り、まずまず実が入ったものを追加収穫。
 そんなに量は多くないが、これでよし。夫婦ともにエンドウの卵とじが大好物で、今晩、初物を食すことができる。有り難いことだ。
 次回の収穫は、雨が上がった4日後の23日を予定しよう。それまでは晴れ間が少ないから身の入りようが大して進まないだろうが、4日も置けば、たぶん食べきれないほど生っていることだろう。楽しみだ。
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4.18 グッドタイミングの雨 [百姓]

 当店月初めセールが終わった4月8日以降、連日、畑仕事をしてきた。ゴールデンウイークに夏野菜を定植するための下準備である。
 その間、雨は全く降らず、予定したことが思いのほか順調に進んでいく。終盤は畝立てであるが、土がよく乾いていて力が要らないから、3日予定していたのが2日で済んでしまった。
 そして、手が空いたらネギ苗を移植(仮植え)しようと考えていたのだが、これも昨日の朝に行うことができた。
 今日からは、らしい畑仕事はゴールデンウイークまで全くない。
 それに合わせたかのように今朝は雨。小雨であるが、明後日、明々後日も小雨模様である。実にグッドタイミングの雨である。
 そして、ここ10日ほど毎日、種蒔きしたニンジンの水やりをしていたが、それもする必要がなくなった。わざわざ畑まで水を運ばなくて済むから大助かりだ。まずまずの芽吹きが認められるから、数日後に土が乾いても大丈夫だから。
 また、昨日仮植えしたネギも小雨であるから助かる。あまりの多雨だと根腐れする恐れがあるからだ。
 雨で唯一困るのは、雑草が勢いを付けることだが、畑仕事が順調に進んでいたから、その合間に、目立った雑草の草叩きや草引きも済んでいる。
 4月下旬にやるべき畑仕事がほとんどないなんてことは近年では珍しい。
 ここは、お天道様に、感謝、感謝、大感謝。
 
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4.17 アザレアが花盛り [稼業]

 ここ2年間、11月初めのセールでアザレア(西洋つつじ)の鉢植をお客様に差し上げている。
 そのときには少し花が開いており、11月中旬から3月まで楽しめる。
 随分と長く花が楽しめるのであるが、上手に管理すると4月いっぱい花がポンポンに付いたままの状態にもっていける。
 これは、丈夫な木かどうかでも違うようで、店頭で飾っているものは昨年はそれに近かったが、今年はというと花は半減、時期も3月半ばまでであった。
 ところが、今日ご来店のお客様に差し上げたものは、すごい花の付きようで、携帯電話で撮影した写真を見せていただいた。その方は花の管理が上手な方で、昨年の店の花より格段に良いもの。
 “すごいねえー、よくもこれだけ花を付けているもんだ”、“いい鉢植をいただいてうれしくてうれしくて、見てもらいたかったの”などと、お互いに満面に笑みを浮かべて喜びあったところ。
 このアザレア、木であるからして、花が終わってから上手に管理すれば、咲く時期は違ってくるが毎年綺麗に咲いてくれるとのことで、昨年それに挑戦した。
 でも、夏場の管理が大変で、1鉢は水を切らかして枯れてしまい、残りの1鉢も葉を虫に食われたりして、何ともみすぼらしい姿で越冬し、3月下旬から少し花を付けるようになった。
 それが、数日前からけっこう花を付けてくれるようになり、葉っぱが少なくて少々みっともないが、店頭に飾ることにした。綺麗な赤い花が美しい。

DSCN0272.JPG

 この鉢植も花が終わったら管理して来年までもたせようと思うが、今年店に飾った鉢植をきちんと管理し、来年の今頃には見栄えの良い花を咲かせたいものだ。
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4.16 間もなく96歳になるおふくろの百姓仕事 [おふくろ]

 明日、当地特産の徳田ねぎを仮植えしようと思い、今朝、自宅前の畑でねぎ苗を掘り起こし、畑に干しておいた。
 たしか1日は日に当てると良いと聞いていたからだ。
 8時半には店に行き、お昼前に自宅にある倉庫へ行ったら、おふくろがねぎ苗を軒下へ持ち込み、大中小により分けている。
 “ねぎ苗は1日干さんとてええのか。”と聞くと、“干さんとてええ。”との返事。
 小生の勘違いか?今時期の仮植えは干さずに、梅雨明け後に再び掘り起こして本伏せするときだけ干すのか?
 記憶力が落ち、時折まだらボケが出るおふくろだから、間違ったことを言っているのかもしれない。そういう小生とて高齢者となり、記憶力が落ちており、間違って記憶しているのかもしれぬ。
 まあいいや。本伏せが肝腎だから、仮植えは多少マニュアルと違っても大事ない。干さなくてもかまわん。

 5月5日には96歳になるおふくろが、今年もこうして百姓仕事に精を出している。まだまだ元気な証拠であり、いつまでも元気であってほしい。
 ところで、ねぎ苗のより分け作業は余分な仕事。小生が、まとめて須賀前の畑に持って行き、十分すぎるほどにある苗であるから、植え付けるときに大きい苗だけより出しながら使えばいいのである。

 さて、ついでながら、今日のお昼、おふくろに十六豆の種蒔きを頼んだ。昨年は今頃に直播きしたがうまく行かなかったので、今年はポット苗づくりすることにし、それを頼んだのである。
 こんなことは自分でやれば簡単に済んでしまうが、ボケ防止のためにも、ここはおふくろにさせねばならぬ。
 すると、おふくろは“直播きすりゃええ”と言う。耳が遠いおふくろだから、かくかくしかじかとメモした紙を渡し、庭先に、種・ポット・トレイ・培養土をまとめて置いておいたのだが、果たしてメモどおりやってくれるか。
 昔からそうだが、時に最近は、自分の好きなようにしか何ごともやらないおふくろであるから困ったものだが、まだなんやかや百姓仕事をしてくれるから、感謝せねばならんだろう。
 
 
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4.15 エンドウがもう少しで食べられそう [百姓]

 エンドウが生るのは気温に大きく左右される。3月下旬から4月初めにかけて気温が高く、ぐんぐん伸びて花をいっぱい付けるようになったが、それ以降は平年並みの気温で、これから先は少々低めの予報となっている。
 となると、初収穫は4月20日過ぎで、ピークはゴールデンウイークになろうか。当店のセールは5月1日からの1週間だから、ちょうどいい時期に生ってくれそうである。お客様にお裾分けできる。
 今日、畑に行ったときにジックリ見てみたら、小さな実を所々に付けている。今週末にどれだけかは初収穫できるかもしれない。
 今収穫できている野菜はキャベツと春菊、それにタラの芽(若葉)とウドの芽しかないから、エンドウの収穫が待たれる。
 エンドウは生りだしたら連日収穫できるようになり、夫婦ともにエンドウの卵とじが大好物で、毎日食すことができる。待ち遠しい。
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4.14 ニンジンが芽吹いた。 [百姓]

 3年目になったニンジン栽培。1年目、2年目は不慣れで失敗も多かった。
 その教訓を生かして、雨模様の前日、第1弾を3月29日に種蒔きした。
 翌日はけっこうな雨であったし、その後も少し雨があり、畑は全く乾かない。ラッキーであった。
 でも、晴天が続いた4月8日に念のため水やり。2日後の10日は少々乾きかけていてビックリ。あわててタップリ水やり。
 さあ、それからが大変。ここで畑を乾かすと出かけた芽が全部枯れてしまうだろうからと、連日タップリ水やり。これで5日間連続して自宅から軽トラで水を運びジョウロで散水。たいていは店の開店前の8時頃で、本当はお昼にしたいのだが、これはやむを得ない。
 昨日、所々にかすかに芽吹きがあったのだが、今日はその数がうんと増えた。
 よかったー!いったん芽吹いたら少々乾いても枯れることはなさそうだから助かる。ホッとした。
 でも、ここのところ晴天続きの上、雨は当分先で、まだまだこれから芽吹くのが大半だから、当分の間、毎日水やりに出かけねばならない。

 毎日の水やりは少々面倒ですが、毎日、ニンジンの芽吹きの数が増えるのを見られるのは実に楽しいものです。
 なお、農作業としては、夏野菜用の畝立てを実行中でして、畑が乾いていて作業効率この上なしです。これは有り難い。お天道様に感謝、感謝。
 
 
 
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4.13 タラの芽、ウドの芽をてんぷらに [グルメ]

 タラの芽のてんぷらほど美味いものはない。さらにその上を行くウドの芽である。昔は、山へ行って、これらを摘んできたり、おすそ分けしていただいて、毎年賞味できた。
 でも、素人がタラの芽を摘むと元から千切ってしまい、その芽の箇所は翌年は芽が出ない。一方、山ウドは素人では見つけにくい。こうして、だんだん手に入らなくなり、畑で栽培するしかなくなった。
 ところが、市場に出回っている苗は改良(改悪)品種で、育ちはいいが、味が落ちる。特に、ウドの場合ははっきり違う。
 そこは我慢して、収穫後早速てんぷらにすれば、新鮮であるがゆえにけっこう美味い。
 きょう、どちらも初収穫した。タラは時期的に遅いが、芽がまだまだあり、若葉も美味い。ウドはこれからだが、どれだけか芽を摘むことができた。
 今晩は、それらのてんぷらを食すことができる。なお、けっこうな量があるから、大根おろしが必要となり、その準備もできている。
 今日の晩酌が楽しみだ。
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4.12 ヤーコンの輪がまたまた大きく広がりそう [百姓]

 昨年の10月以降、4回は記事にしましたが、うちから10kmほど北にお住まいの岐阜大学名誉教授の方が、小生同様に、いや、それ以上にヤーコンに惚れ込まれ、その広い人脈を生かして、ヤーコンの普及活動に東奔西走されています。もっとも、岐阜県をこよなく愛しておられる方ですから、いずれも県内ですが。
 さて、昨日今日、先生とメールのやり取りをし、またまた別地区で何人もの農家の方が栽培に取り組んでみようと言う話がまとまりつつあり、メールでは何だからとご来店もされて打ち合わせをし、そしてヤーコン談義に花を咲かせ、楽しく懇談させていただけました。
 なお、今日は午後に老人ホームに鉢植(観賞用)ヤーコンを届けに行くとのことで、自家用に保存しているヤーコン芋をどれだけかお渡ししたところです。まずは食べてみて、その美味しさを味わってもらわねばなりませんからね。
 ところで、新たにヤーコン栽培に取り組もうという地区が現れたものですから、そこへは今育苗しているヤーコンの種芋が芽吹いた後にパック詰めしたものをお渡しせねばなりません。その数は200はいるでしょう。
 でも、今年は、種芋を大口2箇所に数百個配布した他に、苗床で800ほど育苗していますので、十分に都合がつきます。毎年、1000個はパック詰めしていますから、何とでもなるのです。
 何だったら倍の400、3倍の600とて可能です。うちで使うのは100弱で、9割以上が普及啓蒙のために差し上げているのですから、対応可能なのです。
 ここ10年来、毎年1000個程度ヤーコン苗をパック詰めしているのですが、今年初めて、本当にもらっていただきたい方々に大量配布することができそうで、こんなうれしいことはないです。
 名誉教授先生に、感謝、感謝。
 

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4.11 ブログを見て遠方からお客様がご来店 [稼業]

 つい先ほどのことですが、メインブログ「薬屋…」をご覧になった方がご来店いただけました。脳梗塞を患った80歳のお父上を連れて息子さんがお出でになったのです。
 お父上は血圧が高く、お医者様からいただいた薬を飲んでおられ、頭がボーッとして無気力状態になりがちとのこと。
 そこで、ご相談。
 血圧が180を超え、時に200以上になるとのことですから、降圧剤を止めて何も飲まなくていい、とは参りません。 
 そこで、息子さんからのご要望もあり、漢方薬で血管の掃除をしてくれる丹参製剤を飲んでいただくことにしました。これは当然に血圧を下げる作用もあります。
 そして、日常生活のアドバイスとして、毎日の散歩を欠かさないよう、お話ししたところです。
 お父上のお話では、脳梗塞の後遺症として、少々のふらつきと歩きにくくなったとのこと。これらは降圧剤の副作用とも思われますが、散歩して血流をよくすれば脳梗塞の再発防止にもなりましょう。
 薬に頼りきらず、リハビリのためのしっかり散歩をして、いつまでもお元気にお暮らしいただきたいと願っているところです。
 車で1時間ほどかかる遠方からのお客様。実に有り難いことです。
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