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8.30 近所のスーパーで鮮魚朝市を始めた [グルメ]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 岐阜ではおいしい魚はなかなか手に入らない。漁港に遠く、岐阜市中央卸売市場から魚屋やスーパーが仕入れる。どうやらこの市場には新鮮な魚介類が入ってこないようなのである。よって、鮮度が落ちたものしか口に入らず、刺身はおいしかったためしがない。
 岐阜は岐阜でも飛騨へ行くと富山から鮮魚が入り、高山はまあまあ刺身がおいしいし、もっと富山に近い神岡(現飛騨市)ともなると海縁で食べる刺身と変わりない。このことは随分と昔の話であるが、今は漁港直送という形態もあるから、思わぬところでとてもおいしい刺身が食べられることがあるも、残念ながらそれは極めてまれだ。
 こうしたことから、岐阜の人は魚の味が分からない人が多い。おいしい魚を食べたことがないから、まれにおいしい魚を食べても、いつもより少しうまいかな、で終ってしまうのだろう。小生は大学時代、東京で6年過ごしたし、社会人になっても東京出張がけっこう多くて、魚を食べる機会に恵まれ、岐阜と東京の魚の違いはよく知っている。東京育ちの女房となると、もっと上だ。

 歩いて直ぐの所にあるスーパーへ女房が食材を買いに行く。地元資本の小規模展開のスーパーの時代は、目利きのいい魚屋さんが入っていて、時折おいしい魚介類が手に入った。しかし、経営難で大手スーパーVに引き継がれ、魚はまずいものに変わってしまった。もう10年以上前の話だ。
 でも、スーパーV領下店(岐阜市)は鮮魚がけっこういいとの評判で、2kmほどしか離れていないので、わざわざそこまで買いに行く方もいる。さて、昨日のこと、直ぐの所にあるスーパーV岐南店へ女房が行ったら、土日の午前中だけ鮮魚朝市を始めたとのことで、新鮮な魚介類を少々扱うようになったとのことである。従業員の方が当店のお客さんで、その方の話では、店長が張り切って新企画に取り組んでいると。
 有り難い話である。早速女房が天然真鯛を買ってきた。半分は刺身、半分は塩焼き用。店員さんにさばいてもらい、お頭とアラももらってきた。これはゴボウとショウガを一緒に煮ると実にうまいものである。小生は鯛ならばこれが一番の好物だ。
 さすが天然だけのことはある。昨日は刺身をいただき、今日は塩焼きと煮物。うまいうまい。これからはときどきスーパーV岐南店でおいしい魚介類が手に入りそうだ。
 店長さん頑張れ! いつまでも鮮魚朝市をやってくれ!

 ついでながら、刺身の食べ方について触れておこう。
 小生は、うまい刺身は熱々のご飯に乗せて食べるのが好きだ。“熱いご飯寿司”といった形だ。こうすると生魚のいい香りをたっぷり味わえるからであり、また、味も濃厚に感ずる。
 宴席などで、うまくない刺身の場合は、鍋があれば鍋に入れて煮てしまう。焼肉などの場合は、焼肉を退けて先に刺身を焼き魚にして食べる。このほうがうまく感ずる。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。他に2品。5/7で70点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.29 処女論文「食の進化論」をブログアップしようか [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 「人類の未来はどうなるか」をテーマにして、思いつくままに書き綴り、時折このブログにアップしている。書きだめたものが数本ある。
 そして、今、書きつつあるものは、小生の処女論文「食の進化論」と関係するものとなった。そこで、13年前に書き上げたものだが、それをざっと眺めていたところ、今に通用する内容に思われ、ブログアップしようか、という気分になった。
 もっとも、一部は勉強不足で、通り一遍の中身のない事項もあるが(だからブログアップを見合わせていたが)、過半はかなりかなり奥深い内容であると自負しているところであり、ネット公表したところで恥ずかしくないであろう。
 手が空いたときに、少しずつキーボードを叩くこととしよう。なんせワープロで打ったものであり、そのフロッピーディスクもどこかへ行ってしまって、コピー製本した本を見ながらパソコンに打ち直すしかないのであるから。
 であるからして、改訂版(どれだけも直しはないが)として、所々今の自分に気に入った表現で書き改めることにしよう。
 で、これをどのブログに載せるべきか。やはりメインブログ「薬屋のおやじのボヤキ」が座りがよかろう。食学に重点を置いたブログゆえ。
 というようなわけで、どれだけか書き溜めた後、定期的に投稿するつもりでいる。
 さあ、これから少々忙しくなるぞ。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
8品思い出す。うち1品は別のもの。1品はなし。6/9で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.28 ああよかった、生きておられた [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 超遠方のお客様、脳卒中という爆弾を抱えておられ、健康食品や漢方薬でなんとかこらえているという状態。最近はまとめ買いしていただき、2カ月に1回のお買い上げで、いつも電話注文が入る。
 ところが、2か月過ぎても電話がかかってこない。
 ああとうとう3度目の脳卒中が起きてしまったのだろうか。丸4年間もったのに残念なことになってしまったか。たいしてお役に立てなかったなあ。
 そんな思いにとられていたところ、今日、ちゃんと電話が入った。すこぶるお元気そうである。よかったよかった。一安心。
 この方には3月以来、新型コロナ対策ということもあって免疫力をアップするミネラル剤も飲んでいただいている。ミネラルは第一番に新陳代謝促進に不可欠であり、脳血管を若返らせる効果もある。これもずっと飲んでいただき、脳卒中の再発なく、末永く元気にお暮らしいただきたいものだ。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち2品は別のもの。4/8で50点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.27 冗談が本気に、しかし本気が冗談に逆戻り [日々雑感]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 この前の日・月曜日に最高の避暑地「濁河温泉」で素晴らしい涼をとってきたことを記事にした。下界へ戻れば猛暑に熱帯夜で嫌になる。それ以降、8月も残り少なくなっても、猛暑と熱帯夜の連続であるからして、うんざりしてきた。
 昨夜のこと、この蒸し暑さの、あまりの嫌さかげんで、小生が「今度の日・月曜日も濁河温泉へ行こうか」と女房に冗談を言ったら、女房が真に受け、今朝、女房がネットで空き状況を調べ、「残念だわ。満室。」とガッカリとした物言いをする。
 あれっ、冗談が本気に取られてしまっていたのか、である。
 すると、小生も本気になり、「じゃあ、先週泊まったY館の向いにA荘があるから、そこでどうだ。」
 直ぐネット検索し、「おお、ちゃんと空室があるぞ。」と女房に告げる。
 女房は、A荘の評判をいろいろ知っているようであり、「値段が高いし、料理もきっとY館のようには美味しくないだろうし、行くのは止めとこ。」と消極的。そして「2週連続で出かけると掃除しなきゃいけない所が全く掃除できないし。」とまで言う。
 こうなっては、本気が冗談に逆戻り。
 残念ながら今季2度目の絶好の避暑は、お流れになってしまった。
 もっとも、小生とて、寄り道なしで片道3時間強もかかる車の運転は、少々腰が引けるから、実現しなくて助かった面はあるのだが。
 今日明日は曇りがちで、やっと猛暑日から脱したから、これでよし、としよう。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
7品思い出す。うち1品はなし。6/7で85点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.26 科学技術の大発展がもたらすもの(その1) [人類の未来はどうなるか]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 7月16日の日記に「新たな研究テーマに孤軍奮闘立ち向かおうとしている小生である。どんなテーマか? それは、人類の未来がどうなるのか、についてであるが、まだまだ頭の中で何かがもやもやしているだけといった状態」と書いた。
 テーマをもっと絞り込みたいし、絞り込まねば答えも出てこない。これは分かっているも、最初から特定の事項に絞り込むと、周りが見えなくなってしまうから、今の段階では最大限広く構えないと前へ進みそうにない。
 前回は「ヒトの形質変化は将来どのように進むだろうか」に関して、5回にわたって書いたが、今回から別のテーマ「科学技術の大発展がもたらすもの」と題して、思いのままを綴ることとする。

世の中便利になれば余暇時間が増す?
 昔は歩いて2時間かかったが、自転車が普及したら30分で行け、車が普及したら10分で行けるようになった。昔はそろばんで掛け算割り算をしていて答を出すのに随分と時間がかかったが、電卓が登場したらあっという間に答が出るようになったし、今ではそれらの集計は計算ソフトがあるから数値を打ち込むだけで瞬時に答が出る。このように、何もかもが極めて短時間に処理できるようになってしまった。
 と、なれば、労働時間は昔の半分、いや、そのまた半分以下で済んでいいはずだ。特に戦後は科学技術が大発展し、当初、日曜休み・土曜半ドンが週休2日となり、有給休暇や特別休暇が増えたりしたものの、年間労働時間が幾分か縮んだだけで、実に割りが合わない。もっとも、けっこう給料がアップし、欲しいものがあれこれ手に入るようにはなってきているが。
 労働の質という面で捉えると、昔は遠方へ出張すると1泊2日で行かせてもらえ、初日に仕事を半日で済ませ、翌日は物見遊山し、労働時間に余暇が含まれていた。外回りの営業なら午前と午後の各1回、喫茶店で30分は遊べたし、内勤でも時々喫茶店へ行けた。ということは、実質の労働時間に昔も今も差はないということになろうか。
 近年は残業規制がかかり出し、勤務時間中に大慌てでわき目もふらず仕事に没頭せねばならなくなったことであろう。やり残しの仕事があれば家に持って帰るなり、こっそり早出して始業前に片づけるとか、今のサラリーマンは何かと大変なことであろう。いずれにしても、とにかく仕事は気忙しくなったに違いない。
 たまに岐阜から名古屋に出かけるときに電車に乗るのだが、昔は居眠りをして体を休めている人が大半であったが、今はスマホをいじっている人を多く見かけ、居眠りしている人はほんと少ない。スマホで何をしているのかしらないが、ぼんやりしているなんて時間がもったいないとばかり、あれこれ情報を集めたり発信していることであろう。
 世の中、便利になればなるほど一日が小忙しくなる、これが現実のようだ。普通に考えれば、便利になれば何事も簡単に片づけられ、時間が余って余裕しゃくしゃくとなり、逆じゃねえかと思いたくなる。しかし、現実は違う。これはどうしたことか。

 もう50年近く前のことだが、経済学者のE.F.シューマッハーが1973年に次のように言った。「ある社会が享受する余暇の量は、その社会が使っている省力機械の量に反比例する。」と。1973年は、ちょうど小生が社会人になった年だ。もう、その時点でこれが言われていたのだが、この年から始まったサラリーマン生活21年は、上に書いたとおりであり、最初の頃は労働時間に遊びが入り、いたってのんびり仕事ができた。しかし、年を重ねるにつれてだんだん責任ある地位に昇っていき、仕事の質・量ともに上がったがゆえに、残業や仕事の持ち帰りをせざるを得なくなり、稼ぎが増えれば余暇が減っていくと思っていたが、どうやらそれだけではなさそうだ。
 なお、サラリーマンを中途退職して稼業に就いてから26年になるが、自営業ともなると、これはまたちょっと違ってくる。自分で自分にどれだけノルマを掛けるかで忙しさが違ってきて、最初の頃はたっぷりノルマを掛け、“月月火水木金金”の仕事また仕事で余暇なんぞは盆と正月ぐらいのものであった。でも、高齢者となってしばらくしてノルマなしにしたから、今では余暇は有り余るほどにあり、好きな百姓に没頭もできる。このように自営業だと、余暇は自在に生み出せる傾向にある。

 しかし、世の中はなぜか小忙しい。ゆったりと時間が流れることはなくなった。
 地域や同業者との付き合いは、何かの行事の後でいっぱい飲むことであるが、昔のように何軒もハシゴして午前様になるようなことは全くなく、二次会とてないこともある。そして回数も減った。よって、飲み会も時間を気にしてあわただしく情報交換せねばならなくなったし、酒を注ぎにゆっくり一回りしようなら、もうお開きの時間が来てしまう。加えて、地域のちょっとした行事の後は、皆で喫茶店に行ったり、簡単な食事をしたりしたものだが、こうしたものはどんどん減り、行事が済めば即解散という傾向にある。
 これは、合理的にいこうという考えのもとに、無駄に過ごす半分仕事・半分余暇という、どっちつかずの時間は削除しようということになったからだろう。

 となれば、家に帰って過ごす時間が増えようというものだし、休日丸一日フリーということも増えてよかろう。つまり、余暇に回せる時間が大幅に増える、ということになってしかるべきだ。だが、世の中はシューマッハー理論が今でも生きている感がする。
 各種統計を見てみたが、「余暇」の定義の仕方がまちまちであり、また、睡眠時間を削って何かをする(それは労働であったり余暇活動であったりする)こともあり、「余裕」時間といったものは統計上算出するのは難しそうだ。なお、仕事をばりばりせねばならぬ世代とリタイアした後の老後ではまるで違うから、これは分けて考えねばならぬ。
 よって、定量的には求めにくく、ここは定性的に判断するしかなかろう。
 ただし、労働時間については「余暇」(あるいは「余裕」)時間と相反するから、これについては簡単に触れておこう。ホワイトカラーは労働時間が増え、ブルーカラーは労働時間が減ってきている。また、高学歴者は労働時間が増え、ブルーカラーは労働時間が減ってきている。平日は全般に労働時間が増えてきている。昔に比べ、今はこうした傾向にあるというものだ。
 こうしたことから、業種・学歴による差が出てくるから、一概に言えないものの、世の中の小忙しさから解放される「余裕のひととき」というものが、どれくらい作り出せるか、これが重要なものとなろう。
 仕事でぐったり疲れ、単に体を休める時間や睡眠時間というものは「余裕のひととき」とは言えず、「余暇」にはならない。テレビに見入るのではなく、横になってテレビを単に眺めているだけで居眠りしたりするという時間も体を休める時間に入ろう。興味を引くテレビを真剣に見られて、これが初めて「余裕のひととき」であり「余暇」であろう。
 今日は定時に帰れた。時間があるから、転職を考えて何か資格を取るための勉強をしようというのは「労働」であり、趣味の本を読むのは「余暇」となる。
 こうしてみると、平日はたいして「余暇」時間はありそうにない。
 休日はどうだろう。遅くまで寝ていたり、昼寝するのは、労働で疲れた心身を休めるためであり、決して「余暇」活動ではない。「余裕のひととき」とは言いいがたいからである。買い物だってショッピングといった感じのものは「余暇」に入ろうが、必需品の買い出しといった性格のものは「労働」以外の何物でもない。買わねばならぬ物をあちこち見て回り、冷や汗たらたら財布と相談してぎりぎりの物を決めるという頭脳労働、やっと買い物が終わり、グッタリ疲れて家で一休み、といったものは全て「労働」である。
 いずれにしても、休日に「余裕のひととき」がどれだけ味わえるか、これが余暇の大小となろう。昔と今、この「余裕のひととき」が増えたか減ったかである。
 サラリーマンの場合、やはり「余裕のひととき」は減ってきているのではなかろうか。
 
 一方、専業主婦はどうだろう。炊事・洗濯・掃除といった家事労働は電化製品が次から次へと登場し、随分と楽になった(男はそれを買うために仕事で稼がねばならず、労働時間はその分だけ減らない)。また、面倒な調理をせずとも、おいしい総菜がスーパーでもコンビニでも手に入るし、衣類については直ぐに買い換え、今やミシンの出番はなくなり、ホコリをかぶっている。専業主婦は失業したも同然で、毎日何もしなくても済んでしまい、起きている間はオール「余暇」となったやに思われる。
 そうなれば「余裕しゃくしゃく」となってよさそうだが、そうはいかない。パートに出かけて「労働」し、稼いだ銭で衣服だ、装飾品だ、化粧品だ、などなと余計な出費をし、物品を溜め込んで、家具を買い足し、入れたり出したりせねばならぬ。そう簡単には衣類は捨てられないから置場所を新たに探したりもせねばならぬ。そして、年を重ねるにつれて、鏡の前で化粧品を塗りたくって長時間悪戦苦闘もせねばならぬ。もう少しパートを増やさなくっちゃいけないかと、あれこれ考えねばならなくもなる。
 さらに近年はスマホの登場で、主婦友達とSNSをやらねばならなくなった。そうしないと仲間外れになり、日に何度もメールをチェックし、返事も出さねばならない。文字ばっかりじゃバカにされるから、面倒でも写真を入れて“インスタバエ”という新種の蝿(ハエ=映え)も取(撮)ってこなければならない。
 どうやら、専業主婦も何かと小忙しくなり、「余裕のひととき」はなくなりつつあるのではなかろうか。

 専業主婦がこうだから、働く女性はもっと厳しくなっているにちがいない。
 男だけが幸いにも「余暇」を楽しめる、といったところだろうが、これも先に言ったように、労働時間が増える業種があるし、全ての労働の質が高くなってきており、小忙しさとともに労働の疲れも増大しているから、家に帰ったら、また、休日は、とにかく心身を休めたいという気分になり、「余裕のひととき」には縁遠くなり、「余暇」も減っていく、ということになろう。

 情報化機器も「心の余裕」を奪ってきている。最初はポケベルだ。これを持たされた社員はポケベルの奴隷にされたように感じた。それが携帯電話に変わり、外回りの社員は携帯電話にこき使われるようになり、今は車に取り付けられたGPSで行動管理もされる。
 友達との付き合いも、スマホにメールやらなんやらがしょっちゅう入ってきて、いちいち応答せねばならぬ。
 公私とも情報化機器に振り回されるのである。小生は、止むを得ず携帯電話を持っているが、必要最小限の機能でいいからとメールなしにしているが、いつしかショートメールが入るようになった。煩わしい、どうでもいいメールなんて送るな、といったところだ。もっとも、電話して、長々と挨拶せずに済むという点では便利だが、なんだか水くさい関係になりそうで、あまり好きにはなれないショートメールではある。

 かくして、1973年のシューマッハー理論は将来にも適用されるのではなかろうか。いつになったら「余暇」がたっぷり生まれ、「余裕のひととき」を堪能できるようになるのであろうか。これは望みようがないものになろそうだ。
(今日はここまで) 

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち1品は別のもの。2品はなし。3/7で40点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.25 イチジク「ダルマティー」が食べきれないほど実る [グルメ]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 フランス原産のイチジク「ダルマティー」。熟しても外皮は緑色のままである。少々色が薄くなったら完熟となる。甘くておいしい。今年、樹体が完成形となり、昨年の倍近い収穫になりそうだ。
 2年前の小木のとき、鳥に全部突かれてしまい、昨年から鳥除けネット掛けすることにした。10m角の鳥除けネットである。鳥が突き始めた8月9日にネットを張り、以来、隔日で収穫している。
 ところが、毎回3、4個は鳥に突かれている。ネットに近い部分は分かるが、ネットから1m以上も離れた所をどうやって突くのか、わけが分からんが、大した数じゃないから、突く鳥の賢さを誉めてやろう。
 ここのところ毎回20個以上収穫できており、濁河温泉へも風呂上がりに食べるべく10個以上を持っていって、女房と2人でたっぷりいただいた。
 さて、今日が収穫日である。熟したものが相当数ある。30個以上収穫できた。収穫後半に入って一気に熟しだした、といったところである。千切り忘れでブヨブヨになった実をその場で食べたのだが、気持ち腐りかけているものの、とても甘くておいしかった。
 小生はだいぶ食べ飽きてきたから、毎日4個程度で十分だが、女房はというと、彼女の大好物であり、いくつでも食べると言った感じだ。婦人薬でもあるイチジクゆえ、隔日収穫を繰り返し、どんどん奥方に貢ぎましょうぞよ。
 そして、在来のイチジクの木も、まだ小木ながら、毎回1個程度熟した実を付け出した。この調子だと、来年は、こちらも相当に実を付けそうだ。うれしい悲鳴となる、我が家のイチジクである。
 今年、すでに3人のお客さんに差し上げたが、これからも何人かのお客さんに差し上げられよう。来年はもっと多くのお客様に。捕らぬ狸の皮算用にならねばいいが。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3品思い出す。うち1品は別のもの。2/4で50点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.24 最高の避暑地、海抜1800mにある濁河温泉1泊2日の湯治旅(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日今日の1泊2日で出かけた海抜1800m、御嶽山七合目(六合目ともいう)にある濁河温泉での夏の湯治。宿は「湯元館」で、昨年から老夫婦2人での経営で、宿泊客は4組限定。ご主人は元公務員で雑用係。ずっと女将さんが取り仕切っておられ、調理師もそうだ。
 その料理が実にうまい。やまが特有の素朴な料理もあれば、創作料理も登場する。一品一品が皆うまいから驚かされる。飛騨の温泉旅館のうち、ここに並び立つのは小生の経験からすると、福地温泉「長座」か新平湯温泉「山ぼうし」ぐらいのものではなかろうか。
 アルコールは当然にして岩魚の骨酒である。焼き加減がちょうど良く、うまい。
 信州当たりの旅館では、岩魚を電子レンジで焼いて日本酒に浸ける骨酒を出す所があるそうだ。こうすると生臭くて飲めない。これは、当館に宿泊された客からの情報だそうで、その方は焼き方を聞いてから注文するか否かを決めておられるとのこと。小生にはそこまで聞く度胸がないから、最近は信州では骨酒は飲まないようにしている。奥飛騨では裏切られることはまずない。
 今回気が付いたのだが、焼き肉やてんぷらに付ける塩のうまさが格別であったことだ。天然塩のようであるが、売店に売っていたから、買って帰ることにした。
 さて、ここは3年前から全館禁煙であり、たばこは玄関の外で吸わねばならぬ。吸う度に玄関まで行くのは面倒だから、窓を開けて吸うのを常としてきたが、今年から窓のところに禁煙札がデーンと置いてある。こうなると遠慮せねばならぬ。でも、我慢しきれず2回吸ってしまった。ヘビースモーカーの小生、ご勘弁願いたい。
 なお、宿をチェックアウトするとき、宿泊証明書などをいただいた。Go To トラベル還付申請に必要な書類だ。35%割引になるとは有り難い話である。近日中に申請することとしよう。いただけるものはいただかなくっちゃ、である。
 帰りはいつのどおり朝日村道の駅に立ち寄った。コーヒーが飲みたいがためである。宿にはないから、1時間ほど車を走らせ、ここまで来て飲むしかない。そして、レストランのテラスでコーヒーを飲むのだが、そのテラスは池に面しており、鯉が飼われ、鯉の餌を売っている。この餌やりがまた楽しい。3年前に池が作られたのであろう、小さな鯉ばかりであったが、昨年はだいぶ大きくなったものの数がめっきり少なくなっていた。聞くところによると鳥に大半を食われてしまったとのことであった。その鯉が今年は立派な姿になり、そして小さな鯉も何匹かいる。でも、また鳥に食われたのだろう、釣り糸が何本も張ってあった。これ以上に鯉が食われないといいのだが。
 帰りは高山から昨年と同様に「せせらぎ街道」を走り、道の駅明宝に立ち寄ったが、駐車場が空いている。道路もずっと空いており、入り込み客が例年より明らかに少ない。これもコロナの影響であろう。
 今年は濁河温泉への小坂からの入り口は大雨による土砂崩れで通行止めになっている。我々はここ何年も高山から入るのだが、年々道路整備が進み、またまた運転が楽になった。あと2、3か所、短い区間だが、すれ違いができない所があるも、そのうち1か所は大がかりに工事が進行中で、来年そこはスイスイと走れるだろう。
 往きは3時間強、帰りは4時間弱。小生がドライブできる限界といったところである。少々運転疲れする濁河だが、今頃に毎年行きたい最高の避暑地だ。
 それにしても下界は暑い。朝6℃ほどの気温が、山を下るにつれ、道路脇の温度表示が24℃、25℃、28℃、30℃とだんだん高くなり、帰ってみると36℃にもなっている。最高の避暑地で1泊した後だから、よりこたえる暑さである。濁河へ戻りたい!

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.23 最高の避暑地、海抜1800mにある濁河温泉1泊2日の湯治旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今日明日の1泊2日で出かけた海抜1800m、御嶽山七合目(六合目ともいう)にある濁河温泉での夏の湯治。ほぼ毎年今頃に出かけている。残暑厳しい時期であり、 最高の避暑を楽しむのである。
 3年連続して「湯元館」である。昨年から老夫婦2人で営業しておられ、よって、部屋数は10室以上あるが、宿泊は4組まで。今回も4組いっぱいいっぱいの受け入れであるが、泊り客は男4人、女3人いずれも高齢者である。そうしたことから、冬期閉鎖が解けた4月に早速予約を入れたところである。
 
 さて今年、天気が不安定で到着30分ほど前から小雨となった。宿に着いた頃にいったん雨が上がる。駐車場に車を停め、車から降りた途端にプーンと温泉臭がしてきた。いいもんである。今まで気がつかなかったが、雨で湿度が高くなったのか、風向きのせいなのか、いずれかであろう。部屋に入って、窓を開けたところ、再びプーンと温泉臭がしてきた。端っこの2階の部屋であり、すぐ際を風呂の排水が流れている水路があって、ここから湯気が立ち上ってきているからだ。これも風向きがいいから臭いがするのだろう。
 温泉宿に来て温泉臭を味わう。これ、最高!
 泊まった宿には内風呂と露天風呂各1つずつしかないから、宿に着いてすぐに、いつもどおり町営露天風呂(小坂町が合併で下呂市になったから市営だが、古びた看板はそのまま)へ行ってきた。毎年ここは熱い湯だが、今年は気持ち温めとなっており、長湯するに最適。でも、長時間漬かっているとのぼせるから、冷水シャワーを何度も浴びる。
 ここは御嶽山の登山客がよく利用する温泉だが、今年はコロナのせいか、天気が不安定のせいか、登山者が少ないからだろう、小生1人でほぼ貸し切り状態となった。風呂は2つがくっついた形で、一方は直径10m、片方は直径5mぐらいの大きなものである。これが貸し切りとは、なんと贅沢。
 2時間ぐらい入っていようかと思ったが、1時間経たないうちに雨が降り出し、雷鳴も聞こえだした。雷でも落ちたら大変だ。よって、1時間強で切り上げ、雨が降るなか傘をさして200mほどを歩く。宿のスリッパが雨に濡れて滑り、よっぽど裸足で歩こうかと思ったくらいだ。ゆっくりゆっくり小股で1歩ずつ歩き、10分ぐらいかけて宿に到着。その間、冷たい雨水に足が洗われ、宿に着いたときには“おお寒。体まで冷えたわい。”と相成った。さすが海抜1800mの避暑地だ。
 夕食後、一休みして午後11時頃から宿の温泉につかる。内湯、露天風呂とも男女同じ形のもので小振りだが、内湯は少々熱め、露天風呂はぬるめに設定されており、これが一番利用しやすい。時間が時間だから、誰も入っておらず、完全貸し切り状態。1時間しっかり楽しんだ。外気がかなり涼しいから、露天風呂中心にして、冷・温交替浴はせず、水シャワー代わりに冷気に体を当てる。空気がひんやりしており、心地いい、というか寒いくらい。
 夕食時は曇り空であったが、この時間となるとほぼ完全に晴れてきており、露天風呂から少しばかり星が見える。去年もそうで、風呂から出て駐車場から満天の星空を楽しんだのだが、今年もそうした。去年よりは空気が澄んでいないようで天の川がはっきりしなかったが、それでも満天の星空は満喫できた。見飽きない美しさだが、いつまでも眺めていると体が冷えてくる。夜12時を過ぎており、外は寒いくらいである。
 朝も1時間しっかり湯治を楽しんだ。6時半頃に行ったのだが、宿泊客男4人全員が入れ代わり立ち代わり風呂に入ってくるも、皆さん烏の行水で、30分以上またまた完全な貸し切り状態。朝の露天風呂は寒い! 昨年、温泉に入る前に玄関の寒暖計を見たら6℃(今年は見忘れた)で、吐く息が白かったが、今年も同じぐらいの感がした。驚きの寒さだ。しかし、残暑の今にあって、これが一番の御馳走。
 こうして、今回も1泊2日の旅で3回にわたりたっぷり湯治。温泉臭をたっぷり味わえたし、湯温は最適だったし、ほとんど貸し切りだったし、極楽、極楽。今までの湯治旅行で一番ではなかったろうか。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
8品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.22 今月の営業は何と2日に1日しかない [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今月はお盆の前後に9連休し、毎週日・月曜日の定休日と合わせて15日間の休業となる。計算するとそうなり、これにはびっくりした。8月は大の月で31日あり、休業日15日に対し営業日は16日。2日に1日休むという豪華なものだ。
 当店はそのほとんどが固定客さんであるも、9連休は十分には周知できておらず、連休中に来られた方も若干あったようだが、たいしてお困りにはならなかったようである。そうした方は、今週お出ましになり、お陰で今週の売り上げは月半ばではあるも、まずまずあった。有り難いことである。
 今日は、連続5営業日の最終日である。明日からまた2連休。やっぱり豪華に休みが取れているって感じがする。うれしいことである。
 今月は、まさに“暇つぶし&ボケ防止で店をやっている”という状態。末永く、生きている限り店をやろうという考えでいるから、これでいいだろう。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
8品思い出す。うち1品は別のもの。他に1品。7/10で70点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.21 とうとう休耕田を売ることにした [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 自宅前の万年休耕田。親父が商売を始めた47年前(冷夏で米不足となった翌年だけ米作したが)から、ずっと休耕している。
 20年ぐらい前に、レンゲ田にして地域の子供たちに遊んでもらおうとレンゲ種をたっぷり買い込んでばら蒔いたりしたが、うまくいかず、その後も種を回収したりしてレンゲ田づくりに挑戦したが、ごく一部にしかレンゲは群生せず、失敗に終わった。
 10年ぐらい前からは、土手だけに生やしていたコスモスを、休耕田の一部にも生やしてやろうと、ビッチュウでくねたを3畝つくり、種蒔きしたりして、狭いながらもコスモス田づくりに挑戦した。毎年大きな雑草を除去したりして、これは成功し、秋には奇麗にコスモスが咲き誇り、近くの老人介護施設から見学にも来てもらえた。
 しかし、その後は手入れを怠り、コスモスが雑草に負けてしまってみすぼらしくなり、コスモス田ではなくなってしまった。なんとか土手にコスモスが生えているだけで、せいぜい通行人の目を楽しませるだけとなった。
 ここ20年来、休耕田は毎年2、3回、草刈機で草刈りし、秋に刈り取ったときはその一部ときには全部を集めて、庭木の剪定ゴミなどとともに草燃やしし、出来た灰を肥料として使うことが多い。でも、10年ほど前から野焼きが厳しくなり、燃やす規模を縮小せざるを得なくなった。
 それに代わって、刈り取った雑草を畑に持っていき、藁代わりに雑草を敷くという利用法が多くなった。特に、ここ3年は年に2、3回刈り取った雑草を全部回収し、無肥料栽培の土壌づくりに活用したりもした。この6月に草刈り(8月にも一部草刈り)した雑草も全部有効活用した。
 この草刈り作業も年々しんどくなってきた。休耕田は857㎡もあるから、今では一気に刈り終えることができない。少なくとも午前と午後の2回に分けて行わねばならぬ。体力的なものもあるが、近年は雑草の種類が少し変わり、伸び方がすさまじいものがけっこうでてきたからである。
 今後は、畑での無肥料栽培も、これまでのように大量に雑草を入れ込む必要はなくなり、休耕田からの雑草運搬もたいして必要なくなる。
 庭木の剪定ゴミだって、野焼き規制で、今年は大幅に縮小した。
 こうなると、休耕田は、単に守りするために年に2、3回、草刈機で無駄な草刈り労働をするだけとなる。よって、10年もしないうちに売ってしまおうと思っていた。
 そうしたところ、昨日のことであるが、ポットに種蒔きしたハクサイの管理に店から自宅へ行ったところ、お寺の総代長さんたちと不動産屋が来ているではないか。休耕田の隣の畑、ここは隣のお寺の所有地だが、うちの新家(分家)が長年借りておられたものの、もう耕作できなくなって、昨年、寺に返却された土地だ。先日のお常飯のとき、住職がしばらくはそのままにしておくと言っておられたが、急きょ売りに出されたとのこと。
 だったら、うちの田んぼも一緒に売れば、効率よく分譲住宅が立てられよう。なんせ間に用水路があり、これが邪魔になっているが、この用水路を畑の端に付け替えすればいいのである。
 そこで、顔見知りの不動産屋に、そう話をしたら、せひそういう形にさせてほしいというから、お寺の畑もうちの田んぼも一緒に処理してくれと、話をしておいた。
 こうして、うちの万年休耕田も急きょ売ることとした次第。
 娘も息子も東京で根を生やして帰って来ないのだから、財産は不動産から金融資産に変えたほうが喜んでくれるし、休耕田の管理も10年もしないうちにギブアップするのだから、ちょうどいい機会じゃないか、である。土地は売れるときに売る、これに限る。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
7品思い出す。うち1品は別のもの。2品はなし。4/10で40点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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