1月10日からコーヒーの量を半減させた。
 それまでは午前中に3、4杯。午後も3、4杯。いずれもインスタントで、薄めのブラックを小さめのカップで飲んでいた。
 コーヒーは体を冷やす食品であり、こんなに飲んでは多少冷え症ぎみの小生の体に悪かろうというもの。現に、店のエアコンは少々緩めにかけてあるが、女房は決して寒いと言わないのに、小生は寒い寒いと言うことが多いのである。設定温度を1度上げても全く効果はない。
 これは、やっぱりコーヒーの多飲が影響しているかもしれないと思い、1月10日から、午後のコーヒーをパッタリと止めたところである。
 そしたら、1週間後には、あまり寒さを感じなくなっている自分に気付いた。この変化は、やはりコーヒーの量を半減させたことによるものだろう。
 冷え症がどれだけか改善されたのである。有り難いことだ。
 それをずっと継続して体調の変化を観察すれば、因果関係がよりはっきりしたものになるだろうが、そんなころから冷え性を改善してくれる漢方薬を飲み始めたので、その因果関係が分からなくなってしまった。
 漢方薬を飲むようになった切っ掛けは、夜中のトイレの回数を減らすのが目的であり、飲むのは夕食前の1回だけで、これでもって夕食後にうたた寝をしても、あまり寒さを感じなくなったのは有り難いが、残念ながらトイレの回数には変化がない。期待外れに終わっている。
 この漢方薬を毎日飲むようになって10日を過ぎているが、店が暇でじっとしていても、今ではたいして寒さを感じない。手の指先もあまり冷たくない。
 ここは、コーヒー半減の効果と漢方薬の効果が相まって、冷えが改善されてきたと解釈しておこう。
 いずれにしても、冷え症がどれだけか改善されて寒さを感じにくくなったのだから、喜ばしいことだ。
 ちなみに漢方薬の商品名は「霊鹿参」(救心製薬)で、鹿茸に高麗人参を配合したものである。鹿茸は腎に効くのであり、腎臓に活力を与えてくれるから、一般的には夜中のトイレの回数を減らしてくれようというものである。なお、鹿茸には副作用がある。腎(腎臓以外に生殖器も)に効くから、精力が増強され過ぎることがあることである。小生の場合は、主作用には効かず、副作用が顕著に現れるから困ったものだ。