<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 新型コロナ騒動はいろんなところに飛び火している。最初に巻き起こったトイレットペーパー買い占め騒動。何の理由もないのにトイレットペーパーの生産が落ちるというデマ。これには恐れ入った。
 たしか3月初めに巻き起こったと思うが、当店では例年3月ないし4月に、月初めセールで景品にトイレットペーパーを大量に使う。今年は4月にしたのだが、“あれれ、肝腎の景品が…”である。9月にも同じセールをやっており、2ケース弱の備蓄があったものの、少なくとも1ケースは購入せねばならないし、できれば2ケース欲しい。
 卸屋さんに早速連絡を入れたが、時すでに遅し、いつ再入荷するかわからないという。セールを1ヶ月先送りするしかないかと検討を始めた3月の半ば過ぎに、やっと1ケース入荷した。そして、月末にもう1ケース。やれやれ、である。
 こうして、今年も無事にトイレットペーパーセールができている。有り難い。
 でも、東京ではまだまだ品薄のようである。主産地はたしか静岡県の富士市、岐阜県の岐阜市と美濃市、愛媛県のどこかで、うちは主産地のお膝元にあるから良かったものの、これが産地から離れていたら、少なくとも来月送りになっていたことだろう。
 ところで、マスクを求める客は再び毎日3、4名は来るようになった。消毒液と体温計は週に2、3人といったところ。いずれも、“ございません。当店にはコロナがおさまった頃にしか入ってきません。申し訳ないです。”の繰返し。
 うっとおしいから、そろそろ店の入り口に大きな張り紙でもしたほうがいいかも。

 ここで、ちょっと、日本は後進国、韓国は先進国という、情けないやら、うらやましいやら、といった話をしておこう。
 昨日の一楽日記に書いたことの続きだが、韓国に長年住んでおられる日本人(ブロ友)の方からの情報である。韓国も新型コロナでまだまだ大変だが、マスクはまだ枚数が少ないものの欲しい人にはちゃんといきわたるシステムが見事に出来上がっている。彼のブログ記事から部分引用する。次のとおりだ。

 マスクは、5部制といって、生まれた年によって月から金曜日までに分けられ、筆者の場合は最後の数字が4なので、木曜日に薬局に買いに行けば外国人登録証を提示してマスクが2個買える。それも「KF94」というハイレベルのマスクだ。2個で3000ウォン。(300円くらい)。
 外国人登録証を提示しないとマスクは買えない。これでチェックされ、別の店に行っても買えないことになる。ネット上の連携がものすごく整っているなと感じる。
(引用ここまで)

 日本国政府は、東京を皮切りに全国各世帯に、1世帯当たり2枚のガーゼマスク(前近代的な代物)を順次郵送するというアナログチックな方法を始めるという。
 “おらが村には電気もねえ!”とでもいうか、なんたる時代錯誤の方法なこと。マイナンバー制度があるのだから、この際そのカードを普及させ、各世帯じゃなくて欲しい人にはコンビニで公定価格で買わせればいいのに。何月何日から何日までは東京都在住の方どうぞ、と、やればいい。もっともIT後進国の日本であるゆえ、そのソフトを作るのに半年はかかってしまうだろうから、目出度くソフトができた暁にはコロナは終焉していた、ということになるだろう。ほんと情けない日本である。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。