小さな無名製薬会社であっても、こだわりの一品を持っていて、少々値が張りますが、それはすぐれものであり、薬効も高いです。そうでなければ、弱小製薬会社はとっくに倒産しているでしょう。そうした医薬品は、お客様に説明を要しますから、卸屋経由ではなく直販であり、大手ドラッグも取り扱っていません。
 近年、個店の薬局・薬店はどんどん姿を消し、そうした医薬品がお客様になかなか手に入りにくくなってきました。近くの店が廃業したから、その店の紹介で少し遠い所に買いに行き、その店も廃業し、うんと遠い店を紹介されて、車で片道30分、40分かけて当店にいらっしゃるお客様が何人かおみえです。
 今朝、そうしたお客様から電話がありました。
 在庫はあるかどうかの問い合わせです。当店では、当然にして、そうした遠方からのお客様に対して絶対に在庫切れを起こさないよう、たっぷりと在庫を抱えています。でも、おみえになるお客様にとっては在庫の有無が気になるのでしょうね。これは当然のことかもしれません。
 その方は、明日ご来店。うれしい限りです。