9月16日の午前中に台風が吹き荒れ、午後には吹き戻しの風が強くなり、そして台風一過の晴天となった。
 あれから10日経ったが、以降ずっと天気が良く、ほぼ快晴の日が続き、今朝は太平洋沖の台風の影響か風が強い。
 今朝の農作業は簡単なもので急ぐ必要もなかったから、暇ができたらやろうと思っていた柳の木の枝落としをすることにした。
 柳の木は毎冬に丸坊主にするのだが、6、7月にはうっそうと生い茂る。畑に影を落とし、作物の生長に影響する。
 今年は少々遅れたが、やっと今日行うことができた。
 枝落としするには木に登らねばならない。ところが、木登りというのは実に楽しいものだ。子供の頃を思い出す。地上3mにもなれば丸で別世界のような気がして、叱られながらもよく木登りしたものだ。
 今日は、快晴で風もあるから、決して危なくはないが、より高いところに登っているような気分にさせられる。
 枝落としは簡単に終わり、しばし景色を眺める。3mほどの高さではあるが、目に入る景色は地上からのものと随分違うように感ずる。
 やはり木登りというものは高齢者になってもいいもんだ。