今日は、楽しいことがなかなか見つからず、最近読んだ本で何度読んでも笑えてしまう所を書くことにします。じつは、これが、私の「“一日一楽”日記」の切っ掛けになったのです。
 歌人:齋藤茂吉の長男の齋藤茂太さん(故人:精神科医・文筆家)の著<「あなたと合うと元気になる」といわれる人の共通点>の中の1節です。

 日々の生活の「積み重ね」から生まれるもの
 嫌なことは「悪口日記」に記し、普段の日記には楽しいこと、うれしい発見などを記すようにしよう。嫌な思いを書き並べると、あとで日記を見るのがつらくなるものだ。いい思い出も書いてある日記なのに封印したくなり、結局捨てる……そうならないためにも、別々の日記にしておくのがいい。
 さて、「普段の日記」には、おいしい物を食べたとか、季節の花が咲いたとか、日々の出来事の他に、うれしかったことをひとつ書いてみる。
 「うれしいことなんか、ない」という人は、道を歩いていたら、「おでんの匂いがして冬が近いと思った」でもいい。日々の「気づき」を書いていく。これが喜びになっていく。
(その後の話は、いい笑顔を持っている人が他の人にどんな印象を与えるかについて展開され、最後は次のように締めくくられている。)
 笑顔がいい人は、人から大事にされるのだから、もっと「自分の顔をつくる」という気持ちになって欲しい。
 さて、あなたはどんな顔になりたいか。顔だけは、日記のように「別々」というわけにはいかないのである。

 これを読んで、最後の部分は、思わず「アハハ!」と笑ってしまいました。何度読んでも楽しくなります。