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2.26 “専門家でもないくせに”とよく言われるが専門家とはなんぞや。そして学者とは。 [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 専門家とは何ぞや。ウイキペディアによると、法律で専門家と出てくるのは、公認会計士、税理士、弁理士、宅地建物取引士、司法書士、土地家屋調査士が掲げられており、技術・芸術・その他特定の職域で精通し、専門的な知識と能力のある人のこと、とのこと。
 でも、日本では学者もその範疇に入れている。地震学が専門であれば、地震学の専門家というふうに。現に、goo辞書には「ある特定の学問・事柄を専門に研究・担当して、それに精通している人」とある。しかし、これはいただけないようである。諸外国では学者は学者、専門家は専門家、と明確に区分けしているそうだ。
 このことについて、武田邦彦氏がユーチューブ<ひばりクラブ 「新随想(1)」>で解説されている。一度ご覧あれ。

 次に学者とは何か。これは学問をする人ということになろうが、現在の日本ではあまりに細分化され過ぎているきらいがある。近世の著名な西欧哲学者は自然科学者でもあったように、物事の本質に迫ろうとすると、哲学的思考から始まって科学する、ということになるであろう。そして、特定のある事象を対象として考察するにも、広範囲の自然科学の様々な分野を総動員して迫る必要があろう。それを現在の日本では「学際的」というが、学者たるものは本来はそうしたものではないか。
 このことについても、武田邦彦氏がどこかで述べられていたと思うが、ちょっと思い出せない。いずれにしても、学者たるものは「私は〇〇専門でして、他のことは全然分かりません」であっては、学者失格であろう。
 これからの学者は、皆が「哲学者兼自然科学者」であって欲しい、そんなことをふっと思った次第。願わくば小生もそうありたい。また、ポチポチ真理探訪の旅に出ようか。

 おっと、一つ忘れていた。科学には自然科学と人文科学があるが、武田邦彦氏によると、本来はこれも2分すべきものではなさそうだ。両者に垣根はなく、両方を学び、深め、そうすることによって初めて科学する学者になれるという。
 日本では、学者が他分野について言及すると、よく“専門家でもないくせに”とバッシングを受けるのは、日本の学者は、ごく狭い範囲のことしか学んでいないメクラが多いからのようだ。情けない現在の日本の学者であるが、理論物理学(量子論)においては、日本の学者は優秀であり、これは仏教哲学が身に着いているからのようで、欧米の理論物理学者からうらやましがれている。日本の理論物理学者は「哲学者兼自然科学者」なのである。正に学際的存在。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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