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4.4 女性の敬称として『女史』を使いたいのだが、なんで差別用語になるんだ? [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 書き言葉の場合、男の敬称として名字の後に『氏』を付ける。女の場合はこれが『女史』となる。これに慣れ親しんでいる小生。よって、女に『氏』を付けたものを読むと違和感を生ずる。なんだか男勝りの女に思えてしまうからだ。
 それが、いつ頃からか『女史』が使われるのを見ることがなくなった。ということは、これは差別用語の扱いを受けることになったのであろうか。
 何もかも男女平等ということからであろう、職業において『看護婦』が『看護士』に改められ、『保母さん』も『保育士』に呼び名が変わってしまった。これは、女の職業に男が割り込んだことによるが、看護も保育も本来は女に適した仕事であり、男には不適であることは動物学上(ヒトもれっきとした動物)のオス・メスの気性からはっきりしている。
 
 そんなことを思いながら、Bingチャットに聞いてみた。
 少々長い回答を得たが、その全文を以下に貼り付ける。
Q女性に対する敬称として「女史」は良いのか
A「女史」は、立派な女性を意味する敬称のイメージが強いです。しかし、近年になって差別や不快な用語として認識されています。
 本来の「女史」は、宮中で働く女性の官職を表す言葉でした。日本と中国で使われており、女官の役職の名前として用いられていました。日本では700年代に制定された大宝律令や養老律令によって、後宮で文書を扱う仕事をする女官の役職として使用されていました。中国では古代の宮中に関する記録を扱う役目を負った女官を指していました。
 しかし、現代では「女史」は不快な意味を持つ差別用語とされているため、注意が必要です。記者ハンドブックによれば、性差別の表現として避けるべき言葉とされています。1997年の版から「女史」が差別用語とされたため、知らずに使ってしまうこともあるかもしれません。
 『女史』はどのような意味を持つようになったのか?
 『女史』は日中両国で、文書を扱う女性の役職だったということから、国語の知識が豊富で頭も良く、実力のある女性であったと思われます。現代でいうなら役職に付いて(正しくは「就いて」。Bingチャットにも誤字脱字あり)いて、十分にキャリアを積んでいる優秀な女性を表すことになるでしょう。
 主に学者や芸術家、評論家や政治家など、文化や社会で通用する力のある女性に敬意を表す意味を持ったと言われています。氏名や名字に付けて『〇〇女史』と呼んだり、文書に書く時に使われたりしました。小説の中でも、名声のある優秀な女性を褒める意味で、登場人物を『女史』と呼ぶ場面も出てきます。
 「記者ハンドブック」には差別語や不快用語について注意喚起されています。特に注意をしたい言葉の中に性差別の項目があり、その中に『女史』が入っているのです。『女史』は性差別の表現の筆頭に挙げられ、「女性を特別に挙げる表現」・「男性を表す対語がない女性特有というの表現(「という」は余分、あるいは「という場合の」と脱字か? またまたBingチャットに誤字脱字あり)」は原則として使うべきでない、使う時には注意をするようにとされています。
 残念なことに、『女史』をあざけりの意味の言葉として使う方もいます。近年では男女雇用機会均等法が制定され、女性も男性も差別なく働けるようになっていますが、未だに女性が男性と方を(正しくは「肩を」。これで3つ目。あまりに誤字脱字多し)並べて仕事をするのを良しとしない向きもあります。
 ばりばりと働いて、男性にもしっかりと物を言う女性に向かって「〇〇女史」とからかって呼んだり、陰口をきいたりする人も多いのが実情です。本来は優秀な女性を意味するはずの『女史』が、不快な意味の用語として転落してしまいました。
 『女史』の敬称に対応するのは、男性の場合『氏』でないのかと考える方もいます。しかし、『氏』に尊敬の意味があり、敬称に当たりますが、一般の人全てに『氏』が使えるので『女史』の対語にはなりませんので注意が必要です。
 本来の意味であれば『女史』は女性特有の敬称になります。しかし、『氏』が男性特有の敬称という意味にはならないために対語にはならず、『氏』の代わりに『女史』を使うのは間違いなのです。やはり、『女史』は性差を意味するので差別用語に当たり、日常では避けた方が良い言葉になるでしょう。
(以上がBingチャットの回答)

 なるほど、雄々しい男は言わないが、女々しい男は優秀な女を『〇〇女史』とあざける傾向は確かにあった。これじゃあ、女は『女史』を差別用語と受け止めかねないことになる。実にけしからん、女みたいな男があまりにも数多くいる昨今。
 あ~あッ、この一文、男女差別用語のオンパレード。 
 まあ、しかし、尊敬する女性を文章中で紹介する場合、小生は、その女性に敬意を込めて『〇〇女史』としたい。これからも、ずっとそうさせていただく。
 後期高齢者となって、だんだん頑固になっていく小生。ここは許されよ。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
外食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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