5日前に小生がブルーベリーの実を摘み、昨日女房がジャムを作ってくれた。
 一方、ジャムとの交換条件で、5日前におふくろにフキを炊いてくれと注文しておいた。しかし、おふくろは“今日炊くわ”と色よい返事をしてくれたものの、その後、なしのつぶて。
 痺れを切らして、昨日“フキはどうした。”と問えば、“誰かにやってしまった。そうや、大阪が来たから土産にやった。まだ生えとるから取りゃええ。”
 弱ったものである。面倒な料理をうまいことやらずに済ませてしまったのだ。
 そこで、小生がフキを摘んできて、耳が遠いおふくろだから、メモをしたため、督促しておいた。
 そしたら、今日顔を合わせたら開口一番、“煮すぎて柔らかくなりすぎた。筋を取ったから後は煮るだけや。”と、ちゃんと料理に取り掛かってくれていた。
 ああ良かった、と安堵したところである。
 今年95歳になったおふくろには大儀かもしれないが、毎日何かやらねばならない仕事がないとボケてしまう。
 昨日今日は、フキを炊く“大仕事”により神経を使ったであろうから、ボケている暇はなかったであろう。
 間もなくおふくろ愛用の市販品ブルーベリー・ジャムがなくなるであろうから、フキが炊けたという電話があったらジャムを持っていってやろう。
 これからも仕事にガンバレおふくろ! そして、ボケを吹き飛ばせ!