<一日一楽日記>
 うちでは終戦からしばらくの間はサツマイモを大量に栽培していたようであり、こうえ(別棟)の南端には、半地下式の大きなサツマイモ保管庫がある。小生が幼少の頃、そこで保管していた記憶があるが、その後サツマイモは自家消費に止めるようになり、その保管庫は蓋をしたままで使わなくなった。今では、その上に雑然と使いもしない農業資材が積まれており、蓋を開けることは不可能になっている。
 さて、サツマイモ栽培3年目になった今年は「安納」が豊作で、芽吹かせる種芋の保存と冬越しして食べる分の保存もしっかりと措置せねばならなくなった。
 初めてのことであり、大量栽培されている方に聞くと、コンテナに種芋を入れ、畑の片隅に穴を掘って土をたっぷり掛けて保存しておられるとのことだが、畑にそのようなスペースがなく、納屋の中で保存することにした。
 断熱性が高ければ冬越しが可能と思われ、大きな発泡スチロール箱をそれより若干大きいダンボール箱に入れ、最下部や隙間に籾殻を詰めれば、断熱性が良かろうと考え、ダンボール箱づくりを過日行い、今日、詰め込み作業を行ったところである。
 一番楽しかったのはダンボール箱づくり。店で出た大小様々なダンボール箱を引っ張り出して、最も作りやすい物を選び出して少々の加工をするのである。
 そして、今日、ダンボール箱と発泡スチロール箱の隙間に籾殻を入れるとき、なんだかワクワクした。
 子供じみたサツマイモの保存法であろうが、これできっとうまくいくに違いない、と自分勝手に喜んでいる小生である。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング)
3品。正解。100点。