<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 店の自動ドアはコロナ対応ということもあって、開けっ放しにしてある。よって、外の音がけっこう聞こえる。変わり種の音として、ここのところずっと小雀のチュンチュンという鳴き声が頻繁に聞こえてきていた。
 店の真上にある2階の居室の換気口に雀が巣を作っており、卵が孵化して以来、連日にぎやかであった。それが、今日は滅多に聞こえなくなった。ときおり聞こえてくるので、外へ出てみると、巣は静かなもので、道路沿いにある電線にとまっている雀の鳴き声であった。
 どうやらとうとう小雀は巣立ったようだ。喜ばしいことではあるが、何だか寂しい。
 ところで、2階の居室の換気口は、エアコンのパイプを通す穴として利用している。内側は雨が入らぬよう、しっかり目張りしてあるが、外側は簡単に穴ふさぎしてあっただけであった。それが外れたのであろう、雀のかっこうの巣になったようだ。
 人間様が住むのになんら支障ないから、また来年、雀が巣づくりしてかまわないが、近日、穴はしっかり塞いでおいたほうがよかろう。
 というのは、こうした箇所は、たいていコウモリが巣を作る。我がアパートの西側の換気口は各区画2か所(6畳間と風呂場)あるが、古い建物ゆえ錆びついて閉めっぱなしの状態になっているから、コウモリのかっこうの巣になっている。20年ぐらい前に、全部ふさいだのであるが、入居者がエアコンを取り付けたり、CSテレビアンテナを取り付けたりすると、業者が穴ふさぎをしていかないことがあり、再びコウモリが巣を作るようになった。
 アパートの下にネズミのような糞が散らばっていれば、コウモリが巣食っている証拠。見あげてみて、2階か、3階か、4階か。だいたい見当がつき、穴ふさぎする。アパートの大家の仕事もいろいろあるもんです。
 憎きコウモリめ、であるが、雀だと愛らしくて、穴ふさぎするのもかわいそうな気がする。でも、小雀が巣立って空になった巣は、今度はコウモリが占領するだろう。やはりふさがねばならぬ。雀もコウモリも空飛ぶ動物に変わりはないが、夜行性のコウモリはやはり嫌われ者。特に今般のコロナで、より嫌われるようになった。彼らに罪はないのだが、しゃあない。小生も、コウモリはどうにも好きになれない。
 ついでながら、アパートの東面はベランダがあり、人の気配濃厚だから、コウモリは人間を警戒して換気口に巣を作ることはない。ところが空き部屋となると、コウモリが巣を作ることがまれにある。よって、全部ではないが、東面の2室の換気口の穴ふさぎを強いられることもある。彼らコウモリも、いろいろと考えに考えて巣をこしらえようとしているのである。ご苦労なことだ。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
昨日と2日前がひっくり返し。0点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。