<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年5月半ば過ぎに湯治に行くことにしている奥飛騨温泉。宿はここのところ福地(ふくじ)温泉の「草円(そうえん)」に決めており、今年も昨日今日の1泊2日で出かけた。今回で4回目の投宿である。 
 温泉のことについては昨日の日記に書いたから、それ以外について書こう。
 ベビースモーカーの小生にとって、部屋でタバコが吸えることほど有り難いことはない。自家用車には灰皿がなく、一応ポケット灰皿を置いているが、めったに車内では吸わない。よって、宿に着くなり、まずは一服。この宿にはちゃんと灰皿(蓋付き陶器製)が置いてあり、吸い放題だ。もっとも、窓を開け、網戸にして空気が入れ替わるようにしているし、なるべく窓辺で蛍族の吸い方をしているが。そんなわけで、ここを定宿にしている大きな要因になっている。ここ以外では「山ぼうし(やまぼうし)」が喫煙できる専用の囲炉裏部屋が付いており、ここも定宿にしたい宿である。
 さて、宿泊料金だが、1泊2食に入湯税がついて、2人で43,860円と奥飛騨にあっては少々高い。よって、空いていたとも言えよう。もっとも、ここはポイントカードをくれ、概ね2回の宿泊で、次回の宿泊が5,000円引きとなる優待券をくれる。ざっと5%割引になるという勘定だ。今回の宿泊で、その優待券がいただけ、次回の宿泊で使えることになった。
 そればかりではない。コロナの影響で、今、「全国支援割り」をやっており、身分証明として運転免許証を提示し、その場で6,000円引き(2人分)となった。我が夫婦はコロナワクチンを打っておらず、ワクチン証明がないと「全国支援割り」のご利益が受けられないと思っていたが、今回はそれが不用で有り難くその適用を受けた次第。それ以外に、土産物を買うクーポン券が1人2,000円いただけるとのことであったが、あいにく我が夫婦はスマホを持たないからアプリが使えず、これは権利放棄するしかなかった。

 湯治旅のもう一つの目的は新緑ドライブである。奥飛騨温泉では、標高が最も高いのは1300mの平湯であろうが、福地まで下ると1100mぐらいとなる。標高1000mともなると、新緑真っ盛りといったところだ。もっとも、時期が少々遅いせいか、黄緑色の新芽や若葉は気持ち少なく、緑色が多くはなっていたが、その分、葉が生い茂って、うっそうとしており、これまた見ごたえがある。
 いつもどおり、往きは、東海北陸道から中部縦貫自動車道に入ったから、途中の新緑はそうたいしたことはなかったが、帰りは、これまたいつもどおり、中部縦貫自動車道を使わずに、せせらぎ街道を走ったから、標高1100mの峠の前後の道が新緑真っ盛りで、見ごたえがあった。
 両日ともスカッと晴れてはおらず、薄曇りであったり本曇りであったから、最高!とはまいらなかったが、それでも十分に楽しめた新緑ドライブであった。

 帰り道、例によって「明宝(めいほう)道の駅」に立ち寄ったところ、売店は山菜のオンパレードであった。そこで、タケノコ、ワラビ、セリをゲット。今日は早速にセリご飯。明日はタケノコご飯、そしてワラビのおひたしが楽しめる。グルメ万歳! 
 そうそう、書き漏らしてしまったが、宿食もいつもどおりとてもうまかった。食事がうまいことが、この宿を定宿としている理由の一つでもある。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。