紫ナスは毎年自宅前の畑で栽培しているが、早々に枯れたり、葉っぱの虫食いが酷くて、大した収穫もできず、例年お盆の頃にはダメになってしまっていた。
 ところが、今年は幸運なことに枯れることもなく、大した虫食いもなく、お盆頃までまずます収穫できた。もっとも、8月に入ってから葉っぱに虫食いが出るようになり、お盆過ぎには例年どおりの酷い虫食い状態になったが。
 そこで、例年なら、お盆過ぎには引き抜いてしまうのだが、今年は、秋ナス仕立てにしたらまた収穫できるかもしれないと思い、8月19日にそうした。枝をバッサバサと切り、株周りもスコップで根切りして施肥。
 その後に咲いた花に農薬噴霧し、虫が持ち込む病原菌が入らないようにした。
 その努力が実ったのか、9月になって小さな実が付き出し、少しずつ大きくなって、本日、初収穫。夏のナスと違って随分と細長い。まだ少々小さいが、秋ナスは小さい状態で収穫するとのことだから、そうした。
 何年も紫ナスを栽培しているが、秋ナスの収穫は初めてのことである。
 「秋ナスは嫁に食わすな」というくらい美味いという。
 今晩が楽しみだ。