今日は、女房の妹がうちに来て、冬野菜の数々をもらっていってくれる。
 ネギをたくさん、ハクサイ2品種各1個、大根3種類各1個の嫁入り。
 有機肥料だけを使い、極力農薬を抑えて、手塩にかけて育てた野菜であるから、表現するとなると、単に「差し上げる」ではなく、やはり「嫁入り」という言葉を使いたくなる。
 自家消費分の5倍は作っているから、あちこち嫁入り先を探さねばならない。
 うちでもらった野菜は、どなたも格別美味しいと言ってもらえるから、嫁入りさせる方にとっても、こんなうれしいことはない。

 ところで、ブログ友だちの今日の記事では、ネギと大根が大量に盗まれたとある。その方は有機農法で無農薬栽培されているから、うち以上に手間をかけて育て上げられたものである。
 この窃盗は、「自分の娘が『誘拐殺人』された」に等しい。何ともお気の毒である。どういうふうに声を掛け、お悔やみ申し上げたら良いか…。のちほどコメントさせていただくことにするが。

 うちの畑の冬野菜嬢たちは、幸いなことに今年も今のところ『誘拐殺人』を免れ、これからも順次嫁入りしていくことになろうが、嫁ぎ先で、おいしい、うれしい、と皆さんに喜んでもらえることをひたすら願っている。