<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 おふくろ一人住まいだった5年前までは週に2回、自宅で寝泊まりし、その日以外は店の2階の居室で女房と寝ていた。おふくろが他界してからは、小生一人毎日自宅で寝泊まりすることにした。
 自宅は、昔造りのでっかい木造の百姓家であるから広々としており、手足を思いっきり伸ばし、大の字になって寝られ、開放感抜群であるからだ。加えて夏は涼しい。それに比べて店の2階の居室は鉄筋コンクリート造のアパートにつき、夏は日中に暖められたコンクリートの熱で地獄のようなもんだ。
 おふくろが他界したのは8月8日であったから、自然と毎日夜は自宅へ行くようになってしまった。空き家にしておくのはもったいない、ということもあって。
 だがしかし、冬場は、店の2階の居室は亜熱帯であるのに対し、自宅はシベリアのように冷え込む。厳冬期には自宅へ向かう足がすくむ。しかし行かねばならぬ。いつだったか、正月に帰省した娘から“お父さんはシベリヤ抑留ね”と言われてしまった。“いや、シベリア遠征だ”と言い返してやったが、シベリア遠征も年々きつくなる。去年あたりからは北極探検隊じゃあなかろうか、といった感じだ。
 一昨年までは、冬場は夜と朝に短時間、ガスストーブでしのいでいたが、昨年からはエアコン暖房を一晩中かけっ放しにして、寒さをしのいだ。今年もそうなる。
 さて、10月も下旬となると朝の冷え込みが強くなる。朝方寒くて目が覚め、トイレに行って再び布団に潜り込み、あとひと眠りしようにも、体が冷えてしまっており、それは不可能となる。歳を食うと、悲しいかな、そうなる。
 そこで、すでに我が寝床(厚手のベニヤ板)には毛布が1枚しいてあるが、先日から掛け布団の下にも毛布を1枚足し、暖かくして寝るようにした。今のところ、これで足りているが、これからは早め早めに毛布を足していかねばならぬ。
 昨年は、下にもう1枚、上にもう1枚と足し、最後はエアコンを足す、というやり方だったが、それでも寒かったことがある。今年は早め早めに毛布を足しつつ、これまた早めにエアコンのお世話になろうじゃないか。
 寒さ我慢を随分してきた小生ではあるが、だいぶ弱気になってきた今年である。シベリア遠征ではなくシベリア抑留となってしまいそうだが、新たに一つ手を打った。
 昨年はエアコンをフル活用したがために、ガスストーブは全く使わなかったので、ガスは廃止してしまった。その代わりに、今年は、ガスボンベ式卓上コンロを寝泊まりする部屋でいつでも使えるようにしてある。エアコンが十分に働かない日や朝方寒さを覚えた日には、これで補助すれば寒さがしのげようというものだ。卓上コンロは我が北極探検隊の必須アイテムといったところ。
 というような小生の寝泊まり奮闘記。なんとか今年の厳冬期を乗り越えよう! 

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。