<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 2日前に記事にした「5.24 ビワの木を防鳥ネットですっぽり覆う」で、もうカラスに突かれることがなくなったビワの実である。実はまだ青い。
 ところが、である。今朝早く、ビワの木の近くにある畑へ行ったら、カラスが2羽、屋根に止まり、ギャーギャー鳴いている。いつもと違う危機的な状況を思わせる鳴き声だ。
 ビワの木が目に入り、その淵に何か黒いものが見えた。あれあれ、カラスが防鳥ネットに絡みついているではないか。近づいてみると、少々小振りのカラスだから、きっと子カラスだろう。じっとして動かない。絡んだネットから脱しようと、もがけどもがけどより絡みついてどうしようもなくなり、万策尽きてぐったりしているのであろう。
 カラスに触れても、じたばたせずおとなしい。まず片足の絡みをなんとか外してあげる。次に、首回りに取り掛かる。何重にも絡んでいる。外そうとすると、首を絞めるようになってしまう。もう片足は、これまたすごい巻きつきようだ。
 この間、2羽のカラスの喧しいことといったら、ありゃしない。そりゃあそうだろう、我が子がとうとう殺されると感じただろうから。
 “そうわめくな。これから救出してやるから。”と言うも、残念ながら言葉は通じない。
 ネットが一部ダメになってしまうが、ここは、ハサミでネットを切るしかない。でも、首に絡んだネットを切ろうとすると、カラスが必至の抵抗を見せる。目と目が合う。
 “じっとしてろ。今助けてやるから。”と言えども、やはり言葉は通じない。
 殺される!!と思ったのだろう、くちばしで小生の手を突きにかかる。
 そこで、カラスの頭を靴で軽く押さえて、首周りのネットを切る。ついで、羽(ここはわずか)と片足の絡みも切り取る。こうして、やっと救出作戦が終わる。
 ところが、この子カラス動かない。たぶん今朝絡みついてから1時間も経っていないだろう。朝5時過ぎの発見だったから。そっと抱きかかえて、ネットから1m先へ置いてやる。そしたら、カラスはひっくり返って少々羽を動かすだけ。
 ネットの絡みから脱しようと体力を使い果たしている上に、つい先ほど殺されそうに感じただろうから、心身ともに疲れ果て、飛ぶことは元より動くこともままならないのだろう。
 ここは、そっとしておいてやったほうがいい。
 その場を離れ、早朝仕事に取り掛かる。里芋の株周りの草叩きと土寄せだ。
 いくばくもせず屋根にいた2羽のカラスの鳴き声が止んだ。飛べなくなっていた子カラスのほうを見ると、もういない。どこかへ飛んでいったのだろう、見回しても姿を発見できず。ということは、元気を取り戻したということだ。
 やれやれ、である。
 こうしたことが再びあってはかなわん。そこで、肥料袋を切り裂いて長い短冊を作り、ネットのあちこちに結び付けておいた。鳥脅しである。これでたぶん鳥は近づかないだろう。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。1品は別のもの。4/6で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。