<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日記事にした、濁河温泉「湯元館」の避暑湯治で、温泉のことは書いた。今日は、それ以外のことについて記録しておこう。
 ここの食事は、いつもどおり女将さんの手料理で、やまが特有の素朴な料理もあれば、創作料理も登場する。一品一品が皆うまいから驚かされる。飛騨の温泉旅館のうち、ここに並び立つのは小生の経験からすると、福地温泉「長座」と「草円」そして新平湯温泉「山ぼうし」ぐらいのものではなかろうか。
 特に、今回の馬刺しは、真っ赤ではなくピンク色っぽく、これがまたうまかった。量が多かったから、半分は飛騨牛と一緒に焼いてみたのだが、やはり生のほうがうまい。
 アルコールは当然にして岩魚の骨酒である。焼き加減がちょうど良く、とてもおいしい。前回は3合を女房と娘に少し手伝ってもらったが、今回は酩酊してはいかんから2合とした。これがちょうどいい量だ。

 標高が高いから、朝は涼しいというより寒いくらいだ。もっとも天気次第で、今年も去年もお盆前後は天気がぐずつき曇なり雨であったから、今年の朝は玄関の寒暖計を見たら18℃と高い。2021年(8月12日)も16℃であった。すっきり晴れ渡った2019年(8月25日)は、朝の気温がなんと6℃で、吐く息が白かった。お盆過ぎは、かように気温が急激に下がる、別天地の濁河温泉である。
 今年は、夜中から雨模様で、今までで一番暖かい朝ということになったが、それでも下界は熱帯夜の毎日だから、天国と地獄ほどの差はやはりある。

 全国的に宿は禁煙傾向にあり、ここは5年前から全館禁煙になったから、たばこは玄関の外で吸わねばならないと思っていた。ところが、御主人が、廊下の突き当りの避難口の所に灰皿が置いてあり、そこでたばこを吸ってよいと教えてくださった。幸い部屋は廊下の一番奥であったから、直ぐ隣に位置し、実に好都合。ヘビースモーカーである小生、わざわざ玄関まで行く必要はなく、非常に助かった。

 観光名所は1か所しかない。宿に着く手前にある日和田高原の白樺林が広大で、散策に最高である。ここは海抜1300mしかないが、散策道が白樺の陰になるから、けっこう涼しい。着いたときにはけっこう晴れていたから、白樺の幹に日が当たって、その白さが際立ち、実に眺めがいい。こうして、散策を十分に堪能した次第。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。