<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 冬季五輪で日本に2つ目の金メダルをもたらすであろうと大いに期待されていた小平奈緒の滑りをテレビで見た。さすが王者である。五輪新を出し、大きなタイム差でトップに躍り出た。そして、しばらくして対抗馬・韓国の李相花が滑る。やはり力の差は埋まらなかった。でも、銀メダルだ。
 全レースが終わって、元王者と新王者が近づき互いに祝福する。銅メダルの選手も輪に加わる。こうした光景はスポーツの世界では一般的だ。儀礼的なことが多いであろうが、ほほえましいことである。
 だが、しかし、小平奈緒と李相花はどれだけ経っても離れない。ウイニングランにずっと付き合い、肩を抱き合い、手をつなぎ、会話を交わし、互いにいかにも楽しそうだ。もっとも、李相花は初めから涙でいっぱいであったが。
 なぜに彼女ら2人はいつまでもああも一緒にいたのか? 何か2人の間に緊密な関係がありはしないか、そう思わせられた。
 翌朝、ネットニュースを見た。なんと2人は親友であったのだ。互いの家を訪問したりもしている仲だという。素晴らしい国際交流である。それも“遠くて近い国、日韓”において。
 ここのところこの日記で「韓流100話」を紹介しているが、記事の作り溜めをしており、ほのぼのとした話からいよいよズシリと重たい話へ移行している。そうしたことろで、この2人の姿をみて、ジーンときた。そして、小生にのしかかっていた重たいものがふわ~っと取れた感がした。
 近代オリンピックが目指す本質はここにあり、であろう。勝った、負けたはもうよそう。そう思わせてくれた2人の姿であった。有り難う、李相花そして小平奈緒の御両人。
 ところで、今回の冬季五輪でスピードスケートはテレビでよく見るのだが、全般的に良い記録が出ているようだ。何年か前に、スケートリンクは冷凍機でもって単に氷を張ればいいというものではなく、高度な製氷技術、氷質維持のノウハウが必要だと紹介していた。そうしたことから江陵オーバルのリンクはかなり高度なものではなかろうか。そう思ってネット検索してみたら、「江陵オーバルの風は昨年2月の世界距離別選手権でも話題となった。日本のスタッフが測定したところ、風速は毎秒約1・0メートル。施設責任者によると、空気を循環させて氷質を維持するため天井の装置から風を送っているという。」とあり、これには驚かされた。きっとここは世界一の技術力でもってスケート選手に貢献していることであろう。江陵オーバルの設計者、運営スタッフに金メダルを贈りたい。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレならず

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。