<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年1回は奥美濃スキー場へ出かけたいと思っている。行くとすれば店の定休日の月曜日がいい。平日だとまずまず空いているからだ。そして、車はノーマルタイヤであるゆえ、道路の雪が完全に溶けた3月となる。
 一昨日、道路情報を見てみた。難所となる2か所のライブカメラなり凍結情報である。どちらも路面は雪がなく乾燥状態。天気予報では昨日も今日も晴れ。
 よし、3月6日にスキーに行こう! 
 そう女房に告げると、例によって苦言の嵐。“ゲレンデで人にぶつかったりして大変なことになるし、雪崩に巻き込まれたり…。なにより交通事故が一番怖いわ。”というのである。今の時期、ゲレンデは空いているし、雪崩はゲレンデ外のこと。これを説明するが、交通事故のことだけは返答しない。だって、年に4回は女房を乗せて、もっと遠方へ遠出するのだが、その時は、彼女はウキウキして“乗せて、乗せて、遠くへ乗せてって!”と言わんばかりなのだから。身勝手もいいとこだからだ。
 
 昨晩のうちにスキー用具を車に積み込み、今朝は十分に心身を暖機運転。この歳(間もなく後期高齢者)となると、朝起きてから少なくとも30分しないことには、体がササッと動かないし、頭もすっきりしないからだ。あわてて出かけりゃ、高速道路で早速に交通事故、なんて恐れもある。
 朝起きてから小1時間経った8時過ぎにマイカー軽四で出発。1時間少々で東海北陸自動車道、高鷲インターを降りる。そこから約15分で奥美濃スキー場の小生のホームグランド、高鷲スノーパークに“無事に”到着。隣のダイナランドとの共通入場券(シニア料金3700円)を買う。
 ゴンドラに乗って天辺まで行き、時刻は10時05分。さあ、滑走開始。4本滑って概ね正午。4本目は膝が少々笑うようになり、踏ん張りがきかない。ここで大休止。5本目はなんとか滑れたが、連続は無理。そこで頂上にあるレストハウスに入り、バルコニーでコーヒーをすすりながら、たばこを一服。
 空は快晴であり、東方右手に独立峰、御岳山がきれいに見える。概ね正面に穂高連峰が見え、そこから先は北アルプスの峰々が連なっている。壮観な眺めだ。これだけきれいに見えるのは珍しいことではなかろうか。しばし見惚れる。
 そして6本目を滑る。やはり膝に来ている。これで止め。駐車場に止めてあるマイカーに乗ったのは午後2時05分。約4時間で切り上げたことになる。去年まではノルマを決めて、やれ8本だの10本だのと騒いでいた小生であるが、今年は早め早めに切り上げることにした。なんせ年なんだから無理は禁物。それこそ大けがせんともかぎらぬ。
 お次のお楽しみは日帰り温泉。年々こちらの方に比重が移る。スキー場からの帰り道、15分もすれば、湯の平温泉に着く。今日は最初はガラ空き。ところが30分もしないうちにスキー客が次々に入ってきて、最後は5組ぐらいになったろか。
 温泉の露天風呂にゆっくり浸かるってぇのは、スキーの疲れをとるのに最適だ。今日の湯温はさほど高くなく、湯の落とし口の近くで寝湯。いつもどおり、温まりすぎてのぼせそうになったら、まわりの岩に腰掛け、冷風で体を冷やす。この繰り返し。ここの湯は泉質がいい。弱アルカリで肌がスベスベするし、ほのかに温泉臭がし、殺菌用の塩素臭も弱い。
 混んできたから45分ほどで切り上げ。でも、十分に堪能できた温泉である。
 午後4時半には“無事に”帰宅。
 こうして、待ちに待った待望の春スキー&温泉、ダブルで楽しませてもらいました。 

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。