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1.9 ガンバレ!ロートル エアコン [稼業]

 当店のエアコンはサンヨー製で平成10年11月に設置したものである。このエアコンが、2年前から、ときどき運転中にキーキー音を出すようになった。その音が昨年夏には頻繁に生ずるようになり、我慢の限界を超えるに至った。
 これは、音の出所からするとファンモーターの磨耗と思われ、部品交換すれば何とかなりそうではなかろうかと、かかりつけの電気屋に相談すると、業務用エアコン部門はパナソニックに引き継がれており、もう交換部品はないだろうが、一度当たってみるとのことであった。
 そしたら、交換部品があるとのことで、ファンモーターを昨秋に取り替えることにした。これに要した費用は6、7万円で済んだ。エアコンを新品に取り替えるなら、7、80万円はするだろうから、安いものである。
 ところが、2、3日前に、このファンモーターの回転がガクンと落ちてしまった。強弱の切り替えボタンを押すと、かすかな切り替え音がするだけである。となると、リレー回路が働かなくなっているのではなかろうか。
 そこで、また電気屋に相談すると、基盤を取り替えねばならないだろうが、交換品があるかどうか分からないと言う。リレー回路をチョコチョコッと触ってやると復旧することがあるそうだが、パナソニックの担当者に来てもらうことになった。
 そしたら、そのチョコチョコで、たちどころに復旧したものの、基盤全体に寿命が来ており、復旧できない重大な故障が起きかねないとのことで、基盤を取り替えることになった。
 それに要する経費が、前回と同様の金額になる。併せれば、けっこうな金額だが止むを得ない。
 でも、コンプレッサーはまだまだ元気なはずだ。これが駄目になれば買い換えるしかないが、1代目は26年間持ったのだから、今、働いてくれているエアコンも、あと10年働いてくれてもいい。
 ガンバレ!ロートル エアコン
 それにしても、購入してから15年も経っているのに、メーカー間で交換部品がちゃんと引き継がれているのには感心した。経営難のパナソニックであろうが、創業者の松下幸之助さんの精神が生きているのであろう。
 パナソニックそして松下さんに感謝、感謝。

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