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3.4 腫瘍マーカー検査、かかりつけ医に一つ良い言い訳ができた [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 久しぶりに、と言っても2か月半ぶりだが、かかりつけ医のH泌尿器科クリニックへ行ってきた。尿の出を良くする薬をいただくために。
 まあ、町医者はあれやこれやで儲けたがるもの。行く度に院内尿検査をさせられる。これで保険点数は36点。こんなのはやってもらう必要なないのだが。
 儲け口の大きなものは、がんに罹っている場合は特定疾患療養管理料として保険点数225点が付くことだ。これにあきたらず、毎回(小生の場合は2か月に1回、尿の出を良くする薬をもらいに行く度に)腫瘍マーカー検査をしたがるだろう、きっと。
 そう思って、今日、薬が切れかけたので行ったところ、案の定”しばらく腫瘍マーカー検査をしていないから、今日、検査しましょう。”と言う。たしかに、昨年秋、最初にかかったときに検査したとき以来だから、経過観察に適した時期になっていよう。やむなく“検査は半年に1回で十分でしょう。そろそろ半年ですから今日受けましょうか。”と返答すると、“毎回やってもいんですよ。そういう方もいらっしゃる。”と不満顔(マスクをしておられるから顔は見えないが、目がそう言っている)。
 さて、採血。小生の腕の静脈は細い上に浮き上がってこない。よって、看護師さんにいつも苦労をかけている。ベテランの方はそれでも上手に採血されるが、そうでない方だと随分ともたつかれれる。まあ、半々といったところか。
 今回はまだ素人の看護師さんであったのだろう、採血に失敗。助っ人にもう一人の看護師さんが来て、場所を変えて再挑戦。彼女もまだ下手くそ。悪戦苦闘して、なんとか達成。やれやれ、である。お二人とも、小生に平謝り。“いやいや、私の血管が意地悪してばっかりで、ごめんなさい。”と慰める。
 まあ、それにしても、今回の採血はけっこう痛かった。無駄な採血はもう嫌だ。
 そこで、一つ良い言い訳ができた。
 次回、薬をもらいに行ったときに腫瘍マーカー値を教えてもらえるが、そのとき“採血するとき、私の静脈は細い上に浮き上がってこないから、看護師さんにいつも苦労をかける。加えて注射は痛い。検査は半年に1回としてくださいよ。”と。

 ところで、小生の“静脈異常”はどの程度かというと、かなりのもののようである。
 若い時に緊急輸血で呼び出されたとき、できれば400ミリリットル採血したかったところ、150ミリリットルしか採血できなかった。これが最初の献血であった。その後、献血車が来たとき誘われて献血したことがあるが、初回は時間がかかったが200ミリリットル何とか採れた。2回目は静脈の姿を見て“採血不能”とされてしまった。よって、その後は献血しなかったが、年数が経って3回目の献血。そのとき中間管理職であったから皆に呼び掛ける立場にあり、率先してせねばならず、献血したが、初回と同様であった。それ以来、献血はもう行わないことにした。採血される看護師さんに毎回随分と迷惑をかけるから。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3日前を思い出す。0点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.14 尿の出をスムーズにする洋薬の長期服用もやむを得ないが [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 前立腺がんとの因果関係はないのだが、前立腺が大きくなると(このような状態が「前立腺肥大症」)、たいていは尿道を圧迫して尿の勢いが悪くなる。そのため排尿に時間がかかり、残尿感や頻尿といった症状が出てくる。
 小生は残尿感は感じないが、尿の出がとんと悪く、頻尿でもある。特に冬場には。年々少しずつ症状が悪化してきて、昨秋に泌尿器科医院に行って、尿の出をスムーズにする洋薬「ハルナールD錠0.2mg」(ほかに0.1mgのものもあり)をいただいてきた。
 薬袋には「1日1回 朝服用」とあったから、最初はそのように服用したのだが、小生の場合は夜中のションベンが気になることから、途中から寝る前に飲むようにした。洋薬というものは、そのほとんどが飲んでしばらくして効き目が最大になり、その後順次肝臓などで代謝(解毒)されて効き目が落ちていくものであるからして。こうして飲む時間帯を変えたら、夜中のションベンがけっこうスムーズになった。
 このハルナールD錠はタムスロシン塩酸塩で、選択的α1A遮断薬である。筋肉の収縮はアドレナリンによるところが大きく、その受容体は5種類あるが、α1受容体の作用は平滑筋の収縮に働く。平滑筋は不随意筋であり、管状あるいは袋状器官(胃・小腸・大腸など消化管、血管、膀胱、子宮など)にある筋肉で、α1受容体を遮断してやれば平滑筋は緩む。
 全身の平滑筋が緩んでしまってはいろいろと障害が出るが、どういうわけかタムスロシン塩酸塩は前立腺や尿道の平滑筋に選択に作用する点が特徴であり、消化管、血管、膀胱などの平滑筋に対する作用が弱いようである。といっても、人によっては選択性が十分に発揮されず、血管の平滑筋の弛緩のも作用して、めまい、立ちくらみ、血圧低下といった副作用がでることもまれにあるようだ。
 小生は初めて服用した2、3日は慎重に自分の生理状態変化を観察してみたが、まったく副作用は感ぜず、毎日飲むことにした次第。もっとも、晩秋であっても暖かな朝は、平滑筋の弛緩は薬なしでも十分に可能だから、薬は飲まなかったが。
 冬季に入ってからは毎日ハルナールD錠を飲んできたが、その効果は十二分に発揮され、数年は若返ったような尿の出であった。そして、明日の朝から当分の間、暖かな朝が続くから、晩秋時と同様に飲むのを控えようと考えている。
 なお、尿の出が良くなったのは、他に理由があるかもしれない。一つは、夏頃まで飲んでいた八味地黄丸に代えて、二味を加えた十味製剤にしたこと。もう一つは、晩秋からペポカボチャの種そのものを食べるのに代えて、それのエキスを含む健食にしたこと。
 よって、今後はハルナールD錠にあまり頼らなくてもいいかもしれないし、一時的に飲むのを中断できないかとも思っている。というのは、ここのところ軽いめまいを覚えることがあり、これは薬の副作用というよりも季節性のものと思われるも、めまいは実に嫌なものであるからだ。
 なんにしても、年寄りにとっては寒い冬が今朝でもって過ぎ去ってくれたことが何よりもうれしい。暖かけりゃションベンの出が良くなるんだから。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.2 検査、検査で、やたらと放射線を浴びることとなった昨今だが、大丈夫か? [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 かかりつけの歯医者で、欠けてしまった前歯の治療が今日からやっと始まった。初診時にレントゲン撮影があったが、今日は治療の途中で顔の部分のCT検査(強い放射線を浴びる)が入った。その必要性の説明を受けたが、これは止む得ないものと理解。
 2、3か月前には前立腺がんの転移の有無を調べるため、全身のCT検査を受けたし、骨シンチ検査(放射性物質を飲んでの核医学検査)も受けた。
 都合4回も放射線を浴びたことになり、わけてもCT検査は被ばく量が大きいから心配にもなる。福島原発事故以前は「年間被ばく量1mSv以下でないと健康被害の恐れあり」と言われていたが、あまりにも広範囲にわたる強い放射能汚染により収拾がつかなくなり、これは無視されてしまった。
 実際のところ、どの程度の放射線被ばく量で健康を害するかとなると、福島原発事故以前は「健康被害を誘発する放射線の量は100mSv以上」であった。ところで、CT検査はと言うと5-30mSvであり、放射線被ばくを上回るだけのメリット(病気の的確な診断)があるから許されている、というものである。なお、歯のレントゲン撮影はμSv単位となり、3桁小さいレベルであるから特に心配ない。
 小生の場合、CT検査がここのところ2回もあったのだから、大丈夫かい?となる。
 福島原発事故のときに、あれこれ調べたのだが、心配せねばならないのは子供や若い人だけであり、特に女性は守らねばならない(赤ちゃんの時代からずっと卵巣に卵子がすでに存在)ということであった。年寄りともなると不思議と言っていいほどに放射線被ばくには滅法強いことも分かっていた。加えて、放射線被ばくで最も危惧されるのはがんの発生であり、年寄りはどちみちがんが多発するのであるし、老い先短いからがんになってもこれが運命とあきらめられもする。
 しかし、である。小生はすでに前立腺がんに罹っているのだから、放射線被ばくにより、がんの進行を加速させやせんか、という問題が残る。もっとも、がんを放射線で焼き殺すという滅茶苦茶な療法も世の中にはあるが。

 さて、強い放射線を浴びたとき、塩っ辛いものを食べると倦怠感が和らぐということが戦前に知られていて、これでもって広島・長崎の原爆投下のとき、大きな治療効果が発揮されたようである。福島の被爆地でも、これが一部実践されたようだ。
 小生は今日、顔の部分のCT検査を受け、かなりの被ばくをしたようである。営業中の店に帰りついたのは午後5時過ぎ。6時閉店だから、女房が夕飯の準備をする時間が不足し、外食することにした。行ったのは中華料理店。いつも少々塩っ辛い料理であるが、今日は格別に随分と塩っ辛く、完食するのに苦労するほどであった。
 でも、これでいいのだ。「被ばくには塩」であるから、健康被害は食い止められようというもの。もっとも、どの程度の塩分をどの程度の期間摂り続けると効果があるのか、小生は知らないから、たぶん気休めにしかならなかったと思われるが。
 それにしても今日の中華料理は味は良かった(塩でごまかし?)が、塩っ辛かった。明日の晩飯は塩っ辛くないものを食べたいものだ。女房殿、よろしくお頼み申す。

(追記)CT検査で発生するであろう「がん死」の人数について
<量子科学研究開発機構のサイトより>
 CT検査で受けるような少量の放射線とがんのリスクの関係については、科学的に明らかにされていません。放射線防護の立場からは、人体を防護するための基準は、放射線に少しでも被ばくすればがんのリスクが直線的に増えるという仮定を用いています。基準になっているのは、原爆被爆者のデータです。ここから得られた線量と発がんとの関係を用いると、1万人が10mSv(およそCT検査1回分に相当)を受けた場合、その中で5人が、その放射線被ばくに起因するがんで死亡すると推計されます。一方、放射線被ばくを受けなかったとしても、1万人中約3,000人ががんで死亡します。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.1 おったまげた、このブログの昨日の訪問者数がなんと1万8千強にも [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 このブログの一昨日の日記「1.30 がんで余命宣告されても余生を満喫すれば、がんはおとなしくなるも、生きる望みを失うとがんは一気に悪化する」を投稿したのが昨日の午前7時半であった。その後、午後3時過ぎであったか、翌朝投稿することにしている、その日の日記の下書きを書こうと、管理画面を開いたら、なんと、その日の訪問者数が1万5千人強もあった。
 なぬぅ!? 今朝投稿した記事がとんでもなくフィーバーしたのか!? いや待て、何年か前に異常な値が出たが、それはブログ本元のカウンターのエラーであって、翌日には正常値になっていたことがあった。今回もきっとそうであろう、と思った。
 ところが、である。今朝、確認してみると、一昨日の訪問者数が1万8千人強にもなっていて、詳しく時間ごとに見てみると(こんなのが分かるなんて初めて知った)、午前中は8時以降、毎時の訪問者数3千人前後もあり、やっと午後になってから漸減している。こうなると、これは異常値ではなくて正常値だ。
 はは~ん、X(Twitter)流行りの今日、小生はこんなのは全然興味がなくやっていないが、誰かが拡散し、それが鼠算式に広がったんだろう。
 あまりの広がりにつき、久しぶりにそのブログ記事にコメントまでついた。
 今般の能登地震でX(Twitter)で流言飛語や偽情報がやたらと飛んだようで、困ったSNSではあるが、今回の小生の記事は真面な内容であるから問題はないものの、ほんとおったまげた異常な拡散であった。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.30 がんで余命宣告されても余生を満喫すれば、がんはおとなしくなるも、生きる望みを失うとがんは一気に悪化する [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 先日の「1.28 スケベ爺であれば医者に見放された末期のがんが治ってしまう」に引き続き、日本講演新聞(旧:みやざき中央新聞)の記事、彦根市立病院緩和ケア科部長・黒丸尊治氏の講演録の一部を紹介しよう。(「とにかく元気が出る講演会 がん体験者が伝える命のメッセージ in 奈良」より)
(以下部分引用)

…肝臓がんになった70代のおじいちゃん「Aさん」です。がんが見つかったとき、Aさんは、当時の主治医から「手術をすれば問題なく良くなる」と言われました。
 Aさんは、「手術をしなかったらどれくらい生きられますか?」とたずねました。主治医が「3年くらいでしょうか」と答えると、Aさんは「3年生きられたら私は充分ですわ。ですから治療は受けません」と言って、その後は検査のみを受けられました。
 3年後、Aさんは私の緩和ケア外来を受診されました。そして、「私『3年の命』と言われ、もう3年過ぎました。ですから後は楽に逝かせてください」と言いました。
 とりあえずCTを撮ってみると、3年前からがんは全然大きくなっていませんでした。「ごくごく初期」と言っていいくらいのがんの状態でした。「腫瘍マーカーの数値が下がっていて、しかも全然大きくなっていません。もしかしたらあなたはこのまま良くなるまもしれませんね」と、僕はAさんに伝えました。「Aさんはきっと喜ぶだろうな」と思っていました。
 ところがAさんは、腕組みをして「そりゃ困った」と言うのです。「私はあと3年の命だと言われていたから、この3年間で世界20数か国を回ってみたり、充分すぎるほど人生を満喫してきた。もうやり切ったから、あとはスーッと逝かせてほしい。なのにここに来て、そんなに良くなってもらっちゃ困る」
 僕は、「とりあえずしばらく様子を見ましょう」とその場を収めました。でもそれから1年も経たないうちに、Aさんから、「先生、もうあかんかもしれん。診てもらえんか」と電話がかかってきたのです。
 「そんなわけないだろう」と思いながら検査をすると、確かに驚くほどがんが進行し、状態も悪くなっていました。結局、Aさんはそのまま緩和ケア病棟に入院し、1か月後に亡くなられました。
 Aさんのその不思議な状況について、僕はこう考えています。
 Aさんは、3年という期限を付けて、その中で充分に楽しもうとされ、実際に世界旅行をしたりして満喫されました。その喜びや充実感によって、きっと「心の治癒力」が高まったのです。だからAさんのがんの進行は抑えられたのだと思います。
 ところが、「これで全部やり切った、心残りなく逝ける」と思っていたのに、がんが良くなって、「このまま生き続けないといけない」ということになってしまった。Aさんにとって、今度はこの「生き続けること」がストレスになってしまったのです。だから急に状態が悪くなったのだと思うのです。
 Aさんのケースには、心の治癒力以外の要素が全くといっていいほど介在していませんでした。「心の状態で劇的に良くなったり悪くなったりした」という例でした。僕はAさんを通して、心の治癒力の影響力というものをさまざまと実感させられたわけです。
(以上、引用ここまで)

 いかがであろうか。
 小生思うに、このAさんというおじいちゃんは、珍しくしっかりとした死生観を持っておられた方であったのだろう。「死は怖くない、余命がはっきりすれば計画的に余生を過ごせ、実にありがたい。」と。まあ、しかし、がんの余命告知というものは、その後の「心の治癒力」でもって、いかようにも変わってしまう。先日紹介したBさんもそうだが。
 かように、がんであっても「心の治癒力」により余命宣告が外れることがけっこうありそうだし、また、例えがんであっても小生の場合のような進行が遅い前立腺がんともなると余命は全然定まらない。余命は交通事故に遭って1日かもしれないし、血管系疾患で10年、いや20年かもしれない。どうやら小生の場合、すこぶる五体満足がゆえに、いつまでたってもなかなかお迎えが来そうになく、終活の計画もうまく立てられそうにない。弱ったもんだ。
 
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4日前を思い出す。0点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.28 スケベ爺であれば医者に見放された末期のがんが治ってしまう [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 日本講演新聞(旧:みやざき中央新聞)の記事をときおり紹介しているが、今回は、彦根市立病院緩和ケア科部長・黒丸尊治氏の講演録の一部を紹介しよう。(「とにかく元気が出る講演会 がん体験者が伝える命のメッセージ in 奈良」より)
 なお、最初にお断りしておくが、この日記の表題の中にある「スケベ爺」なる言葉は講演には一切出てこないので、誤解されないように。(小生が誤解しているだけ)
(以下部分引用)

 がんが骨転移した80代のおじいちゃん「Bさん」のお話です。
 「いよいよ末期らしい」ということで、Bさんが緩和ケア病棟にやってきました。うちの病棟には、…ボランティアの方がたくさん来てくれていました。…その中の一つで、カラーセラピーの方が来てくださっていました。いわゆる大人の塗り絵で、下絵があって、それを色鉛筆かクレヨンで塗るのです。セラピストの女性が二人で来て、患者さんと他愛ないお喋りをしながら色を塗るという時間でした。
 Bさんは、2週間に1回のカラーセラピーの時間がことの外お気に入りのようでした。

 そうして半年が経ちました。
 Bさんの検査をしてみると、なんと腫瘍マーカーの数値が10分の1くらいに下がっていました。同じカラーセラピーを受けていた他の患者さんも調べてみました。みんな大なり小なり数値が下がっていました。「これは不思議だ。面白いな」と思ってセラピストさんにそのことを伝えると、彼女たちも喜んでくれました。
 「カラーセラピーで色を塗ることに対する充実感や達成感が免疫力を高め、がんを抑えたんでしょうね」と、彼女たちは言いました。
 でも僕は「たぶんそうじゃない」と思いました。なぜかというと、これは僕の推測なのですが、カラーセラピーに来るその二人のセラピストさんはとても美人だったのです。塗り絵自体は5分もあれば終わるものでした。でもその後、セラピストさんたちは、毎回2時間くらい喋ったり患者さんたちの話を聴いてくれたりしたのです。
 だからBさんをはじめ、カラーセラピーを受けていたおじいちゃんたちはみんな、セラピストさんに会えることが喜びだったのです。そんな楽しみに思う気持ちが、心の治癒力を高めたのだろうと僕は思いました。
(中略 別の末期がんの方の例の話の後で)
 それから僕は、「何がどう心の治癒力のスイッチを入れるかは分からない」と思うようになりました。それはつまり、ある日何かにキュンとときめくことで、いきなりスイッチが入って状況が好転する可能性は誰にもあるということです。そのためにも、あまり焦らず、自分なりの喜びや楽しさを感じながら過ごしていけるよう心がけてください。
(以上で講演終了)

 いかがであろうか。
 小生思うに、このBさんというおじいちゃんは、正真正銘の「スケベ爺」ではなかろうか。「俺が若けりゃ、この子たちに誘いをかけたものを。今はもう不可能だが、でき得るものならば若返ってそうしたい」という思いがことのほか強かったのではなかろうか。
 他の患者さん(全員オジイだろう)もみんな腫瘍マーカーの数値が大なり小なり下がったとのことだから、男は年老いてもナンパ願望が強いと思われる。つまりみんなスケベ爺であろう。その願望が強ければ強いほど腫瘍マーカーの数値が大きく下がるのではないか。
 小生の前にも、こうした美人のセラピストさんたちが登場するのを心待ちにしたいところであるが、そうそう前立腺がんは進行しないから末期がんになる可能性は限りなく低く、残念ながら緩和ケア病棟へ入れるのは望み薄。
 まあしかし、ある日「キュンとときめく」ことに遭遇して「心の治癒力のスイッチ」が入ってくれれば、がんのみならず、くたばりかけた体の各種臓器が若返ってくれるであろう。じっとしていては、そうした機会に巡り合えるのは、宝くじが当たるに等しい確率しかなさそうだが、積極的に探し求めればその確率はう~と上がるのではなかろうか。
 さあ、小生も「キュンとときめく」探しをしよう!
 日本講演新聞を読んで、そう思ったところです。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。他に2品。6/8で75点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.17 「がんとの共生」のため「生き方を変えよう」 第2弾は「同級生と遊び惚けよう」 [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 薬屋家業をするなかで、これまで20年以上、がんに関して幾冊かの本を読み、ネット情報を拾ったりするなかで、がんは無治療でいったほうがいいと感じている小生である。
 つまり、がんは、外部からの侵入者・せん滅すべき対象では決してなく、自らの体の一部であって「がんとの共生」をすべきものであり、がんがこれ以上暴れることなく、おとなしくしてくれる、これを願ったほうがいいと思うようになったのである。そうすれば、場合によっては、がんが自然と縮小、消滅してくれることさえあるようだ。
 そのためには、きっと今まで頑張りすぎてがんになったのであろうから、まずは自分を自分で褒めてあげようじゃないか、「今までよう頑張ってくれたな。ご苦労さん。褒めてつかわそう。ありがとう。」と。
 そして、これからの人生は「生き方を変えよう」じゃないか、と過去を振り返って生活習慣全般を見直し、心身ともに無理がかからぬようにすることは当然のことながら、何か前向きな明るく楽しい人生の再スタートを切る、となるようにせねばいかんだろう。
 早い話、「がんになってよかった。新たな生きがいのある人生が始められた。」となればいいのである。けっこう多くの方が、そうやって「がんとの共生」をされているようだ。

 「生活習慣」の見直しについては、11月26日の記事に書いたように、これは容易なのだが、「生き方」を見直して「生き方を変えよう」というのは、具体的にどうすればいいのか、容易には思いつかないでいた。
 小生は、65歳になった頃に、仕事は無理せず、楽しく毎日を過ごそうと、この“一日一楽日記”を付け始め、心身ともにストレスから解放された人生を送ってきたつもりであり、もう10年も前に「生き方を変えよう」を実践してきたつもりでいるのである。ここにきて、この10年とはまた違う形に「生き方を変えよう」としても、すでに実践済みなんだから…となってしまい、新たな質の異なる「生き方」はそうそう思いつくものではない。
 ところで、「生活習慣」の見直しについては「12.7「がんとの共生」のために生活習慣全般を見直そう」で具体的にあれこれ書いて、今、実行しつつあるが、その最大のものは、今年1月からの薬屋稼業の休業日数増大である。7年前に女房が高齢者になったときに完全週休2日にしたのだが、もう1日増やして週休3日にすることにしたことだ。今までの日・月曜日に土曜日を加え、毎週「土・日・月曜日」の3連休にするというもの。

 そこで、1日増えて5割増しとなる休業日を何に使うか、これをあれこれ思いめぐらせていたところ、“そうだ、毎月1泊2日で女房と湯治にでかけりゃいいんだ!”と思いついた。夫婦そろって温泉大好きであるゆえ。今までは年に4回ほどしか出かけられなかったが、これからは時間的余裕ができて、これが実現できそうだ。
 女房にそう話をしたら、“いいわね、出かけられるわ、楽し~い!”との返事がすぐに返ってきた。“さあ、どこへ行こうか。計画するだけでワクワクする!”
 ここで思った。“楽し~い!ワクワクする!”ということが「生き方を変えよう」ということに直結するのではないか、と。今まで、そうそう“楽し~い!ワクワクする!”という出来事がなかったのだが、“楽し~い!ワクワクする!”ということが頻発すれば、それは「生き方を変えよう」ということになった証拠、と言えるのではないか。
 こうして、「がんとの共生」のため「生き方を変えよう」 第1弾は「週休3日」の有効活用。まずは、これをオーバーに喜んで、“楽し~い!ワクワクする~!”と、子供のように大はしゃぎすることにしよう、ということに相成った。

 さて、なかなか思いつかないでいた“楽し~い!ワクワクする!”第2弾は、昨年12月に小学校の当地区在住の同級生と(わずか3人だけであるが)、急遽行った忘年会がほんと楽しかったことから、こうした会を頻繁に開催し、「同級生と遊び惚けよう」と思いついた。
 そのきっかけは、昨年10月に小学校下の男だけでの飲み会(約10人)を行ったのだが、その会で「来年からは奇数月の第3日曜日の10時に小学校下の男だけ集まって喫茶店で懇談する」ことになったことだ。そのときは、年に6回も日曜日が半日も潰れ、百姓仕事に支障が出るからと、あまり乗り気ではなかったが、店の定休日を1日増やしたから、これは十分に対応できることになり、今では大乗り気と小生の心が変異した。
 でも、これだけでは、いかにも少なすぎる。もっと行事を増やさなきゃ。
 偶数月にも何か計画したほうがいい。10月の飲み会は料理好きなS君宅でバーベキューを行ったのだが、これは8月にやればいい。S君も了承済みだから。他の月は、例えば一部の者で麻雀を打ったり、魚釣りに出かけたり。これは奇数月の喫茶店での懇談のとき決めればいいじゃないか。
 こうした“楽し~い!ワクワクする!”ことを大いに計画すると、“こりゃ面白い”となる。「がんになってよかった。新たな生きがいのある人生が始められた。」となるは必至。

 以上は、地元小学校の「同級生と遊び惚けよう」であるが、同級生は他にもいる。大学時代の寮の同級生が首都圏に何人かいる。彼らと少なくとも年に1回は飲み会をやりたい。地方から参加するのは小生と京都在住のT君となろうが、幹事のN君に頼めば二つ返事で開催が決まるだろう。それと、しばらく中断している寮生同窓会の再開だ。これは幹事のO君から、先日、10月開催の案内が来たから、これも楽しみにしている。

 同級生は皆、後期高齢者になったんだから、片足を棺桶に突っ込んだ輩ばかり。余生を大いに楽しもうじゃないか。これでいいのだ!
 小生、生涯現役でファーマー・ファーマシー(百姓と稼業の薬屋)を貫徹するのが半分、後期高齢者として遊び惚けるのが半分、これでいいのだ!
 ますますワクワクし、楽しくなった。
 これって、きっと「生き方をかえよう」になっているんじゃないか。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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12.21「後期高齢者」の次は「終期高齢者」その次は「末期高齢者」となりゃせんか [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 65歳以降を「高齢者」というが、いつからこのように言われるようになったのかを、Bingチャットに聞いてみたら、次のようであった。
 65歳以上を「高齢者」として区分することは、1956年に国際連合が提出した「人口高齢化とその経済的・社会的意味」という報告書によるものです。
 ついでに「後期高齢者」という言葉についても聞いてみた。
 2008年(平成20年)に施行された「高齢者の医療の確保に関する法律」を根拠法とする日本の医療保険制度である「後期高齢者医療制度」の創設とともに生まれました。

 今度はウイキペディアで「高齢者」を見たら、なんと聞いたことない言葉が出ていた。
 65~74歳を前期高齢者(准高齢者)、75~84歳を中期高齢者と呼ぶこともある。

 となると、狭い意味での「後期高齢者」は85歳以上を言うことになるのか?
 これじゃあ、ややこしい。
 「高齢者」と「後期高齢者」の年齢がいくつなのかは、世間一般に知れ渡っているのだから、年齢階層別の呼び名はすっきりと分かりやすいものにしたい。

 人生100年時代になったのだから、「後期高齢者」は75歳もいれば85歳もおり、95歳だって随分といるという世の中になる。小生のように団塊世代ともなると、あと20年生きて95歳になる輩は今の倍になりゃせんか。
 実に厄介者である団塊世代。今は75歳前後で、まだまだ元気な輩が多く、介護を必要とする御仁は少数派だが、たいていの者は医療費をけっこう使い始める。小生とてそうだ。
 10年後、20年後はどうなるか。考えるだけで末恐ろしいが、少し考えてみた。
 75歳「後期高齢者」ともなれば、たいていは隠居生活となり厄介者となるから、“はよう死ね!”と言われても文句は言えない。
 85歳ともなれば、介護を必要とする者がうんと増えて、“いつまで生きとるんや!”と叱られても文句は言えない。このころからボケ老人がぐーんと増えるから始末が悪い。
 95歳ともなれば、たいていは寝たきりとなり、施設への収容もままならず、“いいかげんに逝け!”と罵声を浴びせられても文句は言えない。

 こうしたことから、年齢階層別の呼び名は次のようにしてはどうだろう。
  75~84歳 後期高齢者
  85~94歳 終期高齢者
  95歳~  末期高齢者

 今75歳前後の団塊世代は長生きせんほうがええ。「後期高齢者」という言葉のイメージは悪い、そう年寄りどもから言われ続けて久しいが、10年後、20年後にはもっと悪いイメージの言葉が誕生せやせんか。それを先取りした呼び名が頭に浮かんだ次第。
 
 人生、経験すべきことは、何事も早いに越したことはない。人より遅れると貧乏くじを引かされるのがおちである。特に団塊世代は人数が多いから、ことごとくそうであった。
 “早いもん勝ち!”なのである。現世からおさらばするのも“早いもん勝ち!”
 あの世行きの便に乗り遅れると…その後を考えるとゾッとする。  

 先日、義弟の葬儀に行ってきたが、彼は76歳であった。親類縁者に悲しまれ、“ありがとう”の言葉もかけてもらえ、彼は幸せだった。これも“早いもん勝ち!”であったからだ。
 小生も85歳になる前に逝きたいものだ。「終期高齢者」になる前に。そうすりゃあ、滑り込みセーフでぎりぎり“早いもん勝ち!”の部類に入りゃせんか。「前立腺がんと共に生き、がんと共に死ぬ」とばかり、無治療でいくと決め込んでいるのだが、前立腺がんは進行がとんと遅いから、どうやら“早いもん勝ち!”となれるのは随分と怪しいものとなりそうだ。弱った!

 今日は、泌尿器科のかかりつけ医へ、まだ小便の出を良くする薬が残っているも、年末は混むだろうからと、早めに行ってきた。また、12月1日にM総合病院の医師に「前立腺がんはなんら治療せず」でお願いしたいと要望し、それが認められ、その旨をかかりつけ医に手紙を書いておくとのことであったから、かかりつけ医にも、それをお願いしたいこともあって、今日、行ってきたところである。話は1分で終わり、「前立腺がんはなんら治療せず」でいくことが決定した。
 これで、一区切りついた。「がんと共に生き、がんと共に死ぬ」という方向性が決まったところで、以上のとおり「終期高齢者」「末期高齢者」という言葉がフッと頭に浮かんできた。年齢階層別の新たな呼び名ができる前に“早いもん勝ち!”したいものである。

 小生の座右の銘は、ガンジーの言葉「明日死ぬと思って生きなさい。(この続きがあるが省略)」であり、日々の心構えは「赤秋(せきしゅう:青春に相対する言葉)時代を坦々と生きる」としている。蓮如上人の御文「白骨の章」で「朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」とあるように、早々にピンピンコロリと逝きたいものであり、“まだ死にとうない”などと決して悪あがきしてはならないのである。
 しかしながら、生老病死は四苦(苦は「苦しみ」という意味ではなくて「自分の思うようにならない」)であるからして、お迎えは遠い遠い未来に先延ばしされるやもしれぬ。如何ともし難いのが死の訪れというものだ。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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12.10「がんとの共生」をするために漢方薬と健康食品をしっかり飲もう [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 自分の体に見つかった前立腺がんとの「がんとの共生」をするために「生活習慣の見直し」と「生き方を変えよう」、この2つが何よりも重要だと思われるから、それへの取り組みをまず始めたのであるが、以前からどれだけかは飲んでいる漢方薬と健康食品を、この際、全面的に見直しを行い、良いものをしっかり飲むこととした。
 今まで、がんにいいものをあれこれ飲んでいれば、がんに罹ることはない、と勝手に思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。
 銀杏葉エキスは抗酸化作用が強いからがん抑制になる。マルチミネラル(特に亜鉛とセレン)は免疫強化になるからがん抑制になる。クルクミン(吸収効率のいいナノ粒子)は抗がん作用がある。各種文献でそのような臨床データが出ているようだ。
 今まで、これらを別目的で飲んできた。自分の体にいいというよりは、お客様に当店推奨品として力を入れて売っているから、その手前、自分も飲まなきゃお客様に申し訳ない、といったことからである。しかし、小生はがんに罹患したのだから、抗酸化や免疫強化などはたいして当てにならないことを思い知らされた、といったところだ。
 自分の体の欠陥としては、排尿障害(尿の出が悪い、頻尿)があり、これに関しては、八味地黄丸(これに2味を足した腎氣丸)とペポカボチャの種(食品:ナッツ)、そして間接的に効く鹿茸&紅参(腎の滋養)をしっかり飲んできた。この3つの組み合わせは、まあまあどれだけかは効く感がしていた。
 
 ところで、当店のお客様で、もう10年ほど前のことであるが、前立腺がんを患い、リンパ節への転移もしていた80歳の方(5年生存率6割強)の息子さんから、医者が出す薬や手術などの治療なしで長生きできる方法はないかと相談があり、4点セットをお勧めした。
①がん患者はたいてい低体温になっているから、体を温める力が強いエゾウコギ(俗称:シベリア人参)製剤
②あらゆる健康の基本は腸内環境の改善(免疫適正化と腸内発酵による体温アップ)にあるから整腸剤(酪酸菌を含むもの)
③代謝アップと免疫力を高めるための総合ミネラル剤
④ストレスで大発生する活性酸素を消す銀杏葉エキス
 4点ともなると、なかなか毎日ずっととは参らず、途中から第1に必要とする①エゾウコギ製剤のみになってしまったが、親父さんの体調がぐ~んと良くなったようで、3年後には、がんの心配はしなくてよくなり、もう何もいらない、と息子さんから連絡があり、その後の親父さんのがんの状態は分からなくなったが、低体温解消だけでけっこう効果があると感じた次第である。
 その後、がん相談のお客様はそう多くはないが、第1に低体温解消を強くアドバイスしているところである。もっとも、「がんとの共生」さらには「がんの消滅」へと持っていくには、心の持ち方が最重要で、がんと戦うのではなく、がんと仲良くし、さらには「がんになって良かった」と感じる、これは「生き方を変えよう」がうまくいった結果ということになろうが、そうした心のケアに重点を置いてきたが。
 
 さて、小生の前立腺がんであるが、このがんは他のがんに比べておとなしいがんである上に、小生の進行度は4段階の3番目であって、10年生存率は100%に近く、余命いくばくもない年(75歳)になっているんだから何も心配するものではない。
 でも、薬屋という稼業を行っているのだから、あれこれ漢方薬と健康食品を使って、あわよくば「がんの消滅」ができないか、その臨床実験をするのも面白かろうと、しっかり漢方薬と健康食品を飲むこととしたところである。

 まずは、がんのお客様にお勧めしている4点セット
①体を温める力が強いエゾウコギ(俗称:シベリア人参)製剤
 加齢とともに低体温傾向になっているのは間違いなく、今までほとんど飲んだことがなかったが、しっかり目安量どおり(寒いと感じたときは5割増し)飲むこととした。
②整腸剤(酪酸菌を含むもの)
 自家採取の野菜を毎日たっぷリ食べているから腸の調子はいいようだから、整腸剤は今まで飲んだことはないが、より腸内環境をよくするために毎日目安量どおり飲むことにした。
③代謝アップと免疫力を高めるための総合ミネラル剤
 従前どおり毎日1回目安量を飲む。
④ストレスで大発生する活性酸素を消す銀杏葉エキス
 従前どおり目安量の2倍を毎日、朝晩2回に分けて飲む。加えて、晩に飲むものには抗がん作用があるクルクミン(吸収効率のいいナノ粒子)も配合されている。

 これらの他に、排尿障害(尿の出が悪い、頻尿)に関するものも見直しをした。
①八味地黄丸(これに2味を足した腎氣丸)
 従前どおり満量を毎日3回飲む。
②ペポカボチャの種(食品:ナッツ)
 夕飯時にけっこうな量を毎日を食べているが、満腹になりすぎるから、そのエキスに他の有効成分(体を温めるもの等)を加えた健康食品に切り替えることにした。
③間接的に効く鹿茸&紅参(腎の滋養)
 従前どおり毎日しっかり(満量の少なくとも半分)を飲む。

 これに加えて、健康保持に飲んでいる漢方薬や健康食品の見直しをした。
①筋肉の保持と強化のための健康食品
 これは百姓を続けるために飲んでいるもので、HMBCaを主成分とする筋肉強化のためのものと、筋肉・関節の原料となるコラーゲンを引き続き飲用。
②肝機能などの維持のための健康食品
 田七人参(三七人参)を主成分とする漢方薬(扱いは健康食品)1日1包を毎日飲んでいたが、満量の2包に増量して飲用することに。
③体(特に細胞)の若返りのための漢方薬と健康食品
 亀の甲羅、鹿の角などを配合した漢方薬(扱いは健康食品)を目安量どおり飲んでいるが、これを引き続き飲む。この他に、米発酵エキス、牡蠣エキスなど5成分を配合した、新たな健康食品を目安量の半量飲むことにした。
④高血糖抑制健康食品
 ヤーコン茶を毎日少量飲んでいただけだが、ヤーコン葉+桑葉エキス粉末を1日1包(食事は夕食の1回しか取らないゆえ)飲むことにした。

 さて、以上のもろもろに加えて、漢方で最高の高貴薬「牛黄」も飲むことにした。牛黄は滋養強壮薬の王様ともいえる生薬で、消炎効果も高く、がんの進行を食い止めてくれる効果も期待できようというもの。その牛黄は中国で需要が増大している上に投機対象になっており、価格は高騰を続けていて、メチャ高価なものとなってきているが、牛黄製剤(牛黄+人参)を、満量の半分(朝2カプセル)を飲むこととした。

 これからは随分といっぱいあれもこれも飲むことになるが、全部の価格はしめていくら?となると、牛黄製剤だけで1か月分約6万円にもなる。これにはビックリさせられる。当店のお客様で牛黄製剤を疲労回復(即効的に効く)のためにときおり飲んでおられる方が2名いらっしゃるが、1か月3万円くらいのもの。もっとも、我が女房となると、慢性心不全を抱えているゆえ、心臓の苦しさから脱却するために1日3カプセルを飲んでいるが。
 で、小生の場合、全部で1か月分いくらになるかというと、計算するのが怖い!
 まあ10万円は軽く超えるということにはなろうが、牛黄製剤で体はきっと元気この上ないとなろうし、がんのほうも少なくとも現状維持で留まってくれると思う。そう考えれば10万円は高くない、と言えよう。同業者には、月20万円もお買い上げいただけるお客様もざらにいるというし、本人(経営者)でそのくらい飲んでおられる方も何人かいらっしゃる。それに比べれば、おやさしいもの。
 牛黄製剤を飲み始めて2週間になるが、体が元気になったのを実感している今日この頃である。おおいに健康に投資しよう! 半分、破れかぶれだが。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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12.9「がんとの共生」のため「生き方を変えよう」 第1弾は「週休3日」の有効活用 [前立腺がんと仲良く生きる]

 小生の前立腺がんは、医師の判定では「悪性度は5段階分類で第4段階と高い。病期は4段階分類でC(ステージⅢ)と高い。」というものだが、他のがんと違って、前立腺がんは一般に進行が極めてゆっくりなようである。
 男の場合、がん罹患数のトップ4は、前立腺、大腸、胃、肺で、他の部位を大きく引き離している。死亡数は、肺がダントツで、大腸、胃と続き、これがトップ3で、がん死全体の5割を占める。以下、膵臓、肝臓、そして前立腺と続き、前立腺は全体の6%。
 この統計からしても、前立腺がんは「罹患すれど死ぬことはさほどでない」となる。
 病期が一番上の段階「D(ステージⅣ)=転移がみられる」であっても、5年相対生存率は65.6%、10年相対生存率は45.0%と高く、そうそう死ぬものではない。小生のステージⅢにあっては、10年相対生存率は98.5%と“死ぬことは極めてマレ”となる。
 しかし、前立腺がんの死亡者数はけっこうあり(がん全体の6%)、ステージⅢがやがてステージⅣに進んでお陀仏となる可能性は、ままあることになろうというもの。

 さて、ステージⅢのがんが見つかったところで、今までどおりの生き方、生活習慣を続けていけば、やがてステージⅣへ進むと考えたほうがよかろうし、ここで「生き方」と「生活習慣」を改めれば、がんはステージⅢで留まってくれる、と考えてよかろうというものだ。
 「生活習慣」の見直しについては、11月26日の記事に書いたように、これは容易なのだが、「生き方」を見直して「生き方を変えよう」というのは、具体的にどうすればいいのか、容易には思いつかないでいた。
 小生は、65歳になった頃に、仕事は無理せず、楽しく毎日を過ごそうと、この“一日一楽日記”を付け始め、心身ともにストレスから解放された人生を送ってきたつもりであり、もう10年も前に「生き方を変えよう」を実践してきたつもりでいるのである。ここにきて、この10年とはまた違う形に「生き方を変えよう」としても、すでに実践済みなんだから…となってしまい、新たな質の異なる「生き方」はそうそう思いつくものではない。

 ところで、「生活習慣」の見直しについては、「12.7「がんとの共生」のために生活習慣全般を見直そう」で具体的にあれこれ書いて、今、実行しつつある。その最大のものは、来年1月からの薬屋稼業の休業日数増大である。7年前に女房が高齢者になったときに完全週休2日にしたのだが、もう1日増やして週休3日にすることにしたことだ。今までの日・月曜日に土曜日を加え、毎週3連休にするというもの。

 さて、1日増えて5割増しとなる休業日を何に使うか。これをあれこれ思いめぐらせていたところ、“そうだ、毎月1泊2日で女房と湯治にでかけりゃいいんだ!”と思いついた。夫婦そろって温泉大好きであるゆえ。今までは年に4回ほどしか出かけられなかったが、これは、女房も慢性心不全という病を抱えているがゆえ、連休日に計画的に家事雑用をこなすも、1泊旅行で2日間つぶれてしまうと他の週に家事雑用がシワ寄せされ、体力的能力いっぱいいっぱいになってしまうゆえ、毎月はとても出かけられなかったのである。それが、週休3日となれば、家事雑用に余裕ができて、毎月湯治に出かけられるというものだ。
 女房に、そのように話をしたら、“いいわね、出かけられるわ、楽し~い!”との返事がすぐに返ってきた。“さあ、どこへ行こうか。計画するだけでワクワクする!”

 ここで思った。“楽し~い!ワクワクする!”ということが「生き方を変えよう」ということに直結するのではないか、と。今まで、そうそう“楽し~い!ワクワクする!”という出来事がなかったのだが、“楽し~い!ワクワクする!”ということが頻発すれば、それは「生き方を変えよう」ということになった証拠、と言えるのではないか。
 こうして、「がんとの共生」のため「生き方を変えよう」 第1弾は「週休3日」の有効活用。まずは、これをオーバーに喜んで、“楽し~い!ワクワクする~!”と、子供のように大はしゃぎすることにしよう。
 そして、なかなか思いつかないでいるが、“楽し~い!ワクワクする!”第2弾を、またゆっくり考えようじゃないか。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。1品は別のもの。46/で65点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。

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