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5.3 動物はそれぞれ賢い [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今日は当店セールの3日目、ベッタリと店に張り付いていた。しかし、客はまばらである。一日中閑古鳥が鳴きっ放し、といった状態だ。
 そこで、久しぶりに断捨離読書を始めた。ムツゴロウこと畑正憲氏の著が10冊ほどある。40数年前に買った本ばかりだが、その中で一番印象が深かったのが、ヒグマの子を育てた記録「どんべえ物語1、2」の2冊だ。
 これを一気に読み終えた。まったくの野生動物であり、すさまじいどう猛さを持つヒグマであるからして、容易にはなついてくれない。ムツゴロウさんが悪戦苦闘しながら、ついに信頼関係を樹立していく、そのドラマチックな共同生活ぶりに圧倒され続ける。読み終えて、ぐったり、である。心地いい疲れだ。
 そのなかで、記憶には残っていなかったが、興味深い件(くだり)があった。各種動物と寝食を共にするというやり方で動物を観察されてきているムツゴロウさんゆえの感触であろう。
 この本も資源回収に回してしまうので、以下に書きとどめておくことにしよう。

 大自然に生きるものとして、動物はそれぞれ賢い。その生活を知れば知るほどのっぴきならぬ能力を持っていて…知能が高いか低いかといって、一概には比べ得ぬ。
 知能と言う場合、後天的に学習する能力や、チンパンジーが箱を積み重ねてバナナをとるような高次の神経作用を指すことが多い。
 が、年と共に、僕はそれだけが知能ではないと思うに至った。感情の幅と言うか、喜怒哀楽の源となる生きる意志の大きさというか、命あるものの根底、特に哺乳動物の根底にはそれがある気がしてならぬ。そしてそのものこそ、月へ到達する技術を生む才智と並んで、人には欠くべからざる知能であると考える。あるいは字句の解釈が違うかもしれぬが、これほど滅茶苦茶になった日本の国土の上に人が住んでいることは、才智以外の知能の存在を考えざるを得ないではないか。
(引用ここまで)
 そして、ヒグマの子を育てる途中段階で、氏は次のように言っておられる。
 「あまりも人間的でかなわねえや」と、日記に捨て台詞を書いたりした。

  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3日前を思い出す。0点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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