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12.11 植物は偉大なり。ヒトはそれを食べて生きていける。 [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 小生の拙論「食の進化論」をブログアップし終えたのは11月30日であった。その後、これと関連する記事で、幾つかのブログで既投稿のものを「雑記編」として継ぎ足しすることとし、今日、それをやり終えた。
 その一つが「世界の食糧難を救った作物はなぜかアンデス生まれ、そしてこれからも」である。この記事にざっと目を通してみて、あらためて「植物は偉大なり」と感じた。
 アンデスは急激な造山運動で、数百万年で2千m隆起した。その昔は低地だった熱帯に繁茂していた植物は、年々地面が持ち上げられて環境がどんどん変わるも、動物のように元の環境を求めて移動することはできず、新たな環境に適応していくしか道はない。
 そこで、彼らはどうしたかというと、例えば、朝顔や昼顔といった奇麗な花を咲かせて種を付けるのがヒルガオ科の植物一般ではあるが、それが何と花や種を付けるのを止めてしまって、根っこを極端に膨らませてサツマイモに変身したのである。あるいは、ナスやトマトのように小さな花を咲かせて実を大きく膨らませるのがナス科の植物一般ではあるが、同様に小さな花を咲かせるも実も種も作らず、これまた根っこの所々に大きな芋を作るジャガイモに変身したのである。
 こうした、とんでもない大変身を見事に行い、我々ヒトの主食にもなる植物がアンデス高地には幾種類もある。また、アンデスの北に位置する中央アメリカの山脈やロッキー山脈(これらもアンデス造山と同時期に作られた)にも数多く我々ヒトの食糧資源になっているものがある。トウモロコシが筆頭に挙げられる。ヒマワリもそうだ。
 新大陸がそうなら、旧大陸のヒマラヤ造山運動でも何かが生み出されていてもいい。それが、案外少ない。米の原種は稗や粟といった極めて小さな種しか付けなかったようであるが、インドのアッサム地方(ヒマラヤの麓)で大粒化し、これは当地が高地化したからであろう。あとは中国雲南省が原産の蕎麦ぐらいである。ヨーロッパアルプスとなると、緯度が高くなるから植物は育たず、食糧資源となるものは皆無である。
 あらためて「植物は偉大なり。ヒトはそれを食べて生きていける。」と感じた次第。
 12月に入ってから、我が家の食卓にはヤーコン芋の料理がよくのぼる。これもアンデス原産でキク科の植物であり、ヒマワリそっくりの花が咲く。ただし、10円玉ぐらいの小さな花。芋はサツマイモにそっくりの形状であるが、澱粉は作らず、その前段階のオリゴ糖しか作らない。彼は激変する環境変化についていくのが精いっぱいで、光合成で作ったブドウ糖を澱粉にまで成長させられなかったのであろう。あるいは、まだ進化途上にあるのかもしれない。これが現代人に幸いした。飽食時代にあって、ダイエット食になるし、なによりも腸内環境を整えてくれる、すぐれものだからである。ヤーコン万歳!
 アンデス原産の様々な植物に感謝、地球の造山運動に感謝、母なる地球に感謝。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレならず

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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