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11.11 今年はまずまずの出来であった里芋、一族郎党に押し付けよう [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 ここ数年間、土壌改良をしつつ、里芋の無肥料連作栽培に挑戦してきた。しかし、ものの見事に失敗を重ねた。里芋は連作を嫌う代表的な作物であり、多少の土壌改良では連作障害を防ぐことは能わず、チョウ不作が続いたのである。加えて、無肥料初年度は前作の残留肥料が少しはあったろうが、生育はとんと悪く、ことのほか肥料を欲しがる作物であることも分かった。
 そうしたことから、里芋の無肥料連作栽培は、昨期であきらめ、今期からは今まで里芋を栽培したことがない畝で作付けすることとし、肥料も若干投入することにした。つまり、従前の輪作施肥栽培である。なお、里芋は湿気を欲しがるから、うちの畑で最も粘土質の多い、お寺から借りている畑(従前から、ここをメインに里芋を栽培)とした。
 今年の施肥は、3畝とも有機肥料粒をごく軽く撒いたうえ、植え付け穴に牛糞堆肥を1リットルを入れて植え付け、うち1畝だけは種粕も事前に適量撒いた。そして、追肥として3畝とも鶏糞を軽く撒いたところである。従前の有機肥料栽培に比べて、半量の施肥といったところか。
 そうしたところ、種粕を撒いた畝は、従前の有機肥料栽培に比べれば若干劣るが、上部の生育はかなり良くなり、芋の収量も従前の半分ぐらいと上出来であった。でも、種粕を撒かなかった畝は、上部の生育は明らかに劣り、芋の収量は3分の1といったところか。でも、昨年までに比べれば、数倍の収量である。
 なお、親芋の出来はというと、まずまずの大きさのものは数個しかなかった。従前の有機肥料栽培では全部が全部どでかい親芋になっていたが。やはり肥料不足であったのだ。
 さて、全部の収量はいかほどかというと、毎年、計量していないから不明だが、今年は自家使用分の数倍にはなろうか。子芋や形の悪い芋は除いて、かような量となった。例年、形が良くて大きくもなく小さくもない子芋は種芋に使うのだが、無肥料連作栽培時には優良な子芋の過半は種芋に回っていたのが、今年は、そのごく一部を種芋に回しただけだ。
 こうなると、今年の子芋は、ドサッと一族郎党に押し付けるしかない。また、親芋を欲しがる郎党も1人いるから、親芋の半分(今年は出来が悪かったから)をそこへ差し上げよう。幸いというか、今年は山芋の出来が悪く、山芋は少ししか送れないから、その不足分を里芋にしてしまったところである。
 ということで、今日、今年大豊作のホウレンソウと一緒に発送。
 まあ、しかし、里芋は、そうそうパクパク食べられるものではなく、皆が迷惑がるだろうから、来期は栽培畝を3畝から2畝に縮小しなきゃいかんだろうな。となると、空いた畝をどうする?ということになる。さあ、どうしよう。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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