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7.7 定休日にご来店のお客様に喜んでお帰りいただく [稼業]

 昨日、老婦人のお客様から電話があり、息子に車に乗せてもらって明日の日曜日に来店したいとおっしゃる。ちょっと遠いし、息子は日曜日しか休みがないから、ご無理願えないか、ということであった。
 小生も女房も特段出かける用事もないから、都合の良い時刻を聞いて事前に電話いただくことでOKした。
 お聞きすると、2回の入院を終え、近々息子さんが結婚し、息子夫婦と同居になるとのこと。自分は、病み上がりで何とか最小限の家事雑用がこなせるだけで、これでは嫁さんの手前、みっともない。嫁さんが来たときには、何とか元気な体になっていたい。
 ここまでは、昨日の電話で聞いたお話。なお、予算もいくら程度でと聞いている。
 顧客名簿に登載された方で、持病も分かっているから、お勧めできるのは、最初の1週間、10日はこれとこれで、そのあとはこれ。だいたい見当を付けておいた。
 さて、予定どおりの時刻に電話が鳴って、10分後にご来店。
 案外と元気そうだ。しかし、痩せられた。繰り返しの話を聞きつつ、最近、どんな食事をされているかをお聞きし、新たな疾病を知る。また、毎日、睡眠導入剤が欠かせないことも知る。
 そこで、滋養強壮漢方薬の提案。見当を付けておいたもので“いける”と感じられたので、自信を持って、お話をする。
 お客様も、話の最後には、“これで元気になれ、お嫁さんを迎え入れられるわ。”と、初めて笑顔が出る。
 お帰りの時には、午前中に収穫してきた夏野菜とグラジオラスの切花をお渡しする。またまた笑顔。
 お客様をお見送りするときには、“笑顔と健康が一番、これでお嫁さんを元気に迎えられますよ。”と励まし、安心していただき、ご本人も笑顔で“これで元気になれるわ。”とおっしゃってくださった。
 この間、約30分、女房と2人で接客したのだが、お客様の話を聞いてあげ、適切なアドバイスをし、お客様から笑顔を引き出し、笑顔でお帰りいただく。
 薬半分、笑顔半分。これで薬の効果が100%出るというもの。
 老婦人のお客様は、きっと楽しい同居生活に入られることだろう。
 それにどれだけか貢献できることになった今日の臨時時間営業であった。
 
 
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