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8.3 お通じ最高!原因はスイカの種の飲み込み? [稼業]

 小生は通常お通じは大変良い。ところが夏場になると便が硬くなり、時には便秘する。毎日野菜をけっこう食べていてもそうなる。
 ところが、(またまた、ところが、であるが)今朝は宿便が出たかと勘違いするほどに大量に便が出た。スカーッとして気持ちいい。
 原因は何だろう?と、考えてみるに、昨晩、生まれて初めて「スイカの種を全部丸呑み」したからではなかろうか。きっとそうに違いない。
 子供の頃、「スイカの種を食べると“盲腸”になる」と諭され、今まで面倒でも全部吐き出していた。しかし、そのようなことはない、というのが医学的見解であることは知っていた。でも、飲み込むのは何だか気持ち悪い感じがして、今までは吐き出していた。
 でも、(またまた、でも、であるが)冷静に考えてみると、全く問題ないことが分かる。ヒトに極めて近い種であり果物を主食としているチンパンジーは、その種を全部飲み込んでいる。もっとも、あまりに大きな種は飲み込みにくくて吐き出すようだが。
 彼らがそうしているのだから、ヒトがかように小さなスイカの種を全部飲み込んだとしても全く健康に問題ないことは推し量られる。
 加えて、果物自体がそのようにして動物に種を運んでもらい、離れた場所で芽を吹かせようと目論んでいるのだから、果物を食べる動物にとって「利はあれど害がない」のは必然のことだ。
 して、その利とは? これはやはり種が腸壁を擦り、排便を促してくれるのだろう。硬い固体が腸壁を刺激すれば、その弾みで腸の蠕動運動も盛んになろうというものだ。
 しかし、植物には動物に利を与えてやろうという気持ちは毛頭なく、長時間にわたって動物の腸内に種がいては、ひょっとして消化されてしまう恐れがあるから短時間で潜り抜けるべきだ、ということになるのであろう。
 こんなことどもを思い巡らしていると、何だか楽しくなる。
 しかし、(またまた、しかし、であるが)事実(というよりは真理)は違う。以上の考え方は、全て「目的論」で語っている。“こうしたいから、ああしたほうがいいから”、という発想が「目的論」と呼ばれるもので、自然界は全ての事象が「無目的」で起きているのであって、「目的論」で語っては誤りとなるのである。これが、自然科学を論ずる出発点の基本中の基本となる。
 でも、誤りと分かっていても「目的論」で語ることほど楽しいことはない。
 今晩もスイカを食べる。再び「スイカの種を全部丸呑み」するのだが、明日の朝のお通じは? それがどうでるか、今からこれも楽しみなことだ。
(翌朝追記)
 夕べはスイカを少ししか食べなかったので、後でメロンを切り、その種をワタとともに全部飲み込んだ。そして翌朝、見事に通常どおりのお通じがあった。やはり、種の排便効果であろう。
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