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2.6 珍しく夜中のトイレ行かずに済む [日々雑感]

 小生の寝場所は2つある。一つは生まれて以来の自宅で、もう一つは店の2階に居室があり、たいていは、こちらで女房ともども寝起きしている。
 親父が13年前に死んで、自宅の方はおふくろ一人住まいとなってしまったので、それからは週に2回自宅で泊まるようにしている。築50数年の木造であり、夏は涼しくていいのだが、冬は冷えに冷える。
 従前は自宅で泊まるときは布団を敷きっ放しの2階で寝起きしていたのだが、寒い日には夜中にションベンがしたくなり、眠気眼で階段を上り下りせねばならないことがあった。
 それが、寄る年波には勝てず、だんだんその頻度が増し、還暦過ぎの老体では階段の上り下りが危なっかしく、昨冬からは面倒でも居間に夜布団を敷き、朝上げるという生活に変えた。
 そして、今冬は、2階の物置に電気カーペットがしまってあるのを女房が見つけ、何年振りかにそれを居間で使うことになった。
 これがあったのを小生は忘れていた…物忘れも激しくなったものである…のだが、電気カーペットは実に有り難いものである。自宅に泊まったときに電気を入れれば部屋が暖まり、朝の冷え込みが大いに和らごうというもの。
 しかし、初回は設定温度が高すぎ、電気カーペットの上に布団を敷くしかなかったものだから、夜中に背中が熱くなって、低温やけどをしてしまった。あれからもう2か月も経とうというのに左肩の一部がまだ少々痒い。
 そこで、次回からは設置温度をうんと低くしているのだが、そうなると敷き布団はまずまず暖まるのだが、部屋がどれだけも暖まらず、夜中のションベンを1回は覚悟せねばならない。
 でも、緩い温度設定でも、朝方の体感温度は随分と違うから、昨冬よりも室内温度はけっこう高いことだろう。朝、目が覚めたら、さっと起きられるから有り難いものだ。

 さて、今朝の冷え込みは天気予報では今冬一番の厳しいものとなるとのことであった。何と氷点下4度。(実際には氷点下2.0度)
 そうなると、夜中に1回は必ずトイレに行かねばならぬと覚悟していた。
 ところが、尿意を感じて目が覚めたときには外が明るかった。時刻は7時少々前。何と夜中のションベンをせずに済んでしまった。
 なぜだろう?
 “良かったあ!”と思う前に、疑問の方が先に湧いてきた。
 冷え込みがない日でも、こうしたことは滅多にない今冬であるからだ。
 強いて理由を挙げるとすれば、果物大好き人間の小生だが、昨晩は風呂上りに小さなミカン2個だけで我慢したからであろうか。
 さすれば、寝しなに果物を食べなければ良いことになるのだが、果物がない日には、“餓死するー!”と女房殿に冗談(半分本気)で物言いするほどの小生であるゆえ、果物なしでは生きていけない…と思うほどに果物は毎日欠かせない。
 よって、果物なしで夜中のトイレがなくなるかの臨床データは採りようがない。
 ここは、電気カーペットの威力は大したものである、として理解しておこう。
 いずれにしても、電気カーペットはもう離せない。これからずっと毎季甘えさせていただこう。

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