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2.8 そんなに頑張らなくてもいいよ。ありのままのあなたが一番。 [学び]

 2月1日と昨日、みやがわみちこさんの「なんでも仙人」について取り上げました。読後感想を一言で言えば、
 『やった~っ!もっともっと楽になれるんだ~!』 by なんでも仙人
となります。おおいに“らく”して生きなさい、というものです。ただし、これには次のとおり注釈が付いています。
 (仙人の声) わしの言う「楽に生きる」とはな、怠けることではないのじゃ。楽に生きるとは、「自分も相手も楽になれる生き方のことじゃよ。つまり「こだわりをなくす」ということじゃな。

 また、2月1日に小林正観さんの思想の一端として「他人に頼ってひたすら感謝する」を紹介しました。これは氏の著「ただしい人からたのしい人へ」を読んで、小生がそう感じたものです。
 氏は本書の巻頭で、次のように言っておられます。
 「正しい」という価値基準ではなく、それをやることが「楽しい」のかどうか、ということを物差しに置いてみてください。もしかすると、今までにはない、楽しく、幸せで、心穏やかな時間が待っているかもしれません。

 ところで、今日、開店準備を終え、女房が何やらした後で、ニコニコと満面に笑みを浮かべているではありませんか。どうしたんだ、と聞くと、日めくりをめくって表題の一日一語が良かったから、と言う。
 どれ、と小生も見てみると、草花とお地蔵さまの絵に一語が書かれている。小生は一語に目が行ったのだが、女房はお地蔵さまの微笑みに目が釘付けにされたようである。その日めくりは、
   御木幽石「一日一語 幽石の言葉めくり。花心草想」
 これは31ページもので、順次めくって1か月経つと、また1ページ目に戻るというもので、何年でも使えます。その裏表紙に書かれているのが次の言葉です。
  野にある ちいさな草花 のように 風にも雨にも 夏の暑さにも まけない
  そんな強く 優しい しなやかなこころで 今日を一日。

 なんでも仙人、小林正観さん、幽石の言葉めくり
 これらは皆共通しているように思えます。小林正観さんの著「ただしい人からたのしい人へ」の目次の言葉を借りて言うとなれば、(第1章)「楽しい生き方」、(第4章)「やわらかな生き方」、(第5章)「力を抜いて生きる」といったことになるでしょう。

 さて、21世紀の日本は「こころの豊かさを求める時代」ではないでしょうか。20世紀は「物の豊かさを“頑張って”求めてきた時代」であったことでしょう。それに対して「こころの豊かさ」を求めるには“頑張り”を必要としません。単なる「気づき」でいとも簡単に手に入れることができるからです。
 小生は歴史には疎いのですが、古今東西の「こころの文化」を比較してみるに、今も昔も日本人ほど「こころの豊かさ」を持ち合わせている民族は少ないのではないかと思われます。
 昨日、今日と、「こころの豊かさ」の気づきに、たっぷりと触れさせていただき、ますます「楽(らく)して楽(たの)しく」生きていく道を進んで行きたいと思ったところです。

 ところで…またまた、ところで、ですが…今冬は雪が積もらなさそうで助かると思っていたのですが、天気予報が当たり、朝から雪が降っています。みぞれ混じりでベトベトの雪が駐車場に1、2センチ積もっています。これだけなら、雪どけはズルできそうですが、テントに張り付いた雪がドサッと落ちる恐れがあり、これを落としてその雪をどけなければいかんです。これまでズルして楽をするわけには参りません。表題の「そんなに頑張らなくてもいいよ。」の範疇には入らず、ササッと雪どけをしたところです。
 少々寒く、少し濡れたものの、動いたお陰で体が温まりましたし、気分は、日めくりのお地蔵さまの微笑みのごとく、にこやかにお客様のお出でをお迎えすることができるようになりました。
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