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5.12 いつまでも続く常識が非常識の農業 [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 ここ十数年、ヒトの食性の変遷を興味深くいろいろと調査研究、といっても気まぐれ的に多方面からあれこれ覗いているだけだが、人類の農耕開始とそれに伴う新石器時代の到来と目覚しい技術革新の始まり、そしてそれを元にした文明の始まりと民族間の相互侵略の恒常化、さらにはそうした変化(「発展」とは言いたくない)に基づくであろうそれぞれの民族の民族文化の形成、といったものが、ヒトの食性の変遷と密接不可分な関係にあることを思い知らされたところである。
 小生が何よりも興味を持っているのは、やはりヒトの食性の変遷であり、ヒトはそれにどこまで対応できているか?ということであるのだが、人類が農耕を開始して以来、農産物というものが登場し、自然界に存在していた物とは異質のものを食べるようになった感がしてならない。よって、自然産物と農産物を分けて考えねばならなくなった。
 幸い、うちには広大な畑があり、ここ数年来、農法の改革を趣味的にあれこれ始めたところであるが、難問続出である。
 化学肥料がいいのか、有機肥料がいいのか、これは答が出ているかと思いきや、そうでもないことを先日知った。土は耕したほうがいいのか、不起耕がいいのか、近年は自然に従い不起耕がいいという流れがあるが、これもそうではないことを先日、併せて知った。
 常識が非常識となり、はたまた非常識が常識と思っていたものが逆転されて元に戻ったり、違う方向に向かったりする。
 農業ほど難しいものはない。考えてみれば当然のことだ。相手は大自然であり、野菜一つをとってみても、生き物としての野菜そのもの、土壌中の微生物相の在り様、土質、気象と、4部門の大自然が複雑に絡み合っているのであり、最低限この4元連立方程式を解かないことには答は得られないのである。
 あまりにも農業は奥が深すぎる。人類が農耕を始めて1万年になろうとするが、良質の農産物を得るという面では全く進歩していない。1万年もの時間が経っていてもである。
 そうしたなかで、光明も射し始めた。今日で、やっと読み終わった次のサイト。
 炭素循環農法 百姓モドキの有機農法講座
 炭素循環と単純をひっかけて、「たんじゅん農」と呼ばれる、いたって簡単、楽々農法といったものであるが、言葉通りにそうそううまくいかないのが農業であり、取り組むとしても相当の覚悟をもって取り組まねばならないのは当然のことであろう。
 そのポイントはつかめたようなような気がするから、おいおいこの農法を取り入れていきたいと思ったところである。
 夢は膨らむ、本物の野菜作り。しかし、実験は20回程度しかできない。野菜作りは、1年に1回しかできず、20回やれば小生は概ね90歳となっているからだ。
 夢半ばにしてご臨終。これは承知しているが、まだまだチャレンジできると思っている。70歳近くなっても、どうゆうわけか好奇心だけは餓鬼の頃と比べてどれだけも衰えていないようだから幸せであり、また、不思議でもある。人は、こうした小生を変人という。有り難い評価である。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち2品なし。4/6で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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