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11.2 韓流100話(その2)「犬肉をだまされて食う」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第2回。
11 ボシンタン
(著者が奥方にだまされたお話)
 …韓国の栄養料理と言えばボシンタン。ボシンタンは漢字で書けば「補身湯」となって、体に栄養をつけ補強するための食べ物である。韓国では犬の肉を料理したものをこのように呼んでいる。日本では馬の肉を食べるが、韓国では馬の肉はふつう食べない。馬肉を食べると言うみなちょっと驚く。国によって習慣がちがい、食べ物もちがうのは言うまでもない。だから犬を食べるということについてなんら偏見はなかった。しかし自分が犬を食べるとなると、ことはちょっとちがってくる。やはりあの可愛い目をした犬を食べると思うと、どうしても口がついてゆかないのだ。…自分が食べるとなるとやはり拒否感がある。
 そんなある日…うちのお昼ごはんで「ユッケジャン」が出た。ユッケジャンはわたしの好物の一つだ。牛肉の辛煮とでもいったらいいだろうか。
「おっ、今日はユッケジャンか。いいね」とわたし。
「時間がかかったのよ」と妻。…
「うまいね。でもなんとなくいつもの味とちがうような気がするけど…」
などといいながら無事昼御飯は終わった。そのユッケジャンがまた出てきた。…
「ユッケジャンか。食べられないことはないんだけど、なんとなく生臭いような気がして、昼も晩も続けて食べるのはちょっと気がひけるけどな」
 とわたしは思わず言ってしまった。すると彼女が、言いにくそうにしながら、
「あれ、実はボシンタンだったのよ」
と、のたもうた。えーっー! 犬の顔が脳裏に浮かんでは消える。口の中でもがく犬の気配がする。これはたまらん。…心にもなく純潔を奪われたような気分だった。…
<著者の注>
 ボシンタン:本来は「ケジャンクク」つまり「犬鍋」と呼ばれていた…。夏に多く食される。…犬の一物がまた美味という。…一方馬の肉はジュジュド(済州島)では食べるそうだが、普通の韓国人は馬の肉は食べない。「馬肉を食べる」と言うと、「うわあ、野蛮だな」といった目で見るのである。
(引用ここまで)

 小生は何でも食べるも、やっぱ犬肉は遠慮しときたいです。
 ところで、何年か前に奥飛騨だったか信州だったか山奥の温泉旅館に泊まったとき「馬鹿競演」という一品料理が特別メニューに載っていた。“人をバカにした、そんな料理名はけしからん!”と一瞬思ったのだが、説明書きには馬刺しと鹿刺しを一皿に盛ったものとあった。馬刺しは好みだし、鹿刺しは食べたことがないので、ぜひ賞味したかったのだが、品切れ中とのことで、残念ながら「馬鹿競演」にありつけなかった。一度食べてみたいものである。
 ついでながら「犬猿競演」という料理はないのだろうか。飛行機以外の鳥とテーブル以外の四つ足は何でも食べる中国人とのこと。きっと中国では「犬猿競演」も食っているのでは。だまされて食った日本人は吐き戻しそうになるのは必至だろうが。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。うち1品なし。3/4で75点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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