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11.15 保健所の立ち入り検査が2つとも無事にパス [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月25日に記事にした、外国人申請の飲食店開業許可が、数日前の保健所係員の立ち入り検査を無事にパスし、間もなく許可が下りるようだ。その際、水道水の残留塩素チェックが行われ、基準を少々下回るから、大家さんに言って塩素を濃くしてもらってくださいとのことであった。
 小生が大家で、うちの下駄ばきアパートの原水は井戸水であり、これを地下から汲み上げるときに滅菌装置から次亜塩素酸ソーダ液が自動的に混入するようになっている。そして、送水管で屋上の給水タンクに揚げ、自然落下で各区画へ配水している。毎月の検査機関による濃度チェックにおいても基準値ぎりぎりか下回ることが多いが、そこは大目に見てもらい、基準値どおりの数値として報告書に書いてもらっている。
 その基準値は1ppmで、この程度であれば緑茶を入れたとき、おいしさにほとんど差はないが、町の水道となると水源は地下水だが3ppm程度の残留塩素が検出され、緑茶が明らかにまずく感ずる。よって、うちのアパートは1ppmを少々下回るように管理しているのである。
 ところで、アパートは20区画であるゆえ、その規模から基本的に「専用水道」に分類されるが、1日最大最高使用量実績が基準以下であれば免れるも、飲食店が4店も入居しているので免除規定は適用されないようで、保健所の指示で「専用水道」の届け出をさせられている。
 その昔は、そうした規定の適用を受けることはなく、飲食店があるがために滅菌装置を取り付け、極めて薄い、形ばかりの塩素注入をしていた。ところが、規制がだんだん厳しくなり、毎年立ち入り検査が行われるし、水質検査項目も大幅に増えて検査料は年間32万円にもなる。加えて、事務手続きも大幅に増え、10数年前から専用水道管理者の届け出もし、毎日検査の記録以外に、毎年2回、検便もせねばならぬ。
 かように規制というものは時代とともに厳しくなっていく。アパートの場合、他には消防設備がそうで、いやがおうにも大変な設備投資を強いられる。さらに、行政指導で耐震診断や耐震補強、アスベスト(石綿)の健康被害防止措置をさせられるが、これらについては馬鹿々々しくて無視している。
 話が横道にそれたが、数日前の保健所による飲食店立ち入り検査に引き続いて、今日は専用水道の立ち入り検査が予告されていた。よって、3日ほど前に残留塩素が基準値を十分クリアするよう、滅菌器のタンクに次亜塩素酸ソーダを足しておいた。
 それによって、今日の検査官による残留塩素チェックはパス。毎日検査記録表もパス。水源の蓋にカギがかかっているのをチェックされ、滅菌装置が入った物置小屋内をチェックされ、いずれもOK。これにて、検査終了。
 なお、行政指導で毎年言われることが、屋上の給水タンクを年に1回は清掃せよというもの。タンクを更新してからちょうど10年経つが、今まで1回も清掃したことはない。気になっていたのはタンクの底に砂が溜まっていることであるが、これが増えれば蛇口から出る水に濁りがくる。検査機関による毎月検査では濁りは検出限界以下となっているから、10年間、何もしてこなかった。
 そうしたところ、7月末に給水タンクへ水を揚げる送水管に穴が空き、大量に水漏れするというトラブルが発生。業者と相談し、送水管取り換えという大掛かりな工事をすることとし、それまでの約20日間は応急措置でしのぐこととした。しかし、送水管の破れがだんだん拡大したのか、工事直前には、お昼どきに飲食店が大量に水を使うがためにタンクが空っ空になり、砂の混じった濁り水がちょろちょろとしか出なくなり、それがしばらく続いた。よって、大量に水を使う飲食店2店に節水を呼びかけ、かろうじて給水でき、事なきを得た。
 こうしたことがあって、タンク底の砂はこのトラブルのお陰でほとんど除去されたことであろう。お陰でタンク清掃の手間が省けたというもの。不幸中の幸い。
 そこで、今回のタンク清掃に関する行政指導の受け答え。検査官曰く:“今年は給水タンクの清掃はされましたか” 小生の返答:“ええ、8月に” 検査官:“業者に委託されて” 小生:いや、自分で” 検査官:“タンクの内側を擦ったり、砂を洗い流したりとか” 小生:“ええ、まあ”
 こんなやり取りをしたから、清掃はやったことになった。よしよし、である。 

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
懇親会で外食につき脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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