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2.28 うちの金柑は少しずつ色んでくる [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 うちの柑橘類は裏表を繰り返し、今季は表年になっているが、金柑はさほどのことはなく、一昨年13kg、昨年10kgの収穫となった。今季は一昨年並みになろうか。
 だんだん色んでくるから、十分に色んだ実から収穫している。2週間前に3.3kgを収穫し、息子夫婦の所へ送った。数日前に撮った写真は次のとおり。

DSCN0727.JPG

 左側が金柑で、随分と大きな木である。右側は小さな木だが、これはユズで全部収穫済み。株間が狭いので、何年も前からごっつんこしだしており、枝が交錯する箇所は生育がいい金柑の枝をばっさり剪定しているから、金柑の木は傾いた形状となっている。
 さて、今日、十分に色んだ実3.8kgを収穫した。半分は女房が金柑酒づくりに使い、残りは当店のお客様に差し上げる。まだ十分に色んでいない実が半分は残っていよう。これも当店のお客様に差し上げることにしている。
 ところで、「色む」という言葉は、日本国内たいていの所で通用しないようだ。大学は東京で寮生活していたから、全国各地から学生が集まっていたのだが、“よう色んどるな”と小生が言ったら周りの数名は何のことか理解できなかった。今でも鮮明に覚えている。「色む」とは方言なり、と。
 今日、調べてみると、「色む」は江戸時代にはよく使われたものの、 現代の方言としては中部地方に残っているだけとのこと。こうしたことから、このブログでは、「色む」の代わりに「熟す」という言葉を使ってきた。
 しかし、金柑の熟し具合を表現するには、やはり「色む」がいい。柿も同様だ。硬さに変化はないが、だんだん色が濃くなり、金柑ならだいだい色、柿なら柿色に変わったときが食べ頃となる。ともに表現しずらい色だが、これは長年収穫していれば、目が覚えてくれている。
 そうしたことから、これからは、このブログでも方言を連発したいと思う。「色む」の意味が分からない人はネット検索すればたちどころに分かるというもの。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(2) 
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コメント 2

天安

金柑酒、いいですね。
わたしは金柑の木を見るのは、このブログがはじめてです。
カmサハmニダ。おしょうしな。すばらしい。
「色む」。いいです。
すごく腑に落ちる発音ですよね。どんどん使ってください。
「柳あおめる北上の」の「あおめる」などもいいですよね。

by 天安 (2021-03-03 10:50) 

どろんこ

天安さん、コメント有り難うございます。
もっと頻繁に写真をいれなきゃいかんですね。
「色む」をご理解いただき、うれしいです。お言葉に甘えて、これからどんどん使うことにします。
金柑を売っているのを見たことあるんですが、値段が“どえりゃあ、たけえ”のにはびっくりしました。当地ではありふれたもので、あちこちの家でよく見ますから安いものだと思っていましたが。
ところで、“どえりゃあ”は名古屋や岐阜の方言ですが、これは少々下品ですから、あまり使わないようにしています。
「あおめる」は「青める」とすっと理解できますね。たしかにこれもいい言葉と感じました。
by どろんこ (2021-03-03 16:42) 

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