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8.19 メガネをかけ忘れたまま軽トラで畑に行く [日々雑感]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 朝の着替えの後、テーブルの隅にいつも置いているメガネをかけて玄関を出る。頭で何も考えなくても、無意識的に自然と手がテーブルに行き、メガネを顔にあてがっているのである。これを忘れたなんてことはちょっと記憶にない。歳を食った脳味噌は忘れっぽくなったが、手のほうはまだまだ頭脳明晰の状態にある。
 ところが、今朝は、手のほうが失念した。眼鏡なしで玄関を出て、外便所で用足しし、たばこを一服しながら長靴を履き、籠を準備し、軍手をはめ、軽トラに乗り、畑に行く。野菜やメロンの収穫をして家に戻り、自宅前の畑で野菜をあれこれ収穫をし、野菜を洗う。さらに、種取り用に発酵させておいたメロンやゴーヤから種を取り出し、水洗いを行った。
 ここまで、玄関を出てから30分以上は経っている。流し台で水洗いをしていると、じっと立ったままでいるから、蚊が必ずやってきて顔のあちこちを刺す刺す。過去何十年も蚊に何度も刺され続け、年老いた体であるゆえ、蚊の毒素に対して、もう10年以上前から免疫許容の状態になっているから、刺された箇所が腫れることはない。刺し跡が少々痛痒いだけである。これも、タオルでざっとなでるだけで違和感はすっと消える。
 作業を終え、少々痛痒さが残っていたので、タオルで顔を拭くべく、メガネを外そうとしたのだが、手が滑る。手をどこへ持っていけばメガネをつかむことができるかは、手が知っているはずである。“お前の手はバカか”である。眼鏡をつかみなおそうと、もう一度、手を顔の横へ持っていって、初めて気が付いた。
 “あれ~ッ、メガネがない!?” “どこかで落としたか!?”
 そんなことはない。最初からメガネをかけていなかっただけのことだ。そこで、家に入り、いつも置いておくテーブルを見ると、ちゃんとそこに置かれたままだ。
 あきれて物も言えない。そこで思った。“俺の目は歳食って逆によう見えるようになったのか!?” しかし、そんなことはなかろう。そうではなくて、メガネをかけていても昔のようにはよう見えんようになってしまったのだろう。
 長時間メガネをかけていると鼻や耳が痛くなるから、最近、閉店後はメガネを外して晩飯を食うし、テレビも裸眼で観る。食いものは間近にあるし、テレビ画面は大きいから、これで不自由しない。視力はたしか0.2ぐらいだったと思うから、近視の度合いはさほど強くないし、使っているのは遠近両用メガネだが、老眼の度合いも小さく、メガネなしでも小さな字もなんとか読める。
 何年か前、夏に百姓仕事をしていて、顔から噴き出す汗をぬぐう度にメガネを外さねばならず、視力がそれほど悪いわけではないから、メガネなしで畑仕事をしたことがある。不自由しなかったが、外したメガネをどこかに置き忘れる恐れがあるから、滅多に外しっぱなしにすることはしていない。
 習慣というものはけっこう頑固なものであり、習慣を変えるのは容易ではない。でも、メガネなしでも不自由しない閉店後の晩飯やテレビ鑑賞は概ね習慣化できたところであり、これからは百姓もそうしたいものである。汗をぬぐったり、蚊の刺し跡をタオルで拭いたりするのにはメガネなしがどれだけ楽か。
 問題となるのはメガネの置き場所だが、車で出かけたときは車の中に、自宅前の畑の場合は納屋の所定の位置に、いつも決まった場所に置いとけば、なくすことはなかろうし、かけ忘れもしないだろう。もっとも、今朝のようなことはこれから頻度が高まろうが。これは歳だからしゃあない。
 いやーあ、今朝は失敗、失敗。でも、ケッサク。そう思った次第です。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
7品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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