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10.20 無理のない1日の生活リズムは90分刻みになっている [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 大学の授業は1コマ90分となっているのが大半だ。社会人になってから説明会であったり講演会といったものも90分というものが多い感がする。なかには3時間というものがあるが、その場合は真ん中で休憩が入る。
 これは、どうやら話を聞くのに集中できる限界が90分であること、というよりは先生や講師が連続して話を聞かせる体力的・頭脳的限界が90分ということからであろう。小生もサラリーマン時代や商売を始めてしばらくしてから講師を幾度も勤めたが、集中して話を聞かせるには、やはり90分が限界だった。
 この90分という時間、これは実に面白い生活リズムになっていることを知った。三木成夫(1925年生まれ、 1987年没:解剖学者、発生学者)が晩年になって書かれた「生命とリズム」、「内臓とこころ」を読んだところ、次のように書かれていた。
 『生まれたばかりの赤ちゃんの哺乳・睡眠の1サイクルが約90分となっており、これが赤ちゃんの生活リズムになっている。これが元になって、大人になってから日中の覚醒・休憩の1サイクルが約90分となり、これが大人のリズムにもなり、大学の授業が90分になっている。』
 なるほど、面白い着想だと思った。
 そして、本には書かれていなかったが、大人の睡眠のリズムは、まさに赤ちゃんと同じでレム睡眠(浅い眠り)・ノンレム睡眠(深い眠り)が1サイクルになって、これが約90分である。もっとも個人差やその日の体調の違いによって約120分ということもあるが、寝付いて2~3サイクルすると時間は短くなる傾向にある。
 してみると、1日を24時間としたのは先人の大ミステイクで、1日を16時間とすべきであったのである。昼を8区分し、夜も8区分すれば、うまいことヒトのリズムにマッチするものを、である。
 もっとも、当時の古代人は、10進法と12進法を採用するのが、何かと生活に便利であったと考えたから、そうなったのであろう。もう、その時代には文明が発生しており、ヒト本来の生活リズムより社会経済を優先させる状態になっていたのであろう。
 いずれにしても、90分という生活リズムは実に面白いものだ。そこで、赤ちゃんのリズムと大人の睡眠リズムの相関を取り上げ、別立てブログで記事にした次第。ご覧あれ。
 秋の夜長は早めに床に就き背筋を伸ばして8時間は仰向け寝を

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
8品思い出す。1品は別のもの。7/9で80点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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