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7.16 アフガニスタン まだまだ支援が必要 カンパする [奉仕活動]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今般のロ・ウ紛争は本質的には米ロ2大国の覇権争いと思うのだが、そうした例は過去、枚挙にいとまがない。そうしたなかで、一番哀れな国はアフガニスタンであろう。近年、ソ連がちょっかいを出したかと思えば、引き続いて米国がちょっかいを出す。他民族・多言語・他宗派の国家ゆえに、内部対立を煽るのはいとも簡単だ。
 そうした混乱の中からパキスタンの傀儡として登場した過激な教条主義のターリバーンが、今や米国もロシアも介入しなくなったから、好き放題で圧政を始め、反ターリバーン勢力を一掃しようとしている。しかし、現政権のターリバーンは本家パキスタンとぎくしゃくしているようであり、また周辺国(トルコやイラン)の干渉もあるようで、いつまで経っても内紛は治まりそうにない。
 アフガニスタンには手付かずの地下資源がけっこうあるようで、石油、天然ガス、銅や鉄そしてレアメタルが眠っており、最近、中国が触手を伸ばしており、政権に関与しそうな雰囲気だ。地勢としては乾燥した広大な山岳地帯が大半であり、灌漑に頼らねば農業生産はほとんど不可能で、そのなかで換金作物の主力になっているのは、アヘンであって世界中に密売され、ターリバーン政権の唯一最大の資金源になっている。
 こうしたアフガニスタンにおいて、当初(1983年~)は医療支援で活動しておられた中村哲医師(支援組織はペシャワール会)が、必要な支援は農業基盤整備だと悟り、2000年以降、井戸の掘削や農業用水路の整備に取り組んでこられた。その中村哲医師も武装勢力(パキスタン・タリバン運動)に銃撃され、お亡くなりになった。でも、氏の遺志を継いだペシャワール会は農業基盤整備を中核に据えて活動を継続されている。
 そのペシャワール会から年次報告が先日届いた。ここ何年か、年末に当会に寄付をしているからである。アフガニスタンでは最近大きな地震もあった。そうしたことから、昨日、年末を待たずに寄付をしたところである。
 一方で、大学寮時代の同期生が仕事の関係でアフガニスタンと関わりが深く、現ターリバーン政権になってから、サイト「ウエッブ・アフガン」を立ち上げ、今般の地震救援のための募金呼びかけも行ってきた。これは女性支援のものである(「RAWAと連帯する会」)。彼のサイトをときおり見ていると、現ターリバーン政権の設立当初には女性教育も引き続き行うような表明をしていたのだが、その後において教条主義丸出しに舵を切り、女性教育を不用としてきている。これには腹がたつ。よって、ここにも寄付をしたところである。
 低開発国に必要とする支援は、食糧でもなく医療でもない、農業基盤整備と教育だ。この考えに小生は固執している。だから、農業基盤整備に力を入れているペシャワール会に寄付するのであり、もう一つ教育支援については以前からピースウィンズ・ジャパン(これが立ち上がった頃は井戸掘り支援で、子どもたちが水汲みから解放されて教育を受けられるようにすること。今はでかい組織となっている)のピースワラベ(子どもの教育支援)へ寄付をしている。
 今年は、2つのNPO組織へ早々と寄付をしたが、残りは年末に今、紹介したもう一つの組織へ寄付をしようと思っている。その総額は小生が1年間で受け取る年金の1か月分と些少ではあるが、どれだけかのお役に立てるのではなかろうか。
 なお、以前にはユネスコに寄付していたが、これは政府組織につき、いかにも効率が悪い上に、末端に届くまでにかなりの部分が消えてしまうという状態にあるようで、寄付金を100%生かしてくれる、信頼のおけるNPO組織へ寄付したほうが、何倍も支援効果が上がろうというものである。ということで、自己満足的に毎年、NPO組織へ寄付している小生。
 皆さんもよろしかったら寄付をお考えください。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
7品思い出す。他に1品。7/8で90点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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