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1.9 心がケチな人よ、愛情の「出し惜しみ」はするな [学び]

 齋藤茂太さんの著“「あなたと会うと元気になる」といわれる人の共通点”の1節に次のものがあります。

 心がケチな人よ、愛情の「出し惜しみ」はするな
 お金の扱い方で「ケチな人」がいる。同じように、自分の心の扱い方で「ケチな人」もいる。よく目につくのが、「親切な心」を出し惜しみしている人だ。
 電車の中で、お年寄りに席を譲ろう……と思いながらも、恥ずかしい。それで結局、「私がしなくたって誰かするだろう」と思って動かない。なんというケチな人だろう。
 (中略)ある人の話だ。通勤する道にゴミが落ちている。拾えば気持ちもすっきりするのだが、「誰かがきれにするだろう。」とほうっておいた。しかし、半年経っても、そのゴミは朽ち果てながらそこにある。
 それがどうしても気になって、ある日曜日に、意を決してゴミ袋をもって行って、捨てた。それだけのことをするのに半年もかかった。しかし次の月曜日からは、すっきりした気持ちで通勤できたとのこと。
(中略)みんな、気持ちはある。しかし、ケチなのか、なかなか実行できない。
(中略)心がケチな人ほど、心の中にすっきりしないものを抱えているものだ。

(小生補記:我が岐南町では、奇数月の第3日曜日の朝、みんなで町内清掃を行なうことになっている。出て来ない人もいれば、いやいややっている人もいる。でも、ゴミを拾ってきれいにすると、何だかとっても楽しくなってくるではありませんか。“誰だ、こんなものを捨てやがって!”などということは考えずに、“道路さん、こんなゴミ、いやでしょ”と、素直にゴミの存在に注目すればいいのでは。)
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