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10.10 一人では何もできない。しかし、あらゆる変革は一人から始まる。 [学び]

 一昨日届いた「みやざき中央新聞」の記事を昨日見たら、表題の内容のものがありました。事例は2つ。うち一つはイタイイタイ病で有名な水俣市の若い市の職員。暗く沈みかつ対立構造にある市民。
「みんな愚痴ばっかりだ。みんな、無い物ねだりしている。」
 これを何とかしなきゃと、
「“愚痴”を“自治”に変えよう。無い物ねだりを『あるもの探し』に変えよう。」
と、自分一人でイタイイタイ病患者の家を1軒1軒回り、意識改革を始めます。
 これが切っ掛けとなり、市役所がそして市民が「国や県は何もしてくれないのだから、この町を変えるのは自分たちしかない」ことに気づき、輪が広がって、日本最高の環境都市に生まれ変わったそうです。
 すごいですね。
 また、小生の先輩でブログ仲間にさせていただいている方(一宮市在住)は、つい最近、素人ながらお一人で「自然農法による自給自足農業」への取り組みを始められました。この先輩も「一人では何もできないが、しかし、あらゆる変革は一人から始まる」と燃えておられる“青年”で、変革者です。農業に関する知識・ノウハウは、既に百姓歴十数年になる小生を追い抜かれました。小生の農業への取り組みも、この方に引っ張っていってもらいたいと望んでいるところです。きっと輪が広がることでしょう。
 その先輩から、昨日、「岐阜市にスゴイ建設会社がある。談合は拒否するし、市の設計金額は高すぎるとまで言う。その会社の社長さんの様々な考え方にいたく共鳴した。」と、メールをくださり、また、ブログでも紹介されました。この建設会社の社長さんも変革者です。これも、きっと輪が広がることでしょう。
 そして、今朝、その先輩から、昨日小生がメール返ししたことを踏まえて、「あなたはマレにみる変革者だ」とお褒めの言葉を頂きました。とんだ誤解だと恥ずかしくなり冷や汗たらたら、です。単に「こつこつと一人で我が道を行く」ということをやっているだけのことなんですから。
 だからして、小生のやっていることが切っ掛けになって世の中が変わることは、奇跡のまた奇跡でも起きない限り有り得ないのですが、どんなことでもおだてられりゃ気分がいいものです。
 昨日、今日と、「変革者」に関することが幾つも小生の目に入り、暗く沈んだ今の世の中ですが、きっと何とかしてくださる変革者が初めはお一人ですが、まずは登場され、そしてそれに共感し皆で盛り上がって、この世を変えていくことができそうな希望が持てる感じがしてきました。
 明るく楽しい気分にさせていただけた今日一日です。
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