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1.21 “薬食い”に誘ったら満面の笑みを浮かべたおふくろ [おふくろ]

 昨日、奥飛騨温泉に行った帰りに高山で、お値打ちな飛騨牛のカルビ切り落としを買ってきた。それを昨晩、おふくろを誘って娘を加えた4人で“薬食い”することにした。
 12月25日に別立てメインブログ「薬屋…」で書いた記事「“行く人を皿でまねくや薬食い”(小林一茶)の“薬”とは?」で紹介したとおり、たまに食べる獣肉は“薬”なのであるから、カルビ焼きは正しく“薬”なのだ。
 ところで、おふくろには頭に来ることが多く、このso-netブログで別立てにしている「腹たち日記」でも、1月14日に「滋養強壮薬を飲まなくなった横着なおふくろに怒り心頭」と題して、日頃の怒りを爆発させたところであり、おふくろと一緒に食事などしたくない気分であって、とても「皿でまねくや」とは参らない。
 しかし、そこは孫娘がクッション材となる。一緒に食事をするとなれば、娘を間に入れて、話は娘を経由すればよい。もっとも、耳が遠いおふくろだから、娘との会話もほとんど成立しないのだが。
 こうして、4人で“薬食い”することにしたのだが、先ずは熱燗で家族の健康を祝して乾杯した。そのときのおふくろは、満面に笑みを浮かべて、この上なく幸せそうな顔をしていたから、「薬食いを皿で招いて」、ほんと良かったと、つくづく思った次第である。
 それにしても、おふくろは“薬”をよう食う。皆であきれ返るほどに。
 これでは、漢方の滋養強壮薬をあんまり飲まなくなったのも、うなずける。
 どちらがそうなのか分からないが、正真正銘の“薬”でもって滋養強壮効果が大きく出ているから、95歳の高齢ながら、いたって元気なのであろう。
 いずれにしろ、おふくろが元気なのはあり難いことだ。
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